昨日の続き

近所の営農集団の人たちが綿子さんに困っていたというのは直接聞いたことがある。

綿子さんが入院してしばらくした頃、茂造さんの洗濯物を取り込んでいたら営農集団のメンバーの方が訪ねてきた。

「綿子さん、最近見かけんけどどうしたん?」

「骨折して入院しているんです」

「あらー、また転んだんな。よーこけるきんなぁ。心配しとったんや。田んぼに来てもしょっちゅうこけるきん無理せんでええでって言いよったんや」

「ご心配かけてすみませんでした」

「もうあの年やからな。危ないやろ。だから声かけんかったりしたんやけど、見つけたら直ぐ来よったんや」

「そうみたいですね。迷惑かけてすみませんでした。退院したらもう行かんように言ってきかせます」

「お大事にって伝えとって」

「はい。ありがとうございます」

ハッキリ来るなとは言わないが、言いたいことはひしひしと伝わってくる。
あいつがほんとにすみません

ま、腰の骨が折れた後だからもう田んぼに行くとは言わないだろう。
けど綿子さんのことだ、絶対とは言い切れない。
退院したら要注意だ。

続く



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