土曜日の午後は自宅の庭の木と畑の木の剪定をした。
やっと自分ちの番だ。
我が家の庭にはハナミズキやヤマホウシなどが植えてあるのだけどどれも大きくなり過ぎていたので思い切って低く切り落とした。
そして問題は畑の木だ。
畑には勝手に生えた木がずいぶん大きく茂っていた。
小さいうちに切ってしまえば良かったのだが、風よけになるからええやんって放置していたため3メートルを優に超える大きさになってしまっていた。
いい加減切らないと手に負えなくなってしまう。
ここでも光三さんに借りた大きな脚立が大活躍した。
これがなかったら切れなかっただろう。
結局2時間ほどかかって軽トラ3台分ほどの枝を切り落とした。

こうやって作業をしている間にも綿子さんは何度かやって来た。
わたし達が何かやっていると気になってしょうがないようだ。

綿「木、切っとんやな」

「そうや」

作業に集中しているので相手にしている余裕はない。
枝を切り終わって軽トラに積み込み始めると

綿「これ〇〇の田んぼに持って行くんな?」

「そうや」

綿「そしたら私がぼちぼち焼くわ」

「そんなんせんでええんや!それが困るんやないか!焼いたらイカンって言うとるやろが!」

この前、綿子さんちの庭の剪定をした時も全く同じ会話をしたところだ。

綿「あ~しんど。もう何時かな?帰って食べることでもしようか」

と言いながら帰って行った。
返事をせずに話を替えるいつものパターンだ。
めざわり

「ほんまに何回言うたら分かるんや!自分も焼いてしまえ!」

疲れているかつおさんは過激なグチをこぼす。
綿子さんと話すだけで疲れがグッと増してしまう。

そして2回目の運搬後、庭へ戻ると、またも綿子さんが戻って来ていた。
ほうきを手に庭を掃いている。
さっき「食べることでもしようか」と帰って行ったのではなかったのか。

「何言うても無駄や。放っとこう」

とにかく疲れた1日だった。


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