1月2日。
この日は私の実家へ年始の挨拶に行ったり、初詣でに行ったりして夕方まで出かけていた。
4時過ぎに家に戻り久しぶりにのんびりしていた。
かつおさんは

「アニキのおかげでゆっくりできるわー。ばあさんがうちに来んと思うだけで気が楽やー」

とご機嫌だった。
前日の米寿のパーティー以降、綿子さんの顔を見ていない。
本当に典さんに感謝だ。

そしてそろそろ夕飯の用意をしようかと思っていたら
「ピーンポーン」
チャイムが鳴った。
えっ!誰?まさか綿子さんか?
かつおさんが恐る恐る玄関に出て行った。
やはり綿子さんだった。
また台所のテレビがつかなくなったそうだ。

「そんなんアニキに見てもらえ!」

綿「典夫は出掛けとんや」

典さんは近所の幼馴染たちと会食に出かけたあとだった。
12月30日から1月4日までの滞在中、典さんが自分の用で出かけたのはこの時だけだ。
なのに綿子さんは狙ったようにわずかな間に用事を作ってやって来る。
かつおさんは安心しきっていただけにがっかり感が半端ない。
でも仕方ない。
テレビは綿子さんの命だ。
綿子さんについて行きテレビを見てみた。
するとなぜか主電源が切れていたそうだ。
いつもリモコンで操作するのに何で?

「もうあの二人のやることは分からん!考えるだけ無駄や!」

それもそうだ。

やれやれ、もう来ないだろう。
そう思ってまた夕飯の用意をしていたらまたも綿子さんがやってきた。
今度はテレビのリモコンが動かないとの事だった。
えっ!?つい先日買い替えたばっかりやで。
またまた綿子さんちに行ったかつおさん。
綿子さんの言う通り、リモコンの調子が悪くなっていたそうだ。
えーー!!なんで?
かつおさんの推理では多分リモコンに水分をかけたのだろうとの事だった。
ならあり得る。
それにしても一体何台壊したら気が済むんだーー!!
また買ってこなくては。
わざとか?


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