16日、月曜日。
今日から茂造さんはデイサービスが再開だ。
これでまたいつものルーティンに戻って落ち着いてくれればと思う。
一方、綿子さんの方は通っていたさくら苑がデイサービスの受け入れを中止しているため、家に居なくてはいけない。
療養期間も今日までだし「じっとしとけ」と言って聞くような人でないのは分かり切っているし、もう放っておくしかない。
なのでわたしもかつおさんも基本、平常運転に戻った。
けれどやっぱり心配なので仕事の合間でちょこちょこ見守りカメラを覗く。
ほとんど部屋にいない。
お昼ごろようやく台所にいる綿子さんが映った。
とても元気そうだ。
こんなに元気ならじっとしていられる訳がないだろう。
それより気になったのは服装だ。
実は今月6日にコロナ感染が発覚して以降、ずーーーーっと同じ服を着ているのだ。
ベージュの横ストライプのセーターなのだが、これは1日の綿子さんの誕生日に皆でプレゼントしたものだ。
新しい物好きの綿子さんは6日のデイサービスに行くとき、早速着て行ったようだ。
それからもう10日も経つのだが、いつみてもこのセーターにグレーのズボンをはいている。
ズボンもずっと同じもののようだ。
いつもは恥ずかしいくらいパジャマで生活するくせに今回に限ってなんでずーーっとよそ行きの服のままなんだ!
病人なんだからパジャマを着ればいいじゃないか。
それにずーーと着ているということは多分下着も一度も替えてないのだと思う。
熱が出て暫くは寝てばかりだったのでかなり汗もかいただろうに。
気持ち悪くないのだろうか?
ひくわ

せっかくウール100%のちょっといいものを贈ったのに、もう首元や袖ぐりはドロドロになっているだろう。
もう少し大事にして欲しい。
なんだかとても残念だ。



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