昨日の続き

いぶきの森でかつおさんと各担当者さんとの打ち合わせが終わると、マネージャーの畑田さんとリハビリ担当の方が茂造さんの家を見にやって来た。
いぶきの森は介護老人保健施設、よく老健と呼ばれるものだ。
この介護老人保健施設とは、病院での入院を終えた高齢者がリハビリなどをして家庭復帰をすること目的としている施設になる。
家へ帰ることを前提としているので、家の様子を見て介護プラン等を作成する必要があるそうだ。
まず茂造さんが家に戻ることは無いとは思うが、建前として作らなければいけないようだ。

畑田さんはもみじ荘に勤めていたので、以前、茂造家に来たことはあったが、家の奥までは入ったことがなかったはずだ。
なので茂造家の段差の多さに驚いていた。
これでも大分、段差解消したんだけど。
そして訪問された二人は、段差や間口など色々なところを測ったり、写真を撮ったりしていた。
茂造さんのベッドはまだ台所に置いたままになっていたので、移動したいきさつを話したそうだ。

台所のテーブルの上には茂造さんがもみじ荘で作った3月のカレンダーが置いてあった。
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オレンジの色画用紙に折り紙で作ったお雛様とお内裏様が貼ってある。
そしてその下にカレンダーと茂造さんが色を塗った犬の切り抜きが貼ってあった。
独特な色使いだ。
それを見た畑田さんが「これは正に茂造さんの色使いですね。いぶきの森でも熱心に塗り絵をなさってます」と言ったそうだ。
茂造さんは塗り絵がとても好きなようで、ショートステイに行った風車の丘の方からも「熱心に塗り絵をしてましたよ」と聞いていた。

先日、茂造家の掃除や片づけをしていたら、もみじ荘から持ち帰った塗り絵が出てきた。
なかなが上手いじゃないか!!
絵心がある。
色使いは、なるほど独特だ。
こんな特技があったとは知らなかった。
結構、器用なのね。
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↑テレビの画面は茂造さんの創作です


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