昨日からの続き

なんだかどっと疲れた。
家に戻りちょっと休憩しよう。
かつおさんは来週、不燃ごみの回収日があるからゴミ出しの準備をするわと言って車庫へ出かけて行った。
先週、納屋の片付けをして出た大量のゴミを処分するためだ。
ご苦労様。

かつおさんと別れ、家に戻り、ホッとしたのも束の間、綿子さんがやって来た。
ピーンポーン
玄関を開けると「テレビのチャンネルが変わらんのや」と言う。
仕方ない。
綿子さんちに向かった。

「綿子さん、こんな事やったらわざわざ言いに来んと電話しなよ。転んだら大変やがな。来週、退院できんようになるで」

綿「いや、居るかどうか分からんかったから」

居らんかったら諦めるしかないんだから、電話でも一緒やん!
なんでわざわざ言いに来る必要があるん?
心の中でつぶやいた。

そして納屋を通り抜けながら言った。

「今、ツバメが来よるから、扉は開けといてな」

綿「来よるん知っとるで。ほんだから扉は開けといたで」

「いや、さっき閉まっとったって翔ちゃんが言うとったで。ツバメが納屋に閉じ込められて困っとったって」

綿「えっ⁉そうなん?じいさんも居らんのに誰が閉めたんやろか?」

あんたしか居らんやん!!
綿子さんが入院中、納屋の扉はいつも開けてましたから。
言っても無駄なので何も言わない。
ぐっとこらえる。
犯人はいつもひとつ

気を取り直して綿子さんちの中へ。

「ところでどのテレビのチャンネルが変わらんの?」

綿「台所と私の部屋のテレビや」

「えっ⁉二つとも?」

確認すると台所のテレビはチャンネルが変わらなかった。
このリモコンはまだ買って半年も経ってないはず。
早くも壊れたのだろうか?
いろいろボタンを押していたら、数字ボタンは反応しなが⇧上⇩下ボタンは反応することが分かった。

「ココを押したら変わるみたいや。面倒くさいけどココを押してな」

綿「分かった。あ~良かった~。それから私の部屋のも見てくれる?」

「はいはい」

綿子さんの部屋のチャンネルは全く問題なく変わった。

綿「あれ~?さっきは変わらんかったのに」

どうせ台所のリモコンを押していたのだろう。
とにかく解決した。
帰り際にもう一度言う。

「用事があったら電話しなよ。お試し中に怪我したらどうするん?」

もう何回言わせるんだ!


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