かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

2022年02月

支払いといえば
一番最初の契約時、工事の日程が決まったら工事にかかる前に内金として70万を支払ってくださいと言われていた。
が、下水道工事の申請を出したものの役所の許可がなかなか下りないため工事の日程が決まらず、とりあえず段差解消リフォームを行うことになったのだが、その時、内金の70万を支払いましょうか?と尋ねたのだが、「まだトイレの方の工事の目途が立っていないのでいいです」と言われたのだった。
「そしたら支払いが必要になったら言ってくださいね」と伝えていた。

そして工事がほぼ完了する予定だった1月31日(月)の前の週の金曜日になって支払いをしてくださいと連絡がきたのだった。
31日に70万を支払って欲しいということだった。
振り込みだと手数料がかかるから現金で支払って欲しいそうだ。
そんな急に言われても70万も家に置いてないし、銀行はもう閉まっているし、ATMだと50万までしか下ろせんやん。急いでATMをはしごして用意したのだった。
そして当日

「これ70万です」

業「あ、はい。ありがとうございます」

そのまま持ち去ろうとする。

「ちょっと待ってよ。
  ちゃんと70万あるか確かめんでええの?」

業「あ、そうですね」

とお金を数え始めた。

マジかーー

業「ちゃんとありました」

またまたそのまま持ち去ろうとする。

「ちょっと待って。領収書とかないの?」

業「今、持ってないんで~」

「なら預り証でも書いてくれん?」

業「あ、分りました。でも何に書けばいいですかね?」

「名刺持ってないの?持っとるんなら名刺に書いてくれる?」

業「あんまり白いスペースがないんですけど」

「分かればええきん」

なんちゅうたすいヤツやねん!
支払って欲しいって言うたんお宅やん。
領収書ぐらい用意して来いよ。

無能

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昨日の続き



翌日、かつおさんは業者さんに電話をかけた。

​か「塗装代が要るとは聞いてなかったんやけど請求書に載っとんやけどどういうことかな?
  追加費用が要るんなら先に言うてくれな困るなぁ」

と言うとすぐ

業「そしたら5万円値引きさせてもらうんで、それでお願いできませんか?」

と言ってきたそうだ。

なんや、吹っ掛けとっただけなのか?
黙って払ってくれたらラッキーってとこだったのか?

で、塗装代6万5千円が5万円引きの1万5千円になるということで、かつおさんはしゃあないなとOKしたそうだ。

早く新しい請求書を持ってきてほしい。
さっさと支払いを済ませてさっぱりしたい。

けれどあの業者さんのことだから時間がかかるんだろうなぁ....

請求書

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トイレのリフォームはどうなったかというと

1月31日の時点ではかなり中途半端な仕上がりだったのだが、いろいろ指摘し、
スイッチを付けたり、壁を塗ったり、暖房便座を設置したりと徐々に進み、トイレの出入り口へのステップも完成しなんとか終わった。

あとは支払いが残っているのだが、当初の契約から段差解消リフォームの通路の土間うちが追加になったのだが、その費用が分からないままになっていた。
なので支払額が分からず放置していた。
そしてやっと業者さんが新しい請求書を持ってきた。

かつおさんが受け取ったんだけど
見ると最初の契約金額に土間うち代がプラスされ、さらに壁の塗装代が乗っていた。

「ちょっと待ってよ。なに??この塗装代って?」

「そやろ。変やなぁと思ったんやけど、あの時、業者と話したんよっちゃんやったから追加費用がいるって聞いとったんか?と思ってとりあえず受け取ったんや」

「そんな話してないで。
  こんな仕上がりでは納得できんって言うたら、業者さんの顔がこわばってそのまま無言で出て行ったんや。ほんでしばらくしたらここはモルタルを塗ります。ここはペンキを塗ろうと思いますがいいですか?って言うてきたんやで。
  その時に追加費用がいるとか全然言うてなかったのに」

「やっぱりそうか。あの時お金の話やしよらんかったきん変やと思たんや」

「それにあの時、こことここはモルタルで、こことここはペンキでって打ち合わせしたのに、実際出来上がり見たら言うてない所まで塗っとったし。
  それでお金請求するんやったらサギやんか」

「よっしゃ。明日、電話して抗議するわ」

「頼むで!」

やっぱりたすいぜこの業者!
たすいんだよなあ…

続く



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また夜になって綿子さんがうちにやってきた。
かつおさんがブツクサ言いながら玄関へ。
そのまま二人で出て行った。

かつおさんは10分ほどで帰ってきた。

「綿子さん、何の用やったん?」

「台所でなんか分からんけど、うなり音がするから見に来てくれって言われたんや」

「うなり音?」

「ウ~ン、ウ~ンって鳴りよるって。
  どうせIHかエアコンやろと思たんやけど、しょうがないから見に行ったんや。
  で、IH見ても異常ないし、エアコン切っても音が止まらんから音の在りかを探し回ったんや」


「ほんで?何やったん?」

「何から音がしよったと思う?」

「え~何?」

「じいさんのデイのカバンから音がしよったんや」

「もしかして電気シェーバー?」

「そう!」

茂造さんはデイサービスに行くとき、いつも電気シェーバーをカバンに入れて持って行っている。
かつおさんが「そんなん持って行かんでええが。ひげは家で剃ったらええやろ」と言って聞かせるのだがいつのまにかカバンに入れている。

そのシェーバーが何かの拍子にスイッチが入りカバンの中でウ~ン、ウ~ンと音を出していたのだった。

「ほんま、人騒がせな!!」
これだから茂造は`



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今日はかつおさんが綿子さんを認知症外来のある病院へ連れて行った。
昨日苦労して書き上げた予診票を持って。

半日はつぶれる覚悟で出向いたのだったが思いのほかあっさり終わったそうだ。

実は数年前、茂造さんがまだ車の運転をしていた頃、赤信号を無視して警察に捕まったことがあった。
その時、警察官から「認知症の疑いがあるので病院を受診してください」と言われた。
その時、今回の病院ではなく警察官にきいた病院を受診したのだがそこでは色々な検査をしたり、外部から専門の方を呼んでテストをしたりとずい分時間と手間がかかった。
なので時間がかかるものだと思っていた。

しかしこの病院は全く違っていた。
持参した予診票を見ながらいろいろ質問してくる。
綿子さんとかつおさんと先生の三者面談の様な雰囲気だ。
で、今どんな事に困っているのか?とか
どういうときに認知症ではないかと思ったのか?とか聞かれたそうだ。
かつおさんは一生懸命、野焼き事件のこととかIH&照明のスイッチが分からなくなることなどを説明した。
しかし、綿子さんのいる所で
あの聞き分けのない子供の様に手を振り回して自己主張したことや
スーパーで般若の様な顔をして手当たり次第に買い物かごに商品を入れていったこと、
リハビリ野郎に執着していたことなどは話せる訳もなく。
綿子さんに聞かれても当たり障りのないことだけしか喋ることができなかった。
そして脳のレントゲンを撮る訳でもなく、テストをする訳でもなく診察は終わったのだった。
セーラー綿子

先生いわく認知症の程度は【低】なのだそうだ。
そして治療といっても薬を飲むくらいだが、この薬というのも「痴呆が治るわけでなく進行を遅らせるだけのもので副作用もあるし飲んでも効果が出ない人もいます」と言って積極的な治療は勧められなかった。というか治療には消極的な感じを受けたそうだ。
そして「薬どうします?」と尋ねられたのでかつおさんは断ったそうだ。

かつおさんは

「何しに行ったんか分からんわ。
  こんなんやったら行くんでなかったわ」

とぼやいている。

「前に茂造さんを連れて行った病院に行けばよかったわ」

と後悔している。

評判がいいときいて行ってみたが、うちには合わなかったようだ。
やっぱり病院選びは難しい。


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