かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

2022年02月

今日はかつおさんが予診票と格闘している。
実は明日、綿子さんを認知症の専門医に診てもらいに行くのだ。

先日、ケアマネの川上さんに綿子さんの事を相談した時、一度専門医に診てもらった方がいいか?と尋ねたら、その方がいいですよと言われていた。
そこで認知症外来のある病院を調べたら比較的近くに二つの病院が見つかった。
そのうちの一つは3カ月先まで予約が埋まっていると言われた。
もう一つの病院はまだましで、なんとか予約を取り付けた。
その予約日が明日なのだ。

受診にあたって予診票を記入してきて欲しいとの事だった。
その予診票というのがなかなかのボリュームで
綿子さんの最終学歴や今までの職歴に始まり趣味や嗜好品の事、利き手はどちらか?などの質問がずらーーーっと並んでいる。
今の体調は?の欄に便通は?とあるがそんなの分からない。
今までにかかった病気・ケガについてという欄はケガが多すぎて書ききれない。
あと家族の健康状態についての質問も
綿子さんの父・母のことや死因など分からない。
兄弟のこともよく分からない。
なんてったって8人もいるから年齢すら分からないのだ。

かつおさんは麦さんに電話をかけて教えてもらいなんとか記入できた。
受診する前からこんなに大変だとは思ってもみなかった。
やれやれ。
快便ですか?


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今日は綿子さんとかつおさんは佐藤病院へ。
コロナの抗原検査を受けるためだ。

病院に着くと防護服を着た看護師さんが対応してくれたそうだ。
検体を取って15分ほど待つ。

実はかつおさんかなりドキドキだったらしい。
普段から必ずマスクは付けているし、しょっちゅう手指の消毒も行っている。
出張先では仕事中以外はホテルにこもってコンビニ飯で過ごすという徹底ぶりだ。
電車にも乗らず、自家用車&持参したmy自転車で移動している。
とにかくコロナに感染したら職場にも出張先にもいろいろ迷惑が掛かってしまうので日ごろから感染対策は徹底していた。
けれど今流行りのオミクロン株は感染力が高いと言われているだけに心配だ。
全く自覚症状はないがひょっと陽性だと言われたらどうしようと結果が出るまで生きた心地がしなかったそうだ。

検体を取りに来た看護師さんが検体を持って向こうへ歩き出したとき、いきなり振り返って目が合ったんだそうだ。
かつおさんは心臓が止まるかと思うほどドキッとしたそうだ。
もしかして陽性なのか?
結果が出るまでの15分の長いこと、長いこと。
今こっち見た?

で、結果は陰性だった。

良かったーーー!!

心底ほっとしたそうだ。

体に悪いからもう二度と検査は受けたくないそうだ。

あっもちろん綿子さんも陰性でした

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今日は本来なら茂造さんも綿子さんもデイサービスに通う日だ。
が、先日かつおさんがケアマネの川上さんに「来週は出張に行くので不在だ」と喋ってしまったため、綿子さんは来所不可となってしまった。
なんでも綿子さんが通っているさくら苑は、利用者さんはもとよりメインで介護にあたっている人も県外に行ったら必ずコロナの抗原検査を受けてマイナスが証明されるまで利用不可となるそうだ。
このさくら苑は川上さんのいる老健施設など複数の介護系の施設を持っている医療法人社団が運営しているのでコロナに対してすごく気を使っている。
かたや茂造さんが通っているもみじ荘は〇〇設備といった全く異業種の会社が運営しているので、検査を受けなければならないといった縛りは無い。
施設によって全然違う。

それにしても同居しているわけでもないのに二人とも検査を受けないといけないと言われるとは思ってなかったので慌てた。
とりあえずかつおさんは二人との接触はなるべく控えて、会うときは必ずマスクをしている。
用心するに越したことはない

明日、検査に行くことになっている。
どうか感染していませんように。



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やっとかつおさんが出張から帰ってきた。
ほんとやれやれだ。

綿子さんは早速「お金が無いから通帳を!」と言ってきた。
やはり『お金』が一番の関心事だ。

しかしなぜお金が減っているのか謎だ。
自転車は鍵をかけてあるので乗れない。
一番近いスーパーでも1.5㎞はあるので歩いては行けない。
なのでお金を使うところは無いはずなのだ。

かつおさんと買い物に行った時はかつおさんが支払いをしている。
昨日は綿子さんが自分の財布から支払いをしたのだが7,000円ほどだった。
5万円ちかく持っていたはずなのになんで無くなるんだ?
訳が分からない。

麦さんがかつおさんに会うたびに

「ボケ老人によーけお金持たせたらいかんで。
  知り合いの親もボケてお金を渡すたびにゴミ箱に捨てよったんやで」

と言っていたのが脳裏をよぎる。
あれだけ執着してるのに?

まさかそんな事はないと思うが、けれどやっぱり計算が合わない。
困ったもんだ....


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いつもは週末になるとかつおさんが綿子さんをスーパーへ買い物に連れて行っている。
が、かつおさんは出張中で、今日帰宅予定だが早くて夕方だ。
なので今日はわたしが綿子さんと買い物に出かけた。

「何を買いたいん?」

と尋ねると

綿「食べるもんやな」

「衣料品とかはいらんの?」

綿「そやなぁ。でも食べるんもんだけやな」

と言うので近くの小さめのスーパーへ行った。

綿子さんと買い物に行くのは久しぶりだったんだけどかなりヤバくてびっくりした。

大体スーパーって回る方向が決まっていて、まず果物そして野菜、次が魚というふうになっていると思うんだけど綿子さんはそんな流れなど無視。
目についた物の所へ行く。そこでひとしきり品定めして振り向くと、また目についた物の所へ。
なので同じ所に何度も行く。
そしてどんどんカゴの中に入れていって下の方に入れた物のことを忘れてしまう。
綿子の軌跡

店に入ってまず一番にリンゴを3個と柿を2個、バナナ1房をかごに入れていたのだが店内を行ったり来たりしているうちにまた果物コーナーへやって来て

綿「わたし王林好きなんや~」

と言いながらまたリンゴをかごに入れようとしている。

「王林やったらもう3個カゴに入っとるで」

綿「えっ?!そうやったんかな?」

次はバナナだ。

綿「バナナは買うとったっけ?」

「バナナも入っとるで」

次はいちごだ

綿「果物は毎日、朝食べるんや」

と言いながら1パックカゴに入れた。
これはさっき取ってないな。

そしてまた進むと漬物コーナーへ。
べったら漬けをカゴに入れる。

「それ同じのがカゴに入っとるで」

綿「ま、2本買っても日持ちするきん大丈夫やろ」

賞味期限を確認すると5日後だ。

「5日で2本も食べるんな?また来週買ったらわ」

綿「そやな~」

そんな風なので綿子さんにつきっきりだ。自分の買い物どころでない。
で、結局魚コーナーも肉コーナーにも立ち寄っていない。

「肉や魚は買わんでええの?」

綿「ん~、まぁええわ」

調理しないといけない物は要らないようだ。
かごの中には大量の品が入っているが、ほとんどが果物(リンゴ、いちご、柿、バナナ)と漬け物(べったら、らっきょう、キムチ)とお菓子と菓子パンなのだ。
あと温めたらいいだけの茶わん蒸し2個とお惣菜コーナーにあったいなり寿司5個入りとひじきの煮物1パック。あ、あと卵を1パックと豆腐1パック。

それで1週間もつのか?

一応、声をかける。

「次、また買い物に来れるのは1週間後やで。
  それだけで1週間もつん?」

綿「大丈夫やろ。足りんかったらなんでも家にあるもん食べるきにいけるわ」

そんなことないやろー。
どうせまた、あれがない、これがない、買うて来てとか言うんやろ。
知らんでー。
無謀な献立

まっ、来週はかつおさんもおるし後はかつおさんに任せようっと。

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