先日の金曜日、翔ちゃんが帰って来た。
6月はわたしの母とかつおさんの誕生月なので毎年両親と我が家で会食をしている。
と言ってもここ2年ほどはコロナで中止していたのだが今年はコロナも落ち着いてきたので久ぶりにランチを食べようということになった。
翔ちゃんもそれに参加するためにやって来たのだった。
翔ちゃんは金曜の夜は友人たちと飲み会に、そして土曜のお昼は母たちと会食。で、夜はまた違う友人と会食に、とスケジュールがびっしりだ。
土曜日の朝7時過ぎ、畑を見に来た綿子さんが我が家の庭に翔ちゃんの車が停まっているのを見つけた。
ちょうど庭にいたかつおさんに
綿「翔ちゃん戻って来とるんか?」
か「おう。でも今まだ寝とるわ」
若者の朝は遅い。前日飲んでいるのでいるのでなおさらだ。
綿「そうか」
ここから綿子さんの監視が始まった。
早く翔ちゃんに会いたくてたまらないのだが寝ているところを起こすわけにもいかないとは理解しているようだ。
しかし1分1秒でも早く会いたいのか我が家の玄関が見える畑でずーーーっとゴゾゴゾしながら待機しているのだ。
翔ちゃんが帰省するたびにこういった事をするので
「起きたら挨拶に行かせるわ」
と言うのだがずーーーっと畑にいる。
これがハッキリ言ってかなりウザい。
この間の土曜日は天気も良くかなり暑い日だったのだが日陰もない畑で何時間も待機している。
10時を過ぎてもまだ畑にいた。
好「熱中症になってひっくり返るで」
か「アホやで。言うても聞かへん!」
でもさすがに暑かったのか、しびれを切らせたのかピンポーンとやって来た。
野良仕事でドロドロの服のまま玄関に入り座り込む。
ちょうど翔ちゃんは起きてきて出掛ける準備をしていた。
翔「おう、ばあさん。久しぶり」
綿「翔ちゃん帰って来たんやなぁ。いつまでおるん?」
綿子さんはいつもまず一番にいつ帰るのかを尋ねる。
翔「今から出かけるんや。ほんでその後は友達のとこに行くんや。で、そのまま帰るんや」
綿「えーーーっ!そなに直ぐ帰るんかぁー」
翔「それよりばあさん、こんな暑い日に畑に行っとったら死ぬぞ」
綿「暑かったって畑のことせんと誰もしてくれへんが。じいさんに言うてもしてくれへんから私がせなしょうがないが」
翔「別に畑やせんでもええやないか」
この言葉みんなが何度も言っている。
で、言われた綿子さんは無言でスルーがお決まりだ。
綿「ちょこちょこ帰って来て顔見せてくれよ。孫は宝や!孫に会うんだけが楽しみなんや」
相変わらず翔ちゃんの言葉はスルーして自分の言いたいことだけ喋っている。
それにしてもむっちゃ重いで。
ずーーーっと監視されたら気持ち悪いやん。
顔を見せに行く前に押しかけて来るばっかりするから行きたくなくなるんやん。
それにそんなに依存されると拒否りたくなるやん。
どんどん嫌われていってることに全く気付かない。
これも痴呆のせいなのか....
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6月はわたしの母とかつおさんの誕生月なので毎年両親と我が家で会食をしている。
と言ってもここ2年ほどはコロナで中止していたのだが今年はコロナも落ち着いてきたので久ぶりにランチを食べようということになった。
翔ちゃんもそれに参加するためにやって来たのだった。
翔ちゃんは金曜の夜は友人たちと飲み会に、そして土曜のお昼は母たちと会食。で、夜はまた違う友人と会食に、とスケジュールがびっしりだ。
土曜日の朝7時過ぎ、畑を見に来た綿子さんが我が家の庭に翔ちゃんの車が停まっているのを見つけた。
ちょうど庭にいたかつおさんに
綿「翔ちゃん戻って来とるんか?」
か「おう。でも今まだ寝とるわ」
若者の朝は遅い。前日飲んでいるのでいるのでなおさらだ。
綿「そうか」
ここから綿子さんの監視が始まった。
早く翔ちゃんに会いたくてたまらないのだが寝ているところを起こすわけにもいかないとは理解しているようだ。
しかし1分1秒でも早く会いたいのか我が家の玄関が見える畑でずーーーっとゴゾゴゾしながら待機しているのだ。
翔ちゃんが帰省するたびにこういった事をするので
「起きたら挨拶に行かせるわ」
と言うのだがずーーーっと畑にいる。
これがハッキリ言ってかなりウザい。
この間の土曜日は天気も良くかなり暑い日だったのだが日陰もない畑で何時間も待機している。
10時を過ぎてもまだ畑にいた。
好「熱中症になってひっくり返るで」
か「アホやで。言うても聞かへん!」
でもさすがに暑かったのか、しびれを切らせたのかピンポーンとやって来た。
野良仕事でドロドロの服のまま玄関に入り座り込む。
ちょうど翔ちゃんは起きてきて出掛ける準備をしていた。
翔「おう、ばあさん。久しぶり」
綿「翔ちゃん帰って来たんやなぁ。いつまでおるん?」
綿子さんはいつもまず一番にいつ帰るのかを尋ねる。
翔「今から出かけるんや。ほんでその後は友達のとこに行くんや。で、そのまま帰るんや」
綿「えーーーっ!そなに直ぐ帰るんかぁー」
翔「それよりばあさん、こんな暑い日に畑に行っとったら死ぬぞ」
綿「暑かったって畑のことせんと誰もしてくれへんが。じいさんに言うてもしてくれへんから私がせなしょうがないが」
翔「別に畑やせんでもええやないか」
この言葉みんなが何度も言っている。
で、言われた綿子さんは無言でスルーがお決まりだ。
綿「ちょこちょこ帰って来て顔見せてくれよ。孫は宝や!孫に会うんだけが楽しみなんや」
相変わらず翔ちゃんの言葉はスルーして自分の言いたいことだけ喋っている。
それにしてもむっちゃ重いで。
ずーーーっと監視されたら気持ち悪いやん。
顔を見せに行く前に押しかけて来るばっかりするから行きたくなくなるんやん。
それにそんなに依存されると拒否りたくなるやん。
どんどん嫌われていってることに全く気付かない。
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