かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

2022年12月

今日は大みそか、もうすぐ今年も終わります。
思い返せば、昨年は入退院を繰り返す綿子さんに振り回されて大変だ!と思っていたんだけど、今年は一月に退院して以降、一度も入院することなく過ごせたので良かったと言いたいところですが、昨年以上に振り回されて大変な一年だった気がします。
頼むからもう一度入院してくれー!と思ったことも一度や二度ではなかったような....
本当に一年前とはずい分状況も変わりました。
来年もこのドタバタが続くんだろうなぁ。
またここでグチってストレスを発散しつつ頑張っていこうと思います(笑)
このブログを読んでくださっている皆さんのおかげで頑張れます!
本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。

年越しだ


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翌日曜日、朝からかつおさんと買い物に出かけた。
自分ち用のものと茂造さんの下着とデイサービスに持って行くカバンを買うのが目的だ。
綿子さんは買い物に行っても食料品しか買わない。
それ以外の物で買うのはトイレットペーパーとティッシュペーパーくらいだ。
洗剤なんかも無くなってから大騒ぎして買って来てくれと頼みに来る。
そして衣類も全く買わない。
茂造さんのシャツもズボン下もくたびれて擦り切れた物ばかりなので買って来る事にしたのだ。
ちなみに綿子さんの下着は入院するたびに3~4枚買っていたのでまだまだきれいな物がたくさんある。

そして茂造さんがデイサービスに持って行っているカバンはほぼ毎日使っているし、冬場は着がえの衣類が厚いのでパンパンになっていたためか擦り切れてきた。
なので今より少し大きめのカバンを買うことにした。

品揃えのいい大きいスーパーに行き目的の物を買った。
ついでに店内をいろいろ見て回っていると暖房効率をうたった断熱カーテンライナーという商品を見つけた。
これ、四方が引き戸や窓の茂造さんの部屋にいいのでは?
茂造さんの部屋はとにかく壁が少なくガラス戸が多いのでエアコンの効きが悪い。
せめて窓だけでも熱が逃げないようにしようと思い買ってみることにした。

帰って来て早速、茂造さんちにそれらを持って行った。
カバンは少し大きいものにしたので余裕が出来た。
これで出し入れも楽になるし傷みにくくなっただろう。

断熱カーテンライナーはカーテンのランナーにSカンで引っ掛けるようになっていた。
レースのカーテンを外し、そこにこの断熱カーテンライナーを取り付けた。
ビニールで出来ているんだけどまずまずの厚みがある。
折りじわは吊るしておくとそのうち消えるだろう。
なかなかいい感じだ。
これで少しは電気代が抑えられるといいな。
IMG_1549
明和グラビア MEIWA 断熱カーテンライナー(採光クリアN) 100cm×140cm 2枚セット クリアー
明和グラビア MEIWA 断熱カーテンライナー(採光クリアN) 100cm×140cm 2枚セット クリアー

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結局、全ての用事を終わらせて自宅に戻ったのは午後2時を過ぎていた。
けれどかつおさんはまだ帰ってきていない様だった。
昼過ぎに戻ると言っていたが遅れているようだと思っていたら3時前にようやく帰ってきた。

「お疲れ様。ところで朝、綿子さんが来たで」

「どうせ買い物やろ。一休みしたら行ってくるわ」

「ちがう、ちがう。そうでなくて米を送りに行ってもらおうと思うて来たんやって言うとったで」

「はぁ!?何を言うとんや!自分で集荷頼むって言うとったのに」

実は先週の土曜日、綿子さんは「花さんに米を送るんや」と言い出した。
花さんは茂造さんの妹で関東在住だ。
昔から収穫した米を送っていたのだが、「もう自分で作っていないのだから米を送るのはやめろ」と、かつおさんは何度も綿子さんに言っていた。

「なんで自分が作った米でもない、買った米を高い送料を払って送るんや。アホちゃうんか。そのために米を精米しに行かないかんし、向こうやって昔みたいにありがたがってやないで。お歳暮として送るんやったら普通のギフト商品を送る方がお互いええやないか」

何度もそう言っているのだが綿子さんは聞き入れない。
人に(かつおさん)迷惑かけてまで、なんで米を送らないといけないのか。
かつおさんはこの話を営農集団で仕事をしている時にグチったら「米を送るんやアホやで」と皆からも言われたそうだ。

綿「けど花ちゃんに米送るわって言うたら喜んどったし」

「誰でもくれるって言われたら嬉しいって言うやろ。他の物の方がええとは言えんやろ」

綿「とにかく今回はもう送るって言うとんやから送るんや!米をついて(精米して)きてくれ!」

「今回で最後にせえよ!」

綿「もうお前には頼まんわ。ついてきてくれたら送りは自分でするわ」

「自分でってどうやって送るんや」

綿「電話して取りに来てもらう」

なんや、自分で出来るんなら人に頼むなよ!とかつおさんはぼやきながら精米だけしてきたのだった。

これで米を送る件は終わったと思っていた。
なのに今朝「かつおに米を送りに行ってもらおうと思うて」って言いに来たのには驚いた。

「米を送るって花さんの所へ?」

綿「そうや」

「こないだ米ついてきてくれたら送りは自分でするって言うたんと違うん?電話して集荷に来てもらうって言うたってかつおさんから聞いたで」

綿「いや、じいさんも免許が無しになったから車で行けんし、わたしも自転車に乗れんから歩いては遠くて行かれんのや」

「だから電話して取りに来てもらうんやろ、そう聞いたで」

綿「いや~でも~」

「とにかくかつおさんは昼過ぎに帰って来るから、かつおさんと話してくれる?」

わたしを巻き込まないで欲しい。

と、ここまでを帰宅早々のかつおさんに伝えたのだった。

「なんや、あのババア!!自分でする!お前には頼まん!って言うたくせに!!」
厚顔無恥

そうこう言っているうちに
ピーンポーン
チャイムが鳴った。
さすが綿子レーダー!
かつおさんの帰宅を早くも察知したようだ。

またまた玄関で

「自分で送るって言うたやないか!」

綿「そなに言わんと送りに連れて行ってくれ!」

とやり合っている。
結局

「これが最後やぞ!次からは絶対に手伝わんからな!米送るって言うなよ!」

かつおさんが折れて出て行ったのだった。

お疲れ!!かつおさん。



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昨日の続き

この日は色々な手続きをしたのでお昼をまたいでしまった。
なので両親と外食に行くことにした。
夏に父が背骨を傷めて以来、外食には行ってなかったので久しぶりだ。
 ※その時の話はこちら
 

父は回転寿司が大好きなのだ。
「なにか食べに行く?どこがいい?」と聞くと決まって
「寿司かのお」と言う。

今日も「お寿司でも食べに行く?」と言うとニコッと笑って「ええのお」と言った。
三人で近くの回転寿司屋さんに行くとカウンター席に通された。
真ん中にわたしが座る。
二人の食べたいものを聞いてタッチパネルで注文しないといけないからだ。
最近の回転寿司屋もこれまた高齢者に優しくない。
覚えようとしない両親もいけないのかもしれないがアラウンド80の二人にはタッチパネルはなかなか難しい。
それなら行くのをやめようとなってしまう。
本当に多くの場所がデジタル化していて、いろんなことにサポートが必要だ。

ところで父は回転寿司が大好きなのだが好きなネタも決まっていて、生エビとえんがわ、この二つを交代で5~6枚食べてビールを飲むのが父の定番だ。
他のものはまず食べない。
今回もこの二つしか食べなかった。
他にもおいしい物はたくさんあるのにと思うがとにかくこの二つが良いのだそうだ。
本人はとても満足そうだったのでまあいいだろう。

とにかく回転寿司に行く気になるぐらい回復してよかった。
エンガワ


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マイナポイントの申請はなんとかできた。
あともう一つ、やっとかないといけない事があった。
それは先日docomoから乗り換えたOCNモバイルONEの口座引き落としの手続きだ。

 ※乗り換えた時の話はこちら
  

11月の末、OCNモバイルONEの請求書&振込用紙が届いた。
金額は4000円強。
なんだかおかしい。
1回目の支払いは月額料金以外に事務手数料はSIMの発行手数料が必要なのでこのくらいの金額にはなると思っていたがこれって1台分の金額だ。
なんで1台分だけ請求書が来るんだ?
docomoショップで手続きをした時に店員さんから初めは口座引き落としが間に合わなくて振込用紙が届くかもしれませんとは聞いていたが1台分だけ届くってどういう事?
もう一つ届いてない?って母に聞いたがこれしか来ていないと言う。
とりあえずこの支払いを済ませ、口座引き落としに設定した通帳を記帳してみた。
4000円強が落ちていた。ちょうど1台分だ。
こんなことってあるのか?

これは問い合わせしなくてはと思っていた。
その日買い物に行ったスーパーの店頭でちょうどOCNモバイルONEの勧誘を行っていた。
そこで尋ねてみた。
「実は先日2台乗り換えたんですが1台分は口座引き落としされてもう1台は請求書が来たんです」
店員さんは「口座引き落としの書類は2通出されましたか?」と言った。
「いいえ、1通です」
「だからですね」

マジか!?
実は両親の持っているスマホは2台とも父の名義で、docomoの時は2台分合わせて口座引き落としになっていた。
なので今回も1通出せば大丈夫と思っていた。
たしかdocomoショップでもそう聞いたように思う。
けれど違っていてそれぞれ手続きが必要だったのだ。
さっさと手続きしないと振込用紙で支払すると発行手数料の165円が必要となってしまう。

店員さんが「サポートセンターへ電話するのが一番早くて確実ですよ」と教えてくれたので電話をかけた。
10分以上待っても全然つながらない。
しびれを切らして電話を切った。
しょうがないのでスマホからOCNのマイページに入って手続きすることにした。
どんどん入力していき金融機関のページに移動する。
しかしこれが何分待っても、何度やり直しても移動できなかった。
土曜日だからなのか?
これまた断念し、申請書を印刷し郵送することにした。
しかし実家にはパソコンもプリンターもない。
自宅に戻り我が家のパソコンからマイページにログインしようとした。
すると今度は二段階認証が必要だという。
母のスマホに30分だけ有効のパスワードが通知されるそうだ。
ショートメッセージは普段から絶対に開くなと言い聞かせていたので音声で届く方を選ぶことにした。
母に電話し「もうすぐOCNから電話がかかってきて自動音声で数字を言うからそれをメモしてわたしに教えて」と伝えメモの準備を促した。
そしてこちらでクリックして母からの電話を待った。
5分もしないうちに母から電話がかかってきた。

「電話がかかってきたから急いでメモしたんやけど電話に出たらなんか数字言うとったんやけど半分しか聴き取れんかったんや。もう一度お願いしますって言うたんやけど切れてしもうたんや」

母はかかってきた番号をメモしていたようだ。電話に出て数字を喋っているのを聞いて、自分の間違いに気づいたが半分しか聴き取れなかったという事のようだ。
むずいって

「そら自動音声やから喋りかけても無理やって。もう一遍おんなじことするから今度はちゃんとメモしてよ。そしたら切るで」

もう一度やり直した。
今度はちゃんとメモが取れた。
母から伝えられた数字を入力すると無事ログインできた。
そして口座引き落としの申請をし、用紙を印刷した。
これに父の署名と銀行印の押印が必要だ。
急いで実家に戻り書類を完成させた。
これをポストに投函して完了だ。
やれやれ。なんとか終わった。
やっと一安心。

それにしてもこれも高齢者にはなかなか難しいで。
デジタル社会に高齢者はついていけない。


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