かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

2025年10月

ついでに気になっていたことを聞いてみた。

「こんな状態で家に戻るのなんて無理ですよね?もし要支援になったらどうしましょう?」

もし要支援になった場合、もちろん即、区分変更の申請をするつもりだ。
が、その結果が出るまでどうしたらいいんだろう?
その間もここに居させてもらえるのだろうか?
そんな事は出来ないとなれば早めに色々準備をしないと。

大「家に戻るのなんて絶対無理ですよ。けど要支援になることは無いと思いますよ」

「そう思います?けどこの間、調査員の前では凄くしっかりしていたそうで皆がヤバいかもって」

大「そうみたいですね。綿子さん頑張っちゃったのね。けど要支援になることは無いと思いますよ」

大井さんから見た綿子さんはやはり徐々に痴呆も進んでいるそうだ。
10分前の話は覚えていないそうだ。
しっかりしているように見えても入所した頃に比べると緩やかに全てが悪くなっているそうだ。

大井さんと話をして少しは希望が出てきた。
ちょっとだけホッとした。
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夕方、茂造さんの洗濯物を回収するためにいぶきの森に行った。
2階の詰め所に看護師の大井さんがいて、わたしに気づくと寄ってきて綿子さんのことを話してくれた。

今日の先生に診てもらった時のことや診断については、昼にかつおさんから聞いていたのだが、今の様子や今後の方針なども話してくれてた。
綿子さん、今はまだ痛みがあるのだが自分で歩いているそうだ。
痛みを訴えるのだが、痛い場所は腕や足ではなくお尻なんだそうだ。
尾骨の少し上のところ。

「えっ?お尻?左側に転んだと聞いたんですけど尻もちをついたんですか?」

大「いえ左側に転んだんでお尻は打ってないと思います。けど本人はそこが一番痛いって言うんですよ」

「そこって褥瘡のところでは?」

大「いえ、褥瘡のちょっと上のところが痛いんですって。打ったのは体の左側なんだけど響いてそこに痛みを感じるんでしょうね」

なんだか不思議。
結局、実際に打僕した腕や足はそんなに痛くないのだから大したことは無いのだろう。

大井さんによるとやはり左足の振戦のため歩くときも不安定なんだそうだ。
くねくね動くので足の裏がまっすぐ地面に着かず、足をひねった状態で着くことがあるから転びやすいのだそうだ。
なるほどそういう事か。
なので車椅子を勧めたのだが本人が拒否するそうだ。
しかしやはり危ないので徐々に今のシルバーカーからもっと大きく安定している歩行器に、そしていずれ車椅子に移行していこうと思いますとの事だった。
綿子さんはきっと嫌がるだろう。
けどそこはスタッフさん達に任せとけば上手く徐々に移行させてくれるだろう。
よろしくお願いします。
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10月6日 月曜日

朝から携帯が鳴りやしないかと落ち着かない。
が、なんとか鳴らないままお昼になった。
という事は綿子さんの外部受診はないという事だろう。
良かった。

午後1時前、かつおさんから電話が掛かってきた。
やはり外部の病院には行かなくていいそうだ。
特におかしな症状も出ていないし、自力で歩いたり動けているのでたぶん骨折はしていないでしょうと言う判断になったそうだ。
このまま注意して様子を見ますとのことだった。
良かった。
それにしても綿子さんはやはり不死身だ。
派手に転んだようなのに骨折してないとは。
もう90歳やで。
たいていの人はこんな歳になると、転ぶ→骨折→寝たきりとなるのにね。
茂造さん同様、綿子さんもまだまだ死にません!
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ひき続き4日のこと

夕方、かつおさんにいぶきの森から電話が掛かってきた。
綿子さんだが、なんとあの面会の後、4階の部屋に戻る途中で転倒したそうだ。
やはり左足が引っかかったようで、シルバーカーごと左側に倒れたそうだ。
体の左側全般を打撲し、頭も打ったようだとの事。
「取りあえず月曜日までよく様子を見ます。で、月曜日に先生に診てもらって、もしかしたら外部の病院を受診してもらうことになるかも知れません。その時は付き添いをお願いします。それまでに様子がおかしい時はすぐ先生に診てもらいますから」との事だった。
今のところ打ったところが痛いようだが、自分で立って歩けているそうだ。
車椅子を勧めても「ええわ」と断るそうだ。
なので多分大丈夫だと思いますとの事だ。

あの足の動きや躓きが気になっていたが、シルバーカーがあれば転ぶことは無いと思っていた。
が、思いっ切りバランスを崩した時にはシルバーカーではもたないのだろう。
やっぱり退所して家で過ごすなんて無理やん!

この連絡を受けたかつおさんは開口一番

「ばあさんバチが当たったんや!人の言う事聞かんとええかっこするからや」

と、ちっとも心配などしていない。
わたしも同じ気持ちだ。
それどころかむしろラッキーと感じていた。
先日の介護認定の結果、もし要支援になっても即行で区分変更の申請をするいい理由が出来たじゃないか。

「なんかついとるのぉ!」

ホントに。

ところで、かつおさんは明日の夕方からまた出張に行く。
月曜日にもし外部の病院を受診することになれば付き添い役はわたしとなる。
勘弁してほしい。
どうか外部受診を勧められませんように。
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なんとか落ち着いた茂造さんと別れホッとしながら帰っていると、先ほどと違うスタッフさんから声をかけられた。

ス「茂造さんのパウチ、ありがとうございました」

皆さん、元のツーピースのものに変えたことを喜んでいるようだ。
そりゃあスタッフさんだって茂造さんが便を漏らすたびに服を着替えさせたり、掃除をしたり大変だったのだろう。
これで便汚染が減るかも知れないので嬉しいのだと思う。

このツーピースの物を使うと年に9万円ほど足が出るそうだ。
けど1カ月に換算すると1万円いかない。
それくらいいいじゃん!
少々のお金でストレスから解放されるなら惜しくないよね。

けど今はまだ減るかも知れないと期待している状態。
実際使ってみないと分からない。
けど多分大丈夫な気がする。
以前、ツーピースを使っていた時の汚染は、茂造さんが自分でパウチの中の便を捨てようとしたり、自ら剥がしたりしていたからだそうだ。
けどスタッフさんがしてくれることに慣れてからはそういう事もなくなったようだ。
なので大丈夫だと思う。
そう信じよう。
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