6月20日 火曜日

仕事から戻り、庭の花や木に水やりをしていると綿子さんがやって来た。
手にハサミとバケツを持っている。
わたしには気付いて無いようだった。

「綿子さん、何しよん?」

と声をかけると驚いた顔をした。
そして

綿「いや、今、行っとるとこ(さくら苑のこと)にな、花が無うて淋しいんや。だからうちから持って来てあげるわって言うたんや。ちょっと貰うわな」

おいおい!
自分の育てた花と違うやん!
他人のふんどしで相撲を取るなよ!
それに本当は黙って採るつもりやったろ。

言いたいことはあるがグッと我慢。

「ほうな。どうぞ」

水やりを終え、納屋へ行くと軒下にさっきのバケツがあった。
紫陽花やひまわりなどかなりの量の花がさしてあった。
これでちょっとかよ!
FullSizeRender
※隠れて良く見えないが紫陽花は10本以上はあった
IMG_3340


綿子さんは元々あまり花を育てたりしていない。
植えるスペースはいくらでもあるが、植えてあるのはハマナスとアガパンサスとカンナだけだ。
昔は菊や百日草など仏壇用の花は育てていた時もあったが、今は皆無だ。

なのでこんなに花を活けるようになるとは思わなかった。
ましてや他所にまで持って行くなんて。
昔、小学生の頃、庭の花を摘んで学校に持って行ってたっけ。
先生に「ありがとう」と言われて嬉しかったのを思い出した。
綿子さんも同じ気持ちなのかな?
仕方ない、目を瞑ろう。
けど明日忘れずに持って行ってくださいね。


↓ポチッと押して頂けると嬉しいな(*^ω^*)
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村