引き続き6月25日のこと
この週末、綿子さんは割と元気だったようだ。
かつおさんは田んぼへ行っていたし、わたしは実家へ行ったり、買い物に出たりしていたので、なかなか気付かなかったのだが、しょっちゅう我が家へ来ていたらしい。
用件は『網戸を入れてくれ』という事だった。
綿子さんは夏が終わると網戸を外して家の中の広縁で保管する。
冬でも換気をしたり、窓を開けることもあるんだから外さなくていいじゃないかと言っても聞かない。
昔からの習慣らしい。
ここ最近、暑くなってきたので網戸をもとに戻そうとしたが上手く入らなかったらしい。
それでかつおさんに頼みに来たのだ。
だがかつおさんもわたしも出かけていたので何度も来ていたようだ。
で、結局自分で何とかしようとしたらしい。
窓の下に脚立を持ち出していた。
けれどやっぱり戻せなかったようで、夕方田んぼから戻ったばかりのかつおさんに頼みに来たのだった。
かつおさんが網戸を戻し「もう外すなよ」と言うと「脚立を納屋に戻しといてくれ」と言う。
話がかみ合わない。
あいかわらずゴーイングマイウェイだ。
そしてこの日の日中、綿子さんはミニ産直まで出かけて行って、とうもろこしを買ってきていた。
4本買ったそうで、うちに2本持ってきた。
綿「これ、そこのとこで買うてきたんや。食べて」
好「ありがとう」
綿子さんが手に提げていたナイロン袋からとうもろこしを取り出して渡してくれた。
が、そのナイロン袋には"茂造"とデカデカと名前が書いてある。
そう茂造さんの洗濯物が入っていた袋なのだ。
いぶきの森から洗濯物を持ち帰った時の袋で、ゴミを捨てるときに使おうと思って洗濯機の横の箱に放り込んでおいたものだ。
汚染物ではなく普通の洗濯物が入っていた袋だが、やっぱり少しは臭う物が入っていた袋だ。
その袋からとうもろこしを取り出して渡されても、正直複雑だ。
好「綿子さん、その袋はあんまりキレイでないで」
綿「朝採ったとこのとうもろこしやって。新鮮なから美味しいと思うわ」
相変わらず人の言う事は聞いちゃあいない。
自分の言いたいことだけ言って最後には「腰が痛いんや~」と言いながら帰って行った。
ならじっとしとけよ。
でも大分元気になってきたようだ。
行動範囲が広がっている。
いいような、悪いような。
複雑だ。

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この週末、綿子さんは割と元気だったようだ。
かつおさんは田んぼへ行っていたし、わたしは実家へ行ったり、買い物に出たりしていたので、なかなか気付かなかったのだが、しょっちゅう我が家へ来ていたらしい。
用件は『網戸を入れてくれ』という事だった。
綿子さんは夏が終わると網戸を外して家の中の広縁で保管する。
冬でも換気をしたり、窓を開けることもあるんだから外さなくていいじゃないかと言っても聞かない。
昔からの習慣らしい。
ここ最近、暑くなってきたので網戸をもとに戻そうとしたが上手く入らなかったらしい。
それでかつおさんに頼みに来たのだ。
だがかつおさんもわたしも出かけていたので何度も来ていたようだ。
で、結局自分で何とかしようとしたらしい。
窓の下に脚立を持ち出していた。
けれどやっぱり戻せなかったようで、夕方田んぼから戻ったばかりのかつおさんに頼みに来たのだった。
かつおさんが網戸を戻し「もう外すなよ」と言うと「脚立を納屋に戻しといてくれ」と言う。
話がかみ合わない。
あいかわらずゴーイングマイウェイだ。
そしてこの日の日中、綿子さんはミニ産直まで出かけて行って、とうもろこしを買ってきていた。
4本買ったそうで、うちに2本持ってきた。
綿「これ、そこのとこで買うてきたんや。食べて」
好「ありがとう」
綿子さんが手に提げていたナイロン袋からとうもろこしを取り出して渡してくれた。
が、そのナイロン袋には"茂造"とデカデカと名前が書いてある。
そう茂造さんの洗濯物が入っていた袋なのだ。
いぶきの森から洗濯物を持ち帰った時の袋で、ゴミを捨てるときに使おうと思って洗濯機の横の箱に放り込んでおいたものだ。
汚染物ではなく普通の洗濯物が入っていた袋だが、やっぱり少しは臭う物が入っていた袋だ。
その袋からとうもろこしを取り出して渡されても、正直複雑だ。
好「綿子さん、その袋はあんまりキレイでないで」
綿「朝採ったとこのとうもろこしやって。新鮮なから美味しいと思うわ」
相変わらず人の言う事は聞いちゃあいない。
自分の言いたいことだけ言って最後には「腰が痛いんや~」と言いながら帰って行った。
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行動範囲が広がっている。
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