8月11日 金曜日

わたしもかつおさんも今日からお盆休みがスタートだ。
そして久しぶりに典さんが帰って来た。
今年のお正月以来だ。
本当は5月のゴールデンウイークにも帰省する予定だったが、綿子さんは入院していたし、茂造さんも入所してしまったので帰省は見送ったのだった。
今回は11日から17日まで滞在するとのことだった。

もちろん綿子さんには典さんが帰ってくることは内緒にしていた。
典さんが帰ってくると伝えたらまた何をしでかすか分からない。
施設の人に内緒にしろと言っても絶対に無理なことは経験済みだ。
なので今回は前もってさくら苑の方と『県外から兄が帰省するがいつまでデイサービスを休まないといけないのか』と相談しておいた。
さくら苑からは「3日は休んでください。4日目から通所OKです。けれど初日にコロナの検査を受けて頂きます」との事だった。
なので12日の土曜日と13日の日曜はもともと休みだが、14日の月曜日も休むことになった。
15日からまた通う事で話がついた。
そしてこのことはまだ綿子さんには言わないでほしいとお願いしておいた。
「もちろん言いません。言ったら大変ですものね」
さくら苑の方も綿子さんの性格はバッチリ把握している。

なので今朝は綿子さんがデイへ出発するのを待って、典さんを迎える準備とお盆の来客を迎える準備をしたのだった。

そして昼前に駅まで典さんを迎えに行き、近くの食堂でランチを食べ、家に戻った。
一息つきたいところだがあまり時間が無い。
今回の帰省中、朝昼晩の食事は全部典さんが作ってくれるとの申し出があり、宅配弁当は今日から17日まで止めていた。
早速今晩の晩御飯を作るために食材の買い出しに行かなくてはならない。
一度冷蔵庫の中身をチェックしてから買い物に行くために一度家に戻ったのだ。

綿子さんんちの冷蔵庫に食材はほぼない。
料理を全くしなくなったので入っているものといえば梅干しやジャムなど。
あとは日持ちするレトルトの煮豆やおでん(急にデイが休みになった時のための非常食)などしかなかった。
それとドアポケットに醤油、めんつゆ、マヨネーズ、ケチャップ、チューブのワサビ、からし、ショウガといった調味料が入っていたが、どれもこれも賞味期限が過ぎた物ばかりだった。
過ぎてないのは醤油とめんつゆのみだった。
めんつゆは2カ月ぐらい前にそうめんを食べるために買ってきてあげたのだが、開封すらされてなかった。
そうめんを茹でることさえ面倒くさいのだろう。
結局、典さんは料理をするために醤油以外の調味料を全て買い直したのだった。
(なるべく小さいサイズのものを買っていた)

買い物を終え、家に戻り、食材を冷蔵庫に放り込み、次はお墓へ向かった。
お墓は今朝早く、涼しいうちに掃除をしておいた。
そこへさっき買ってきたお花を持ってお参りに行ったのだった。

なんとか今日のミッションは終わった。
なんだかとても慌ただしい一日だった。
もう5時前だ。
もうすぐ綿子さんが帰ってくる。
あとは典さんに任せよう。

かつおさんと自宅に戻りやっと一息ついた時、玄関のチャイムが鳴った。
綿子さんだ。

綿「かつお!わたし月曜から1週間、あそこには行かんからの!休むって向こうに言うといてくれ!」

なぜかケンカ腰の口調だ。
なのでかつおさんの口調もケンカ腰になる。

「何を言うとんや!行かなイカンやろが!」

綿「典夫が帰ってきたんや!それやのに行く気になれんわ!」

「あほか!ばあさんがずっと居ったらアニキが大変やないか!」

綿「とにかく行かんからの!」

なぜ二人ともケンカ腰?

一体どうなることやら。
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