8月14日 月曜日

昨日計画した通り、3人で高知の牧野植物園へ出かけた。
典さんLOVEな綿子さんは車まで見送りに来た。

綿「典夫、いつ頃帰ってくるんや?」

「4時過ぎには戻ると思うわ」

典さんは綿子さんのためにお昼ご飯も作っておいたそうだ。
せっかく久しぶりの友人に会いに行くというのに(嘘だけど)ご飯は適当に食べるからゆっくりしてこいと言えないのか?
やはりボケると自分のことばかりで周りを思いやることが出来なくなるのか?
考えてもしょうがない。
とにかく出かけている間は綿子さんのことは忘れて楽しもう!

幸い曇り空だったので植物園は楽しめた。
そこここの植物の横に『らんまんで紹介されました』という札が立っていて、「あのシーンで出てきたよな!」と盛り上がった。
展示館では牧野博士の生涯を知ることができるたし、温室では珍しい植物が植えられていてとても面白かった。
けれど植物園はとても広いので全部回るのは無理だった。
またリピートしたい。

存分に植物園を楽しみ、遅めのランチを食べて帰路についた。
家に着くと5時前だった。
予想通り、綿子さんは畑にいた。
典さんの帰りを待ち構えていたのだ。

車を停めていると綿子さんが寄ってきた。
典さんは綿子さんに歩み寄った。
綿子さんは典さんの顔を見ただけで満面の笑みだ。
それを見てかつおさんは「なんや、あの顔!」とこぼしていた。
かつおさんの事は眼中にない。
仕方ないよね。
典さんのようには優しく出来ない。
わたし達は綿子さんが待ち構えている姿が目に入っただけでうんざりする。

やっぱり普段そばにいる者は割が悪いよね。
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