10月1日 日曜日

今日は麦さん(綿子さんの妹)が綿子さんに会いに&お米を取りにやって来た。
麦さんちのお米はうちの納屋にある米の冷蔵庫で預かっていて、1袋(30㎏)ずつ持って帰っている。
先日、残りが少なくなったので24日に取りに行きたいと連絡を受けた。
が、その日は旅行に行く予定だったので今日に変更してもらったのだ。
という訳で家族旅行のことが麦さんにも伝わっていたのだ。

麦さんは9時半ごろやって来た。
まずはうちに来て手作りの栗おこわをくれた。
そして「綿ちゃんを旅行に連れて行ってくれたんやろ~。ありがとうなぁ。綿ちゃん、喜んだやろ~」
と言った。
麦さんは自分の事のように嬉しそうだ。

「しんどかったと思うけど、喜んでくれたわ。早よから旅行に行こうって言うたら、その日が来るまでそわそわするのが目に見えとるやろ。だから前日に初めて言うたんや。麦さんも黙っといてくれてありがとうございます」

麦さんにも口止めしていたのだ。

「綿ちゃん、泣いたやろ~」

「そうや、泣いたわ~」

「前の日に明日旅行に行こうって言うたら泣いて、当日の朝、翔ちゃん見てびっくりして、宝塚の駅で典さんと会うたらこれまた驚いて泣いとったわ。サプライズ3連発やったんや」

「うわ~目に浮かぶわ~」

「写真見る?」

「見る!見る!」

スマホの写真を見せながら、行った先や綿子さんの様子を話すと、とても喜んでくれた。

「良かったら送ろうか?」(麦さんはLINEを使いこなせるのだ)

「送って、送って!これ、みき(綿子さんと麦さんの妹・九州在住)にも見せてやろ~。みきもこの写真見たら泣くと思うわ~」

麦さんもみきさんも綿子さんのことを本当に大事に思ってくれている。
ありがたい。

そして綿子さんちへ。
美容室MUGIが開かれた。
髪を切りながら

「綿ちゃん、かつおちゃん達と旅行に行ったんやろ。良かったなぁ~」

綿「そうや~。良かったわ~。まさか旅行に連れて行ってくれるとは夢にも思ってなかったからなぁ。嬉しかったんや~」

「どこに行ったん?」

綿「はて?どこやったっけ?大阪やったかな」

「神戸やで」

綿「そうやったんかな?」

「神戸のどこへ行ったん?」

綿「どこ行ったんかいな?もう忘れたが」

ガクッ!!
マジか!

「宝塚行ったんやろ」

綿「あっ、そうや。行ったわ」

「典ちゃんや翔ちゃんも一緒やったんやろ」

綿「そうや。びっくりしたんや~」

言うと思い出すようだ。

ま、どこに行ったか、何をしたかは忘れても楽しかったとか嬉しかったという事は覚えているようだ。
なので良かったんじゃないかな、と思う事にしよう。
ブログアイコン


↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村