10月15日 日曜日
今日もお祭りだ。
綿子家は喪中なので参加は出来ないが、一応祭りの雰囲気を味わおうとお寿司を買いに行った。
やはり祭りと言えばバラ寿司だ。
かつおさんとちょっと遠くの産直へ向かった。
ここのバラ寿司が最高なのだ。
上品なお寿司でなく、ちょっと甘めの田舎のおばちゃんの味なのだ。
ついでに綿子さんの大好きな柿といもパンも買った。
そう、以前綿子さんと茂造さんがはまっていた、あのいもパンだ。
このパンは家の近くの店では売っていない。
昨日大量に菓子パンを届けたし、カステラも買ってあるし、どうしようか迷ったが、めったに買えないので思い切って買うことにした。
家に帰ると早速綿子さんに届けに行った。
綿「うわ~嬉しい~。これ好きなんや~」
どれも綿子さんの大好物だ。
とても嬉しそうに顔をほころばせた。
綿「そしたらこれお昼に食べようや」
と、お寿司を握って言っていた。
か「ばあさん、いっぺんに食べるんやないぞ。パンも冷凍しとけよ」
綿「分かっとるわ」
か「そう言いながら全部食べるやろが。ほんまブクブク太ってから。そろばんの玉みたいやないか。温泉でおかんの腹見てびっくりしたわ。食べすぎよるんやが」
綿「食べすぎてないわ」
か「そんなことあるか!食べすぎとるから太るんやないか」
綿「そんなに食べて無いんやけどのぉ」
本気で言っているように見えた。
まるで自覚がないようだ。
そのことにビックリだ。
やはりこんなに買ってくるんじゃなかった。
最近の綿子さんは好きなものはどんどん食べてしまう。
一時の茂造さんのようだ。
我慢ができなくなっている。
今日のように大好物を届けると、あっという間にたいらげるだろう。
昨日のカステラのように。
体に良くないから買うのを控えようかとも思うが、もうあの歳なんだから好きなものをたくさん食べさせてやりたいとも思う。
本当に悩ましい。
とりあえず今日はお祭りだから特別ということにしておこう。
夕方、綿子さんがやって来た。
綿「今日はありがとうなぁ。これ取っといて」
と言って5000円を渡された。
とても嬉しかったのだろう。
か「おかん、わしにはくれんのか?」
綿子さんはスルーした。
本当にかつおさんは気の毒だ。
それにしてもこの5000円はどこから?
へそくりが出てきたのかな?

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やはり祭りと言えばバラ寿司だ。
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ここのバラ寿司が最高なのだ。
上品なお寿司でなく、ちょっと甘めの田舎のおばちゃんの味なのだ。
ついでに綿子さんの大好きな柿といもパンも買った。
そう、以前綿子さんと茂造さんがはまっていた、あのいもパンだ。
このパンは家の近くの店では売っていない。
昨日大量に菓子パンを届けたし、カステラも買ってあるし、どうしようか迷ったが、めったに買えないので思い切って買うことにした。
家に帰ると早速綿子さんに届けに行った。
綿「うわ~嬉しい~。これ好きなんや~」
どれも綿子さんの大好物だ。
とても嬉しそうに顔をほころばせた。
綿「そしたらこれお昼に食べようや」
と、お寿司を握って言っていた。
か「ばあさん、いっぺんに食べるんやないぞ。パンも冷凍しとけよ」
綿「分かっとるわ」
か「そう言いながら全部食べるやろが。ほんまブクブク太ってから。そろばんの玉みたいやないか。温泉でおかんの腹見てびっくりしたわ。食べすぎよるんやが」
綿「食べすぎてないわ」
か「そんなことあるか!食べすぎとるから太るんやないか」
綿「そんなに食べて無いんやけどのぉ」
本気で言っているように見えた。
まるで自覚がないようだ。
そのことにビックリだ。
やはりこんなに買ってくるんじゃなかった。
最近の綿子さんは好きなものはどんどん食べてしまう。
一時の茂造さんのようだ。
我慢ができなくなっている。
今日のように大好物を届けると、あっという間にたいらげるだろう。
昨日のカステラのように。
体に良くないから買うのを控えようかとも思うが、もうあの歳なんだから好きなものをたくさん食べさせてやりたいとも思う。
本当に悩ましい。
とりあえず今日はお祭りだから特別ということにしておこう。
夕方、綿子さんがやって来た。
綿「今日はありがとうなぁ。これ取っといて」
と言って5000円を渡された。
とても嬉しかったのだろう。
か「おかん、わしにはくれんのか?」
綿子さんはスルーした。
本当にかつおさんは気の毒だ。
それにしてもこの5000円はどこから?
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