昨日の続き

電話がなかなかつながらず、畑田さんと直接話をするまで長い時間がかかったが、その間になんとか茂造さんも面会できるように苦心してくれていたそうだ。
土曜日の綿子さんの面会時に一緒に茂造さんもと考えてくれたそうだ。
そこで綿子さんに「土曜日に息子さんが会いに来てくれるんやけど、お父さんも一緒でもええかな?」と尋ねたそうだ。
綿子さんは「ほうな。そしたら一緒に会うてみようか」と了承したそうだ。
畑田さんも良かった~と喜んでいたのだが、しばらくすると「やっぱり会うのは止めてくれんやろか」と言ってきたそうだ。
むっちゃ青ざめて嫌で仕方がない様子だったそうだ。

綿「私がここに居るって知ったらじいさんが押しかけて来るようになるかも知れんし」

それを聞いて畑田さんもありうるかもと思い、二人一緒の面会は断念したそうだ。
そうして面会は土曜日に綿子さんのみという事になったそうだ。
なんだかとっても残念だ。

初めその理由を聞いて仕方ないなと思ったが、よく考えると茂造さんが綿子さんのことをちゃんと認識できるかも怪しいのに、押しかけることなんかないと思うのだが。
昨年末2回ほど家に連れて帰った時だって茂造さんの口から出てくるのは『秀夫』と『梅』ばかりで、『綿子』の名前が出たことは無かった。
綿子さんに執着はないと思うのだが。
それにどうしても不安なら綿子さんもわたし達と一緒に面会に来たことにすればよかったんじゃないだろうか。
やっぱり茂造さんが不憫だ。
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