昨日の続き

綿「今日は3時に人が来るって言われて、誰が来るんやろ?って思うとったんや。かつお達やったんやなぁ」

いやいや、絶対わたし達が来るって伝えられていたはずだ。
ま、ええけど。

綿「じいさんも一緒にって言われたけど断ったんやんや。私がここに居るって知ったら何をするかわからんやろ。私の部屋まで押しかけて来るかも知れんし」

「マネージャーから聞いたわ。じいさんに会いとうないんやろが。けどじいさんがばあさんに会うても誰か分からんと思うぞ。わしのことやって会うても誰か分からんのや」

「そうそう。いつも秀夫か?って言われとるやんな」

綿「秀夫?秀夫は弟やのに、何を言うとるんやろかじいさんは」

「じいさんは秀夫や梅やって昔のことばっかり言うて、わしやよっちゃんや孫のことは分からんし、名前も出てこんのや」

綿「ほうか」

そうやで、綿子さんの名前も出てこんで。
そう言ってしまおうかと思ったがやめた。

「ところで昼間は何をしよん?体操とか塗り絵とかしよん?」

綿「廊下をずーーっと歩いとるんや。ここの人が横についてくれてな。何回か歩いたら終わりやけど、もっと歩いてもええんな?って聞いたらええよって言うから一人でも歩いとるんや。転んだらいかんから杖は持ってな」

杖を持つことはスタッフさんからかなりしつこく言われているようだ。

「そらええことや」

綿「足が弱ったらいかんからのぉ」

「シルバーカーは使ってないん?」

綿「へっ?」

「押し車やが」

綿「ああ、あれはベッドの横に置いとる」

「歩くときに使わんの?」

綿「そやな。あれカゴがあるやろ。あの中に自分の物を入れとるんや」

どうも物置になっているようだ。
やっぱり予想したとおりというか予想の上をいっている。
もう少し面会や外出が緩和されたら茂造さんの面会に行って、外に散歩に連れだすときに使おうと思っていた。
外に連れ出した時にこそっとおやつを食べさせてあげよう。
これは年末にかっちゃん達に会った時に米さんにおやつを食べさせる方法として教えてもらっていた。
いぶきの森は食べ物の持ち込みは不可なので、散歩に連れ出して外でこっそりおやつを食べさせていると聞いたのだった。
それいいじゃん!
その時にシルバーカーがあれば椅子代わりにもなるからいいなと考えていたのだ。
でも物置にしてたらそれも出来ないかもしれない。
まいったなぁ。

続く

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