そうそうビールは一応用意した。
綿子さんは入所する前までは毎晩飲んでいたからだ。
けれど飲ませてもいいものか?ちょっと悩みどころだ。
なので一応テーブルに持って来たが勧めることはせず、結局本人が欲しいと言わなかったので出さなかった。
茂造さんはビールに気づいていない様だった。
茂造さんは入所前からあまり飲まなくなっていたし、かなり弱くなっていたので飲ませたくない。
欲しがらなかったので良かった。
結局ビールを飲んだのは翔ちゃん一人。
かつおさんも当然のように飲もうとしたが止めた。
後で二人をいぶきの森に送って行かないといけないのに飲んだらダメじゃん。
それに二人をしっかり見守らないといけないのに。
アルコールを摂取してちゃんと仕事が出来るわけない。
わたしに止められる前に自ら判断してほしい。
会食はとても賑やかで楽しいものとなった。
茂造さんはおごちそうに目を輝かせ食べるのに必死だ。
食べている間は静かだったが、一旦お腹が落ち着くとまた質問を繰り返した。
「あれ誰や?」、「秀夫はどこにおるんや?」、「秀夫の嫁さんは何言うんや?」
色々出てくる。

とりあえずわたしやかつおさんが返事をしていたら麦さんが
「二人とも凄いなぁ。よう相手してやって。私やったら無理や!」
と言い出した。
好「毎日やったらキレるやろうけどたまにやからな」
麦「でも凄いわ。感心するわ」
茂造さんの目の前でこんな会話をしても茂造さんは聞こえてないのか、理解できないのか素知らぬ顔だ。
そして綿子さんだけが苦々しい顔をしていたのだった。
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綿子さんは入所する前までは毎晩飲んでいたからだ。
けれど飲ませてもいいものか?ちょっと悩みどころだ。
なので一応テーブルに持って来たが勧めることはせず、結局本人が欲しいと言わなかったので出さなかった。
茂造さんはビールに気づいていない様だった。
茂造さんは入所前からあまり飲まなくなっていたし、かなり弱くなっていたので飲ませたくない。
欲しがらなかったので良かった。
結局ビールを飲んだのは翔ちゃん一人。
かつおさんも当然のように飲もうとしたが止めた。
後で二人をいぶきの森に送って行かないといけないのに飲んだらダメじゃん。
それに二人をしっかり見守らないといけないのに。
アルコールを摂取してちゃんと仕事が出来るわけない。
わたしに止められる前に自ら判断してほしい。
会食はとても賑やかで楽しいものとなった。
茂造さんはおごちそうに目を輝かせ食べるのに必死だ。
食べている間は静かだったが、一旦お腹が落ち着くとまた質問を繰り返した。
「あれ誰や?」、「秀夫はどこにおるんや?」、「秀夫の嫁さんは何言うんや?」
色々出てくる。

とりあえずわたしやかつおさんが返事をしていたら麦さんが
「二人とも凄いなぁ。よう相手してやって。私やったら無理や!」
と言い出した。
好「毎日やったらキレるやろうけどたまにやからな」
麦「でも凄いわ。感心するわ」
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