昨日の続き
午前中は最悪だった。
朝早くから重労働の上、蜂に刺され、手は痛いし懐まで痛い。
本当に散々だ。
午後からふて寝したいところだがそうはいかない。
今日の午後はハルちゃんから子守りを頼まれていた。
友人の誕プレを買いに出かけたいそうだ。
それに茂&綿の面会にも行かなければ。
綿子さんの様子も気になるし。
寝てなんかいられないのだ。
昼食を食べ終わるといぶきの森へ出かける準備をした。
綿子さんのコルセット類、それに数種類のお茶のペットボトル、そしていつもの着替え、そしておやつにスイカを用意した。
そしてゆうくんのお出かけセットの用意も忘れてはならない。
そして午後2時頃、数くんも同行してくれたので4人でいぶきの森へ向かった。

まずは4階の綿子さんのもとへ。
エレベーターを降りるとスタッフさんが寄ってきた。
ス「こんにちは」
好「綿子さんの面会に来ました。これ頼まれてたコルセット類とお茶です」
ス「ありがとうございます。そしたらこちらでお預かりします」
好「コルセットは色々あって、どれがいいのか分からなかったので全部持って来たんです」
ス「今日はリハビリの者が休みなので明日見てもらいますね」
好「お茶はどれが好みか分からないので色々用意したんです。綿子さんに飲んでもらって気に入ったものをもっと買ってこようと思いまして」
ス「分かりました。綿子さんは今、お部屋にいらっしゃいます」
好「やっぱり動けないんですか?」
ス「土曜日の午前中に骨折しまして、それからベッドでずっと横になってるんです。土曜日は午後から入浴する日なのでみんな下に降りてて、綿子さんには一人で部屋にいてもらってたんです。けどスタッフが間で様子を見に来たらベッドに腰かけてたんですって。トイレに行こうとして起き上がったものの、そこから動けなかったようです。一応、オムツをしてるんですけどね」
好「綿子さんオムツ嫌いなんで。でもさすがに痛くて動けないんですね」
ス「相当痛いと思います。けどまたベッドから降りようとしたらいけないのでベッドの横にセンサーマットをひいてます」
好「そうなんですね。ありがとうございます。そしたらちょっと覗きに行ってきます」
スタッフさんと別れ部屋へ向かった。
部屋に入ると綿子さんはベッドで横になっていたが起きていた。
私たちに気づくと
綿「うわ~来てくれたんな~。ありがとな~」
とまた泣き出した。
そして体を起こそうとしてイタタタタ!!顔をしかめる。
好「じっとしとってよ」
綿「うわ~ゆうくんも来てくれたんか~。嬉しいわ~」
か「ばあさん大丈夫か?痛いんやったらじっとしとかないかんぞ」
綿「おう。じっとしとったらそうでもないんやけど、ちょっと動いたら痛うて痛うて」
か「ほんま何しよんや。ビックリしたわ」
綿「いやベッドに乗ろうとしたら痛うて動けんようになったんや」
か「えっ?転びそうな人を助けようとして一緒に転んだんやろが」
綿「へ?私転んでないぞ」
好「いや、転んで骨折したってここの人から聞いたで?」
綿「私、転んだんやろか?」
なんじゃそれ?
転んだことを覚えてないのか?
話が違う。
記憶がすり替わっているのだろうか?
ま、いいや。
続く
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朝早くから重労働の上、蜂に刺され、手は痛いし懐まで痛い。
本当に散々だ。
午後からふて寝したいところだがそうはいかない。
今日の午後はハルちゃんから子守りを頼まれていた。
友人の誕プレを買いに出かけたいそうだ。
それに茂&綿の面会にも行かなければ。
綿子さんの様子も気になるし。
寝てなんかいられないのだ。
昼食を食べ終わるといぶきの森へ出かける準備をした。
綿子さんのコルセット類、それに数種類のお茶のペットボトル、そしていつもの着替え、そしておやつにスイカを用意した。
そしてゆうくんのお出かけセットの用意も忘れてはならない。
そして午後2時頃、数くんも同行してくれたので4人でいぶきの森へ向かった。

まずは4階の綿子さんのもとへ。
エレベーターを降りるとスタッフさんが寄ってきた。
ス「こんにちは」
好「綿子さんの面会に来ました。これ頼まれてたコルセット類とお茶です」
ス「ありがとうございます。そしたらこちらでお預かりします」
好「コルセットは色々あって、どれがいいのか分からなかったので全部持って来たんです」
ス「今日はリハビリの者が休みなので明日見てもらいますね」
好「お茶はどれが好みか分からないので色々用意したんです。綿子さんに飲んでもらって気に入ったものをもっと買ってこようと思いまして」
ス「分かりました。綿子さんは今、お部屋にいらっしゃいます」
好「やっぱり動けないんですか?」
ス「土曜日の午前中に骨折しまして、それからベッドでずっと横になってるんです。土曜日は午後から入浴する日なのでみんな下に降りてて、綿子さんには一人で部屋にいてもらってたんです。けどスタッフが間で様子を見に来たらベッドに腰かけてたんですって。トイレに行こうとして起き上がったものの、そこから動けなかったようです。一応、オムツをしてるんですけどね」
好「綿子さんオムツ嫌いなんで。でもさすがに痛くて動けないんですね」
ス「相当痛いと思います。けどまたベッドから降りようとしたらいけないのでベッドの横にセンサーマットをひいてます」
好「そうなんですね。ありがとうございます。そしたらちょっと覗きに行ってきます」
スタッフさんと別れ部屋へ向かった。
部屋に入ると綿子さんはベッドで横になっていたが起きていた。
私たちに気づくと
綿「うわ~来てくれたんな~。ありがとな~」
とまた泣き出した。
そして体を起こそうとしてイタタタタ!!顔をしかめる。
好「じっとしとってよ」
綿「うわ~ゆうくんも来てくれたんか~。嬉しいわ~」
か「ばあさん大丈夫か?痛いんやったらじっとしとかないかんぞ」
綿「おう。じっとしとったらそうでもないんやけど、ちょっと動いたら痛うて痛うて」
か「ほんま何しよんや。ビックリしたわ」
綿「いやベッドに乗ろうとしたら痛うて動けんようになったんや」
か「えっ?転びそうな人を助けようとして一緒に転んだんやろが」
綿「へ?私転んでないぞ」
好「いや、転んで骨折したってここの人から聞いたで?」
綿「私、転んだんやろか?」
なんじゃそれ?
転んだことを覚えてないのか?
話が違う。
記憶がすり替わっているのだろうか?
ま、いいや。
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