昨日の続き

結局ピンクの靴の謎は分からないままだ。
スタッフさんもおかしいとは思ったようだが事情は知らなかった。
スタッフさんはついでに最近の綿子さんの様子を教えてくれた。

綿子さんは歩行器を使えば割と歩けるようになったのだが、一人で移動していてもしものことがあると怖いので動くときはスタッフを呼ぶように伝えてあるのだそうだ。
それは忘れずに守ってくれるのだが「なんで私だけいちいち人を呼ばないかんのや!」とか「一人でも大丈夫やのに!」って文句を言うようになったそうだ。
スタッフとしても呼ばれたらなるべく速く駆けつけるようにはしているが、いつもすぐ対応できるとは限らない。
綿子さんを待たせることもどうしてもある。
それが気にいらないようだ。
やりたいことがすぐ出来ず文句を言うらしい。
そして一人で勝手に動いている事もあるそうだ。
その時はそっと離れたところから見守っているそうだ。
「勝手に動いたら危ないでしょ」とでも言おうものなら怒り出すからだ。
それにあまり手を出すと「ええ!」と振り払うそうだ。
なのである程度好きにさせてます。
また転ぶリスクもあるのですがそこはご承知くださいとの事だった。
それはもう、転んでも自業自得ですから。
それより申し訳ありません。
ご迷惑をかけるんじゃない!!!

ホント最近我が強くなったなぁと思う。
これも痴呆のせいなのか。
悲しい事だ。


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