1月31日 金曜日

かつおさんが出張中なので久しぶりにいぶきの森へ洗濯物の回収に行った。
本来なら木曜日の昨日が回収日なのだが、用事があったので今日になった。
今日もちょっと買い物に寄ったのでいぶきの森に着いたのは6時少し前だった。

この時間だし金曜日だからまさか今日私が来るとは思わないだろう。
なので気付かれないかもと淡い期待を抱いていたのだが、食事中の綿子さんとバッチリ目が合ってしまった。
ま、でも食事中だから大丈夫だ。
ササッと用を済ませて帰ろう。

部屋に入るとまた模様替えをしていて驚いた。
今までベッドの左側にタンス、右側にテレビがあったのだけど、そっくり入れ替わって左側にテレビ、右側にタンスになっていた。
なんで?
こないだ綿子さんが妄想で言っていたように隣のおばあさんからテレビが眩しいとクレームが入ったのか?
いや、それはないだろう。
二人の間には仕切りのカーテンがあってほぼ閉めたままだ。
それにタンスを横向きに置いたから光が届くことはほぼないだろう。
それじゃあどうして?
タンスの向きを変えただけでは綿子さんのタンスを開けるのが収まらなくて、できるだけ遠い位置に置いたという事ではないだろうか?
多分そうだと思う。
綿子さんもこの配置の方がタンスの前に余裕があって、ものを出し入れしやすいだろう。

わたしも着替えをしまうのが楽になった。
タンスの前に立つスペースがあるのでいい。
着替えを片付け、化粧水の残りの量を確認していたら綿子さんがやって来た。

綿「やっぱり好子さんや。ありがとなぁ」

「綿子さんご飯の途中やろ。洗濯物を取りに来ただけやから食べよったら良かったのに」

綿「いや、もう終わっとったんや」

急いでかき込んだのだろう。
そんな事しなくていいのに。
止めてくれー!
毎週末、面会に来て話し相手してるんだから平日はさっさと帰らせてください。
ブログアイコン


↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村