2月8日 土曜日

毎週土曜日の午前中は実家の両親を買い物に連れて行くことにしている。
今日も朝、9時過ぎに実家へ行った。
すると母が「今日は眼科に連れて行って欲しいんや」と言った。
よく聞くと目薬が切れてしまったそうだ。
今、白内障の手術後でまだまだ点眼が必要な時期らしい。
こないだ受診した時にもらうのを忘れていたそうだ。

「了解。そしたらとりあえず眼科に行こう」

母と父を車に乗せ出発した。
車を走らせながら母に言った。

「薬もらうだけやったら電話しといた方が早いんと違う?」

すると母は

「あっそうや。電話せないかんのやった」

と言いながら慌ててカバンからスマホを取り出した。
そして財布も取り出し診察券を探し始めた。
母の財布は分厚い長財布でいろんなカードがたくさん入っているため診察券を探すのにも時間がかかる。
すると母のスマホから「もしもし!もしもし!」と聞こえてくる。
おいおい!電話かけとるやん!

「電話繋がっとるで。はよ出なよ」

「もしもし、私〇〇と申します。目薬が無くなったので貰いに行きたいんです。昨日電話したら明日電話してくださいって言われたんです。来る前に電話してくれって。えっ?診察券の番号?今探してるんです。あっちょっと待ってください」

そう言うとスマホを置いて本格的に財布の中を探し始めた。
おいおい!
なんかツッコミどころ満載じゃん!
なんで家に居るうちに電話しとかなかったんだ。
それに診察券見つけてから電話かけろよ。
電話の向こうの人、絶対困っとるで。

「あ、ありました!」

向こうも電話を保留にしていたようだ。

「もしもし!もしもし!あれ?もしもし!」

暫くすると先方が電話に出てくれたようだ。

「番号は✕✕✕✕✕ー✕✕です」

カルテを見ながらどの薬が何本必要なのかの確認等をしていたようだった。
そして無事伝わったようだ。

「そしたらえ~と、後15分くらいで着きますので」

「あっそうですか。分かりました」

そんなすぐには用意できないと言われたようだ。
ホント隣で聞いていてわたしの方が恥ずかしくなる。
あいかわらず自己中な考え方というか、考えが足りないというか…。
昔はこんな事無かったのに。

「なんで診察券を用意してから電話せんの!」

「いや~」

これも老化なんだろう。
病院の職員の方申し訳ありません。
ちょっとボケつつある老人だと思って大目に見て下さい。
ブログアイコン


↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村