部屋で茂造さんにおやつを渡した。
もちろんもみじ饅頭だ。
茂「お~!これはええ!!これは美味い!羊羹か~!」
いやいや!まだ食べてないし!
羊羹ちゃうし!
しかし食べ終わった後も「羊羹美味かった~」と言っていた…。
茂造さんは今日もかつおさんに向かって「秀夫」を連発していた。
何度訂正して「お~そうか」と言って分かったような顔をしても、しばらくするとまた「秀夫」が復活する。
とにかく秀夫が気になるようだ。
ま、でも今日は「家に帰る!」と言わないだけましだ。
わたし達が「そろそろ帰るわ」と立ち上がると「見送りに行くわ」とついてきた。
いつもなら「そしたらわしはもう寝るわ」と言って横になるのだが、今日はやっぱり何か違う。
そしてガラス扉の前まで来た。
スタッフさんが詰め所の中にあるスイッチを押せばロックが解除される仕組みだ。
ガチャっと音がして解除された。
素早く外に出て急いで扉を閉める。
またもガチャっと音がしてロックがかかった。
わたし達に続いてスルッと外に出ようとした茂造さんは扉が開かなくなってしまい「ちょっとくらいええやないか!」と文句を言ったが、スタッフさんが「ここから出たらダメよ」と言うと「ほうか」と素直に返事をしたのだった。
本当今日は優等生じゃん!
いつもこの調子で頼みますよ茂造さん!

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茂「お~!これはええ!!これは美味い!羊羹か~!」
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茂造さんは今日もかつおさんに向かって「秀夫」を連発していた。
何度訂正して「お~そうか」と言って分かったような顔をしても、しばらくするとまた「秀夫」が復活する。
とにかく秀夫が気になるようだ。
ま、でも今日は「家に帰る!」と言わないだけましだ。
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いつもなら「そしたらわしはもう寝るわ」と言って横になるのだが、今日はやっぱり何か違う。
そしてガラス扉の前まで来た。
スタッフさんが詰め所の中にあるスイッチを押せばロックが解除される仕組みだ。
ガチャっと音がして解除された。
素早く外に出て急いで扉を閉める。
またもガチャっと音がしてロックがかかった。
わたし達に続いてスルッと外に出ようとした茂造さんは扉が開かなくなってしまい「ちょっとくらいええやないか!」と文句を言ったが、スタッフさんが「ここから出たらダメよ」と言うと「ほうか」と素直に返事をしたのだった。
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