綿子さんを1階に送り届け2階へ向かった。
次は茂造さんだ。

ガラス扉から中を覗くと茂造さんはデイルームの指定席に座っていた。
まずは中に入る前に詰め所のスタッフさんに来週分の牛乳を渡す。
そして中に入ろうとしたら茂造さんが実況を始めた。

「おっ!戸が開いたが」
「中に入ってきたぞ」
「ほんで閉まった」
「おっこっち来よるぞ」

今日は割と機嫌がいいようだ。

「茂造さんこんにちは」

「わし腹が減ったんや」

おっと、いきなりそれかい!

「そうな。そしたら部屋に行こうで。ええもん持って来たで」

部屋に移動し、ベッドに座らせた。
そして蒸しパンを渡すと「美味い!」とパクパク食べ、あっという間に食べ終わった。

「これも食べる?」

ピーナッツせんべいを見せると

「これは美味い!」

いや、まだ食べてないやん!
蒸しパンよりピーナッツせんべいの方がお好みの様でとても喜んだ。

「美味いのぉ~。美味いのぉ~」

とずっと繰り返し言っていた。
そして今日も入れ歯を外して舐り始めた。
かなり気に入ったようだ。
4枚ほど食べさせたところでかつおさんが「もうええやろ」と言うので止めた。
茂造さんは満腹中枢がやられているようでいくらでも食べる。
それで食べ過ぎては腹が痛いと言い出すのでほどほどで止めないとね。
ホント小っちゃい子供みたいだよね(笑)
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