そして4階綿子さんのところへ。

綿子さんは典さんが来ることは知らなかったのでびっくりして固まってしまった(笑)
そして次に泣くよね。
これはお約束!

綿「典夫、来てくれたんか~。いつ来たんや」」

「さっき着いたところ」

綿「いつまでおるん?」

絶対聞くよね。

「明後日や」

綿「ほうか。ほな今日は私も一緒に帰るわ」

無茶言わないでください。
やはりお昼にランチを食べに連れ出すことにして良かった。
そうじゃなきゃどうなっていた事か。
ちょっと顔を出してさようならでは納得しなかったんじゃないかなと思う。

さあ、出発しよう。
車いすを押して近所の喫茶店へ。
もちろん先日の気持ちのいい対応をしてくれた喫茶店だ。
今日もお気遣いいただいて「どうぞこちらを使って」と2テーブル分を使わせてくれた。
ありがたい。
席に座り、ようやく落ち着いて話しができる。

「ここの2階で同窓会の2次会したことがあったわ」

「そうや、昔2階にカラオケがあったのぉ」

兄弟で会話が弾む。
綿子さんはやはりあまり聞こえていない様だ。
けれど周りが楽しそうに話しているだけで嬉しそうだ。
で、相変わらずボリューム満点のランチが運ばれてきた。
わたしがご飯半分をかつおさんに食べてもらおうとしていると、綿子さんも半分典さんに。
そしておかずの4分の1をかつおさんに。
さすがに綿子さんには多すぎだものね。
で、食後にコーヒーも飲んで大満足!
良かったね綿子さん。
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