昨日の続き

いぶきの森に着き、エレベーターで4階に向かいながら

好「綿子さん、今日も茂造さんに会いに行くって言うかな?」

ハ「えっ?会いよるん?」

好「あれ?言うてなかったっけ。そうなんや。このところ3回くらい会いに行っとるんや」

ハ「えーーー!!」

かなりびっくりしていた。

好「茂造さんは綿子さんのこと全然誰か分からんのやけどな。「綿子さんやで」って言うても「こんなん違う!」ってなかなかひどいんや(笑)けど綿子さんに茂造さんに会いに行く?って聞いたら「ほな行こうか」って言うんや」

ハ「へ~」

本当に綿子さんの気持ちはナゾだ。
けど奥さんが旦那さんに会いに行ったって聞いてこんなに驚くのもよく考えると変だよね。
ま、世の中にはいろんな夫婦がいるよね。
旦那さんに絶対に会いたくないっていう奥さんも決して珍しいことではないのかもしれない。

4階に着き、エレベーターホール横が開いていたので綿子さんを連れてきてもらった。
綿子さんはゆうくんを見た途端、パッと顔がほころび、直ぐに泣き出した。
はい、いつも通り(笑)
そして「茂造さんに会いに行く?」と聞くと

綿「私がここに居るって知ったら4階まで押しかけて来るようになったら困るからええわ」

それは絶対にないって分かったんじゃなかったのか?
要は今日は会いに行きたくないのだろう。
きっとゆうくんとゆっくり過ごしたいのだろう。
素直にそう言えばいいのにね。

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