かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

カテゴリ: 好子

5月8日 木曜日

かつおさんはゴールデンウイーク明けからまた出張へ。
なので今日も私が洗濯物の回収へ。

いぶきの森ではゴールデンウイーク中の4日から6日は入浴は中止だった。(あと10日も)
やはり入浴はスタッフが大勢必要な大仕事なのだろう。
世間がゴールデンウイークで連休を謳歌している時は施設のスタッフだって休みたいだろう。
なるべく多くのスタッフが休めるように入浴は中止になるのだと思う。
という事で月曜日の茂造さんの入浴は無かったので洗濯物の回収もなしだ。
けど一抹の不安が…。
このところ便汚染が続いているのに大丈夫だろうか?
そう思いつつも結局今日まで行くことは無かったのだった。
いぶきの森へ向かいながらどうか便汚染がありませんようにと祈った。

茂造さんの洗濯物が気になるがまずは4階からだ。
4階は食事は終わっていたが綿子さんはデイルームの指定席に座っていた。
軽く手をあげそそくさと部屋へ向かった。
たしか一番奥の右側に変わったって言ってたっけ。
間違えるといけないのでしっかりネームプレートを確認する。
綿子さんの名前が貼ってあった。
ここで間違いないようだ。
手前のベッドに見慣れた毛布があった。
ここが綿子さんの新しいテリトリーなのね。
ベッドやタンスの配置のせいか前より広く感じた。
なかなかいいじゃん!
それより早く用事を済ませて2階へ行かなくては。
ぱっぱとタンスに着替えをしまっていると綿子さんが追いかけてきた。

綿「いつも悪いなぁ」

「いえいえ、わざわざ言いに来んでええから」

綿「いや、もうご飯も済んだし」

「そうな、そしたらもう帰るから」

綿「その洗濯物ここに置いたらええわ」

そう言いながらシルバーカーを指さす。

綿「エレベーターのとこまで持って行くわ」

「いやええよ。もうゆっくりしとき」

綿「いや私もまた向こうに行くんや」

「そうな。けど洗濯物は運んでくれんでええよ。急ぐから先に行くで」

綿子さんの歩くのが速いと言ってもわたしの速足よりははるかに遅い。
一緒に歩くのは勘弁だ。
とにかくわたしは茂造さんの洗濯物が気がかりだ。
便汚染が無いことを祈っているがきっとあると思っている。
なので1秒でも早く回収して家に戻りたい。
どんなに洗濯に時間がかかることか。
綿子さんに付き合っている余裕はないのだ。

スタスタ歩きエレベーターのボタンを押してエレベーターが来るのを待っていると綿子さんが追い付いてきた。
もうええっちゅうに!
幸いエレベーターが来たのでさっさと乗り込み「ほなまた」と別れたのだった。
ここのエレベーター、ドアが閉まるがとても速い。
入所者が乗り込むのを防ぐためだろうと思っている。
わたし達にとってはとってもありがたい。
今日もサッサと閉まってくれて助かった。
ホントに素晴らしい。
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予約時間は14時だった。
午後からなので空いているのかと思っていたが結構患者さんがいて待合いは混雑していた。
こりゃあしばらく待たないといけないかもと思っていたら案外はやく診察室に通された。

先生「超音波検査をするのでその台の上に寝てお腹を出してください」

先生はそう言ったきりパソコンに向かって作業をしていた。
こちらは言われた通り台の上に寝て待っていた。
が、いつまで待てばいいの?
途中、看護師さんが来て、お腹を拭くペーパータオルを渡してくれようとしたが、まだ検査をしていないことに気づいて「あら、まだだったのね」とまたどこかへ行った。
そのくらい待たされたのだった。
そしてようやく検査が始まった。
ゼリー状のローションををお腹に塗って機会を当てる。
みぞおちのあたり、そして右わき腹、その後左のわき腹と当てていったのだがトータルで1分から2分ぐらいで終わった。
「はい、いいですよ」
えっ?これだけ?
健康診断の時はいったいいつまでやるの?と思うくらい長かったのに今日はあっという間に終わった。
マジか?
そんなササッと撫でるだけで分かるのだろうか?

先生の横の椅子に座り説明を聞いた。

先生「この間と大きさは変わってないですね」

「そうですか」

先生「あとは経過観察でいいと思います。健康診断は毎年受けられていますか?」

「会社で毎年受けてはいますが超音波検査は付加健診なので5年に1回なんです」

先生「そうですか」

「毎年受けた方がいいんだったらかかりつけ医に頼んでそちらで受けても大丈夫ですか?」

ハッキリ言ってここに通いたくない。
そう思って質問したが

先生「いえ、5年に1回で大丈夫です。腫瘍もそんなに大きくないし」

は?
毎年受けているか?って言うから毎年受けないといけないのかと思ったじゃないか。
ところで病名は?

「先生、これって血管腫なんですよね?」

先生「そうですよ」

すまして答えた。
ならさっさと言えよ!
こちらから尋ねるまで病名を言わないってどういう事やねん!
悪いものじゃないかずっと心配してたんだから!(かかりつけ医に紹介状の返事を見せてもらうまで)
言ったつもりだったんだろうか?
ムカムカしながらもう一つ質問した。

「12㎜と聞いてるんですがこれって小さい方なんですか?」

先生「そうです。大きいのなら5㎝とか超えてますから。このくらいなら問題ないと思いますよ」

「そしたらもうこちらへは来なくて大丈夫ですか?」

先生「はい、大丈夫です」

やった―!
もう二度と来るか!
今日の超音波検査だってほぼ意味ない気がする。
やっぱり来るんじゃなかった。
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3月17日 月曜日

今日はやっと✕✕病院の肝臓の専門医の受診日だ。
11月に受けた健康診断の結果が届いたのが12月。
それに肝臓に12㎜の腫瘤があるので精密検査を受けるようにとあり、慌ててかかりつけ医に走った。
造影CTを撮った結果『肝血管腫』という良性の腫瘍だと診断されホッとしたのだが、念のために肝臓の専門医にも診てもらいましょうという事で紹介状を持って✕✕病院を訪れたのだった。
そこでMRIも撮りましょうと言われ、日を改めてMRIを撮り、ドキドキしながら結果を聞いたら「ちょっとこれじゃ分からないなぁ」と分けの分からないことを言われたのだった。
なんだそれ!
MRIには腫瘤がほとんど映ってなかった。
かかりつけ医いわく「造影剤を入れないとキレイに映らないよね」だそうだ。
無駄なMRI代を払い怒りが湧いたとを思いだす。
そして3か月後に超音波検査をしましょうと予約票を渡され、その予約日が今日なのだ。
結局、病名がハッキリせずずっとモヤモヤが続いていたのだが、かかりつけ医に定期処方の薬をもらいに行って業名が確定していたことを知ったのは1月の末だった。
かかりつけ医のところに紹介状の返事が届いていたのだ。
そこにはしっかり『肝血管腫』と書かれていた。
ホッとしたのだがまた怒りが!
『肝血管腫』と診断したならそう言ってくれれば良かったのに。
あの時分からないって言ったじゃないか。
ずーーっともやもやして落ち着かなかったんだから!!

こういう経緯があったので専門医に対しては不信感しかない。
なので今日もハッキリ言って行きたくない。
行く意味あるんだろうか?
と思いつつも予約をキャンセルする勇気もなく病院へ向かったのだった。

続く
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1月28日 火曜日

仕事の帰り、かかりつけのクリニックに寄った。
薬をもらうためだ。

診察室に入ると先生に真っ先に「どう?✕✕病院行ってるの?」と尋ねられた。

「いえ、先生、前回✕✕病院へMRIを取りに行った帰りにここへ来て、あそこの先生にキレイに映ってないねって言われたってお伝えしたじゃないですか。で、3か月後に超音波検査するから来てって言われたんで、あれからまだ1回も行ってないです」




先生「ああ、そうだったね」

「なのでまだ病名が確定して無くって、ずーーっとモヤモヤが続いてるんです」

先生「えっ?肝血管腫だよ」

「えっ?」

先生「たしか✕✕病院の先生からの返事に肝血管腫って書いてあったと思うんだけど。ちょっと待ってね」

先生はパソコンを操作して✕✕病院の先生から届いた手紙のPDFを見せてくれた。

先生「ほら、ここに肝血管腫って書いてあるでしょ」

「ほんとに!でもあの先生、わたしにはキレイに映ってないから分からないねって言ったんですよ。血管腫ですとは言わなかったのに!」

先生「あはは~。けど返事に肝血管腫って書いてあるから間違いないでしょ」

「ならそう言ってくれればいいのに。ずーーっとモヤモヤしてたんですからー!!」

ホント勘弁してよ!!
この1ヶ月ずーっと心の隅に引っ掛かっていたんだから。
それにしてもやっぱりあのMRIは無駄な出費だったのね。
なんだか腹が立ってきた。
けど何はともあれ悪いものでなくて本当に良かった。

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その後、その足でかかりつけ医のところへ向かった。
毎月貰っている薬をもらうためだ。

先生「おっ!✕✕病院行ったんだろう?どうやった?」

「それが聞いてくださいよ~!まず最初に紹介状を持って行ったら、とりあえずMRIを撮りましょうって言われたんです」

先生「まあそう言うわなぁ」

「それで今日、MRI検査をしたんです。でもキレイに映ってないなぁって。それで3か月後に超音波検査するから来てねですって!」

先生「えっ!MRIってどんなやつ?造影剤入れた?」

「いいえ、単純MRIって書いてました」

先生「あちゃ~単純だと分かりにくいんだよね。やっぱり造影剤入れないと」

「ホントに今日は何をしに行ったのか分からんのですよ!それで高いお金払わされて!」

先生「あはは!まぁでも悪いものではなさそうだから3か月後なんだと思うよ」

はぁ~~~。
そう信じるしかない。
早くスッキリしたいよーー!!
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