かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

カテゴリ: 好子の実家

皮膚科の受診が終わると父を我が家へ連れて行った。

今日のお昼ははうちでカキ料理を振る舞うことにしていた。
腕を振るうのはかつおさんだ。
実はわたしはカキが苦手だ。
食べないのでカキ料理は作れない。
ちなみに母もカキが苦手だ。

かつおさんと父は食の好みがよく似ている。
二人とも人があまり進んで食べないようなものも好んで食べる。
「フナ」とか「イノシシ」とか「亀の手」とか結構クセのある料理も大好きなのだ。
毎年冬になると二人で「フナ」と「カキ」を食べに行っていた。
「フナ」を出す店は数年前に閉店したためここ数年は「カキ」のみになっていたのだが、父も高齢になり夜の外食は気が進まなくなったようだ。
そこでかつおさんが我が家でカキ料理を作って父に食べさせようと計画してくれたのだ。

この『カキを食べる会』に翔ちゃんも駆けつけてくれた。
3世代が揃ってカキ料理を楽しんだ。
酢牡蠣、焼ガキ、カキフライ、牡蠣鍋そしてカキオコとカキ尽くしの料理が並んだ。
父はとても嬉しそうだった。
お酒も入り上機嫌の父は良くしゃべった。
が、何度も同じ話をする。
何回言うねん!
そして翔ちゃんに「人生で一番大事なんは何か知っとるか?結婚やぞ!誰かええ人おらんのか?」と、かなりセンシティブなことを繰り返していた。
翔ちゃん、酔っ払いの年寄りのたわごとと思って許してやってね。

二人とも今日はありがとう!
また来年もこういう集まりが出来るといいなと思う。
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3月1日 土曜日

午前中、父を皮膚科へ連れて行った。
1ヶ月ほど前に爪水虫で受診し、爪に塗る薬をもらったのだが無くなったからだ。
父はせっせと毎日ちゃんと塗っていたようだ。

診察室に入り父が靴下を脱いだその足先を見て驚いた。
爪の周りの皮膚がボロボロになって剥けていた。
しかも紫色になっているではないか!
爪水虫の薬をもらった時「この薬は結構キツイから皮膚についたら綿棒などで拭き取ってくださいね」と注意を受けていた。
わたしも父にしっかり伝えたし、母にも伝えてあったんだけどちゃんとできてなかったようだ。
ホントこの薬キツイのね。
茂造さんの時は、はなから自分で塗ることは出来ないだろうとデイサービスの時に施設で塗ってもらうようにしていたのでこんな事にはならなかった。
まいったなぁ。
これじゃ爪水虫を治療しない方が良かったんじゃないかと思うくらいだ。
先生はこの足を診てボロボロの皮膚のための塗り薬にワセリンをたっぷり混ぜたものを処方してくれた。
これをまず爪の周りの皮膚に塗ってから爪水虫用の塗り薬を爪に塗るようにとの事だ。
これでちゃんと父が塗れればいいのだが。
同居している訳じゃないのでわたしが毎日塗ってあげることは出来ない。
なので父に頑張ってもらうしかない。
けどこういうのは高齢になると難しいのだろうか?
先生は「これでうまくいかなければまた違う方法を考えますね。とりあえずこれで様子を見て、お薬が無くなったらまた診せてくださいね」と言った。
と言う事で今回も爪水虫の薬は1本しか処方されなかった。
なかなかすんなりとはいかないものだ。
父には頑張ってもらいたい。
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2月8日 土曜日

毎週土曜日の午前中は実家の両親を買い物に連れて行くことにしている。
今日も朝、9時過ぎに実家へ行った。
すると母が「今日は眼科に連れて行って欲しいんや」と言った。
よく聞くと目薬が切れてしまったそうだ。
今、白内障の手術後でまだまだ点眼が必要な時期らしい。
こないだ受診した時にもらうのを忘れていたそうだ。

「了解。そしたらとりあえず眼科に行こう」

母と父を車に乗せ出発した。
車を走らせながら母に言った。

「薬もらうだけやったら電話しといた方が早いんと違う?」

すると母は

「あっそうや。電話せないかんのやった」

と言いながら慌ててカバンからスマホを取り出した。
そして財布も取り出し診察券を探し始めた。
母の財布は分厚い長財布でいろんなカードがたくさん入っているため診察券を探すのにも時間がかかる。
すると母のスマホから「もしもし!もしもし!」と聞こえてくる。
おいおい!電話かけとるやん!

「電話繋がっとるで。はよ出なよ」

「もしもし、私〇〇と申します。目薬が無くなったので貰いに行きたいんです。昨日電話したら明日電話してくださいって言われたんです。来る前に電話してくれって。えっ?診察券の番号?今探してるんです。あっちょっと待ってください」

そう言うとスマホを置いて本格的に財布の中を探し始めた。
おいおい!
なんかツッコミどころ満載じゃん!
なんで家に居るうちに電話しとかなかったんだ。
それに診察券見つけてから電話かけろよ。
電話の向こうの人、絶対困っとるで。

「あ、ありました!」

向こうも電話を保留にしていたようだ。

「もしもし!もしもし!あれ?もしもし!」

暫くすると先方が電話に出てくれたようだ。

「番号は✕✕✕✕✕ー✕✕です」

カルテを見ながらどの薬が何本必要なのかの確認等をしていたようだった。
そして無事伝わったようだ。

「そしたらえ~と、後15分くらいで着きますので」

「あっそうですか。分かりました」

そんなすぐには用意できないと言われたようだ。
ホント隣で聞いていてわたしの方が恥ずかしくなる。
あいかわらず自己中な考え方というか、考えが足りないというか…。
昔はこんな事無かったのに。

「なんで診察券を用意してから電話せんの!」

「いや~」

これも老化なんだろう。
病院の職員の方申し訳ありません。
ちょっとボケつつある老人だと思って大目に見て下さい。
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父と皮膚科へ行った後、お昼ご飯を食べに回転寿司屋さんへ行った。
父は握り寿司が大好きだ。
けれど母は生の魚は得意じゃない。
なので二人で外食するなら断然寿司屋だ。

父は握りずしが好きだと言っても食べる物は限られている。
いつも生エビとエンガワだ。
ほぼこの2種類しか食べない。
たまにホタテを食べる事があるくらい。

どうせ今日も生エビとエンガワでしょ。
タッチパネルで注文するのはわたしの役目なので

「生エビから注文しようか?それともエンガワ?」

父「エンガワがええの」

タッチパネルを操作しているとエンガワが2種類あった。
ヒラメのエンガワとカレイのエンガワだ。
珍しい。
ここの回転寿司屋に来たのは久しぶりだがこんなメニューあったっけ?
たまたまかな?

「ヒラメのエンガワとカレイのエンガワがあるで。どっちにする?」

父「ヒラメやの」

即答だった。
けどこれ値段が倍くらい違う。
もちろんヒラメの方が高い。
ま、たまにだからいっか。

父はヒラメのエンガワを食べて「美味い」と言った。
いつものエンガワとは少し違うようだ。

「次、何を頼もうか?」

父「ヒラメがええの」

これまた高い!
ま、いっか。

このヒラメもかなり美味しかったようだ。
この後「何を注文しようか?」と尋ねると「ヒラメのエンガワ」と「ヒラメ」と交互に返ってきて結局今日はヒラメとヒラメのエンガワしか食べなかった。
「エビは?」と尋ねても「ええわ」と言って頼まなかった。
なんて偏った注文なんだ。
全部で5枚しか食べなかったが結構なお値段となった。
ま、父が出してくれたからいいんだけど。
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2月1日 土曜日

今日はいつもの『実家の両親と買い物』を中止して父を皮膚科に連れて行った。
先日、実家でたまたま父が靴下を履き替えるのを見た。
その時に気づいたのだが、父は足の爪水虫になっていた。
足の爪がクリーム色に変色し分厚くなっていた。
以前、茂造さんの爪水虫を見たが、あれにそっくりなので爪水虫で間違いないだろう。
茂造さんの時もビックリして急いで皮膚科へ連れて行った。
そこで塗り薬をもらって続けていたら、ずい分とキレイになった。
なので父に「これは水虫や。皮膚科に行って薬もらってこよう」と話した。
父は「面倒くさいからええわ」と言う。
けれどこのまま放置するのは良くないだろう。

「これ、痛いことないん?」

父「痛いことない」

「けど薬を塗るだけで治るから。このまま放っといたらどんどん酷くなるで」

なんとか説得し、やっと受診する気にさせたのだった。

そして今日、以前、茂造さんを連れて行った皮膚科へ父を連れて行った。
で、受診した結果はやはり爪水虫だった。
とりあえず塗り薬を1本出してくれた。
これを使い切ったらもう一度受診してくださいとの事だ。
次からは薬をもらいに来るだけで済むかなと思っていたのだが、また父を連れてこないといけないらしい。
ま、しょうがないな。

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