かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

カテゴリ: 茂&綿

4階では綿子さんはちょうど歯磨きの際中だった。
ラッキー!
サッサと部屋へ行き、着替えをしまう。
この間せっかく衣替えしたのに薄手のものは全て引き出しに入ったままだった。
念のために残しておいた冬物を着ているようだ。
ガックリ。
体調がイマイチの中、暑いだろうからと衣替えをしに来たのに…。
で、問題のダウンベストは見当たらなかった。
ま、いっか。
洗濯物の袋を拾い、さあ帰ろうとしたところに綿子さんがやって来た。

綿「いつも悪いなぁ」

もうええっちゅうに!

「いいえ。ほな」

とさっさとエレベーターに向かったのだった。

2階では茂造さんがちょうど食事を終えたところだった。
入れ歯を外し、入れ歯に残っている食べ物の欠片をきれいになめているところだった。
見ていて気持ちのいいものではない。
同じテーブルについている人たちに嫌がられているんじゃないかと思う。
けどこれは今更言っても治ないだろう。
周囲の方々申し訳ありません。

そして今日も便汚染なし!!
バンザーイ!!
やっぱり幅広テープのおかげかな?
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3月23日 日曜日

今日もかつおさんが一人で茂&綿の面会に行った。
というのも今日は私はゆうくんの子守りのため一緒に行けなかったのだ。
ゆうくんは水曜日、生まれて初めて熱を出したそうだ。
なんと40度もあったそうだ。
そして昨日まで39度だいの熱が続き、今朝ようやく下がったそうだ。
やれやれ一安心と思ったらハルちゃんが熱を出した。
疲れがたまっていたのだろう、昨日から体がだるく今朝熱が出たそうだ。
それで急遽こもりを頼まれたのだ。
熱が下がったといえ鼻水ズルズル、時々咳き込むゆうくんを連れて施設には行けない。
なのでかつおさんが一人で行くことになったのだ。

かつおさんは先日も一人で面会に行き、思いのほか上手くいったので割と気楽に出かけて行った。
で、戻って来たかつおさんの話によると綿子さんも茂造さんも喋ることがいつもと全く同じだったそうだ。
綿子さんは相変わらずおやつを見て「これ置いといて明日食べるわ」「ここではこんなのは一つも出んのや」だ。
もう毎回、毎回聞かされてるから知ってますって!
茂造さんは「いつになったら家に帰れるんかのぉ」「温室はつぶしたんか?」そしてかつおさんに向かって「秀夫!」かつおだと正すと「秀夫は何をしよんや?」だ。
これが鉄板なのだ。
今日も判で押したように同じことを言っていたそうだ。

かつおさんも変わったことを言い出されるよりいつもと同じ方が対処に困らなくてよかったのかも。
いつものように適当にあしらいおやつを食べさせて「ほな」と帰ってきたそうだ。
かつおさん一人でも結構上手くいくじゃん。
今度から一人でも大丈夫では?
なんてね。
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3月6日 木曜日

今日も洗濯物の回収にいぶきの森へ。
まずは4階の綿子さんのところから。

4階はまだ食事が始まる前だったようで綿子さんは私が来たことに気づき部屋まで追いかけてきた。
さっさと着替えをタンスに仕舞い、部屋を出ようとしているところにやって来た。

綿「いつもすまんなぁ」

「いえいえ」

このやり取りがストレスなのだ。
「ホンマやで、めっちゃめんどくさいわ!さっさと帰りたいからついて来んといて」と言えればいいのだが、本心を押し殺して「いえいえ」というのがやっとだ。

「もう晩御飯やろ。平日は洗濯物を取りに来とるだけやからわざわざ来んでええで」

綿「だけど悪いわ~」

来ない方がええんやってば!!
とは言えず…。

綿「かつおは出張な?」

「そやで。もう心置きなく出張に行けるようになったからな」

思わず嫌味を言ってしまった。
が、分かっていないだろう。

その後2階の茂造さんの洗濯物を回収した。
こちらはちょうど食事中だったので楽勝だ。
しかしスタッフさんに茂造さんんが牛乳を喜んで飲んでいるか、どれが好みかを聞いてみたかったが忙しそうなのでやめた。
また週末の面会時に聞いてみようと思う。
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2月16日 日曜日

今日もかつおさんとゆうくんを連れて茂&綿の面会へ。
日曜日なのでまずは4階へ。
綿子さんのところからだ。
面倒くさい方を先に終わらせよう。

今日のおやつはいちごだ。
綿子さんは果物が大好きだ。
「うわ~いちごか~」と喜んだ。
「ここではこんなものは一つも出んのや」
これも毎回言っているセリフだ。
そして
「取っといて明日食べるわ」
これまたいつものセリフだ。
だ!か!ら!
それは出来ません!!
毎回言い聞かせているのにいい加減理解しろよ。
もうおやつ持って行くの止めようかしら。

茂造さんはデイルームにいた。
今日も割と穏やかな感じだ。
「ゆうきか~」
今日もバッチリだ。
よしよし、いいぞ!
おやつを食べさせるため部屋に移動した。
いちごとまんじゅうを食べさせると「美味いのぉ」と喜んだ。
あっという間に食べ終わり、またいつもの「秀夫は?」が始まった。
いつものように秀夫は弟で養子にいったから家にはいないこと、息子はかつおと典夫の二人だという事などを延々ループで話す。
けど今日の茂造さんはいつもとはちょっと違った。
話の合間で「先生が許可してくれたら家に帰れるんや」と何度も言っていた。
スタッフさんからそう言われたのだろうか?
何度も口にしていた。
なのでわたし達が帰る時も「一緒に連れて帰ってくれ」とは言わず、ごねることなくあっさりとしたものだった。
今日もなかなか優秀だった茂造さん。
この調子が続きますように。
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2月6日 木曜日

今日はかつおさんが出張中なのでわたしが洗濯物の回収に行った。
まずは4階、綿子さんのところから。

4階はちょうど晩御飯の最中だった。
ラッキー!
はや足で部屋へ行き着替えをタンスに仕舞っていると綿子さんが追いかけていた。
ガックリだ。
ほんとコロナの時期が恋しい。
なんて楽だったんだろう。

そして2階の茂造さんのところへ。
茂造さんはちょうど食べ終わったところでベッドに戻り「あ~美味しかった~」と言いながら布団をかぶっていた。
綿子さんはいつも「ここのごはんはあんまり美味しくないんや」と言う。
けど茂造さんは「美味しかった~」と本気で言っている。
こんなところが茂造さんがスタッフさんから愛されるところなんだろうと思う。

今週は急な冷え込みでかなり寒くなった。
今日は雪がちらついていた。
けどいぶきの森は快適だ。
これが家なら寒くて凍えそうでも綿子さんはエアコンをつけず布団をかぶって過ごしていることだろう。
反対に茂造さんはエアコンも電気毛布も電気ストーブも全て最強でつけていることだろう。
電気代もさることながら火事も気になるところだ。
本当、入所してて良かった。
安心、安心。
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