かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:いちご大福

1月13日 月曜日 祝日

かつおさんとゆうくんを連れていぶきの森へ。
今日も茂造さんのところだけだ。
綿子さんの方はまだ制限が解除になったとの連絡は無い。

実は昨日、スタッフさんから電話がかかってきた。
茂造さんがまたまたパウチを除けてしまい大惨事となったそうだ。
毛布まで汚れてしまったので替えの毛布を持って来て欲しいとの事だった。
茂造さんの便は普通の人の様な便ではない。
水様性の便なのだ。
なので袋から漏れると汚れる場所は広範囲になるのだ。
ひえ~まいったなぁ。
茂造さんが使っている毛布はアクリルの2枚合わせのやつなのでかなりかさばるものだ。
茂造さん専用の5キロの洗濯で洗えるだろうか?
汚れが酷かったら捨てようかしら?
とにかく替えを持って行かないと。
新しく買おうかと思ったが、たしか茂造さんちの押入れにまだ毛布があったはず。
見に行くとやっぱりあったのでそれを持って行くことにした。
この毛布もかさばるタイプのものだし、ゆうくんも連れているので大荷物だ。

茂造さんの部屋に入り早速毛布を掛けてあげると「おお~これはええ~」と喜んだ。
汚れた毛布はすでに大きなナイロン袋に入れられていた。
昨晩は寒かっただろう。

そしておやつに持って来たいちご大福を渡した。
以前いちご大福を持ってきたらとても喜んだので今日もいちご大福にしたのだ。
しかし今日は以前ほど喜ばなかった。
今日の茂造さんは『家に帰る』ことで頭が一杯のようで、おやつで機嫌が取れるほど甘くなかった。
「家に帰らしてくれ!」を連発する。
なだめてもすかしてもダメだ。
とにかく帰りたいモードで手が付けられない。
早々に帰ることにした。
今日はダメだ。
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その後、2階の茂造さんのところへ。
茂造さんもコーヒーは好きだと思うが綿子さんの後では冷めてしまうので今回はなしだ。
いちご大福のみ持って行った。

エレベーターを降りたところでちょうど看護師の黒田さんに会った。

黒「今から茂造さんのところ?」

「はい、そうです」

黒「今日は朝からずーーっと政治の話をしてるのよ。共産主義がどうのとか税金がどうの、教育がどうのって。聞いてたら面白いのよ~。今も喋ってるかも」

「へぇ~じいちゃん凄いなぁ」

そーっと部屋を覗いてみた。
が、茂造さんは寝ているようだった。
何も喋っていない。
残念。

ベッドのそばまで近寄ると目を瞑っていただけだったのかすぐ起きた。

「おやつ持って来たで」

「ほな起きよか」

「はい。いちご大福やで」

「おーー!!餅か!!」

餅じゃなくって大福やって。
人の言う事なんか聞いちゃあいない。

「うわぁ餅か!こりゃええ!」

しかし、一口かじりついて

「いかんが~。歯がないが~」

うっかりしていた。
急いでスタッフさんから入れ歯をもらってきた。
茂造さんは入れ歯を入れた途端大福にかじりついた。

「美味い!美味いのぉ!!」

そして一口かじるごとに

「美味い!こんなに美味い餅は初めてや!」

と言ってもの凄い喜びようだった。
「うわ~美味い!こんな美味い餅初めてや!」
このセリフ、10回は聞いた。
よっぽど美味しかったとみえる。
また買って来なくっちゃ。
けど、餅、餅って言ってるけどいちご大福やで。
餅というか求肥の部分ってほんの少しやで。
いちごの感想は全くないけどいちごが入ってるって分かってる?
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そんなこんなで茂&綿の面会に行くのが遅くなってしまったため一度家に戻らず、直接いぶきの森へ向かった。
なので途中のコンビニでおやつを買うことにした。
何がいいだろうと悩んだ末にいちご大福を買った。
このくらいならのどに詰まらせることもないだろう。
それと綿子さんにコンビニコーヒーを買った。

「ばあちゃんはお茶の方がええんと違う?」

「いや、コーヒーも好きなんや。いぶきの森ではコーヒーは飲めんやろうから」

という事でコンビニコーヒーといちご大福を持って面会に行った。

3時半を過ぎてしまったのでもう入浴は終わって部屋に戻ったかも?と心配していたのだが、幸い綿子さんはまだ1階のホールにいた。
車イスの人たちがエレベーターの前で行列をつくって順番待ちをしていた。
綿子さんのように歩ける人はその後のようだ。
ギリギリ間に合ってよかった。
スタッフさんに綿子さんを呼んでもらい、ホール横のロビーで面会した。

綿「来てくれんな~」

「かつおさんは出張中なんや」

綿「うわ~また大きくなったな~~」

ゆうくんを見ながら言った。
ゆうくんが来てくれればかつおさんはどうでもいいようだ。

「はい、今日はコーヒー持って来たで」

綿「うわ~~嬉しい~~!飲みたかったんや~」

「ほらな」

「ほんまや。ばあちゃんは緑茶が好きなんやと思っとったわ」

綿「緑茶も好きなけどコーヒーも好きなんや」

「そうやったんや」

綿子さん、毎朝かかさずコーヒーを飲んでいたもの。
そしてコーヒーがきれるたびにうちに来て「コーヒーが無いんや。明日のが無いんや」って言っていたっけ。
残り少なくなったら買っておくという事が出来なかったよなぁ。
今となっては懐かしい。

綿子さんは思っていた以上に喜んでくれた。
また持ってこよう。

「それとハイこれ。今日のおやつやで」

いちご大福を手渡すと

綿「そしたらこれは明日食べるわ」

即、ポケットに入れてしまった。
なんとなくそうなる予感はしていた。
やっぱりか!

「絶対、他人にあげたらいかんで!」

綿「明日の楽しみにするわ」

やっぱり個包装のものは止めときゃよかった。
ま、でも1個しかないから他人にはあげないはず。
いちごが入っているから分けることも出来ないだろう。
あとは隠れて食べていてのどに詰まらせないことを祈るのみだ。
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