かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:いぶきの森

昨日の続き

看「お茶はあと10本くらいありました。それから洗濯物はなかったです」

そりゃあまだオムツなんだからまずないよね。
それにしても24本のお茶を持って来て、現在10本残ってるってことは14本消費。
2週間で14本って1日1本ペースじゃん。
1日に500㎖しか飲んでないの?
それで大丈夫なの?
ま、でも任せておくしかない。
このペースなら27日まで余裕で持つだろう。
けどせっかく持ってきたので6本も置いて帰ることにした。

「しっかりお茶飲んでよ。それからこれもどうぞ。たまには甘いのも飲みたいやろ。おやつの代わりや」

さっき自販機で買ったリンゴジュースを渡した。

綿「ありがとう」

テレビの番組表も渡し「しっかりテレビ見てな」と言ったのだった。
ここでいつもなら「ありがとなぁ」と言いながら涙を流すところだが、今日は違う。
「へえ」と言ったきり。
イマイチよく分かっていないような顔をしていた。

「そしたらまたな。リハビリ頑張りよ」

そう言って手を振ると「はい」と言って手を振り返してはくれた。
やっぱり大分進んでるよね。
いぶきの森に戻って知った顔に囲まれたら少しは良くなるかな?
そうなりますように。
祈るしかない。
ブログアイコン


↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村



昨日の続き

いぶきの森に着いたのは7時前だった。
さっさと洗濯物を回収して帰ろう。
お腹空いたよ~~。

デイルームにいたスタッフさん達に「こんちは~」と挨拶しながら茂造さんの部屋へ急いだ。
茂造さんは今日も寝転んで独り言をつぶやき中。

「いっぺんに飲めるか?えっ?えっ?食べられんが。う~~死ねへんが~。えっ?ほうな。断りせえとは言えへん。黙っとったん。ほな断りしよる。黙っての。う~ん、う~ん。あなん言うて」

一体何の話?
誰と話てんの?
まあよくそんなに喋れるもんだ。
感心しながら洗濯物を回収。
さあ帰ろうとしたところへスタッフさんがやってきた。

ス「あの~パウチはまだでしょうか?」

「パウチ?」

ス「茂造さんのパウチ、もう在庫が無くなっちゃったんです。今は施設にあった物を急遽使ってるんですよ」

「えっ?そうなんですか?どうもすみません。ひょっとしたらかつおさん忘れてるのかも?伝えておきます。本当に申し訳ありません」

ス「ご主人の方に11月中には連絡してますので、やっぱり忘れてるのかしら?」

「ひえ~~すみません。大至急注文するように伝えます!」

おいおい!
このところ出張三昧で二人の事なんか頭に無いんじゃないの?
こんな大事なこと忘れないでよ!

平謝りでいぶきの森を後にし、家に戻りかつおさんに電話をかけた。

「いぶきの森に行ったら茂造さんのパウチはまだでしょうか?って言われたで」

「あっ!忘れとった!」

「やっぱりー!スタッフさん困っとったで。在庫ゼロやそうや」

「急いで注文するわ」

「とりあえず施設に残っとるやつ(以前入所していた人が使っていたがお亡くなりになったため残っているそう)使ってますのでって言うとったわ。大至急送ってくれるように注文してな」

「分かった」

本当にしっかりしろよ!!
パウチが届いたらいぶきの森へ届けに行かねばならない。
かつおさんのチョンボの尻ぬぐいばっかり勘弁してよね。
それに今はベストフィットではないパウチを使っているという事はまた漏れる可能性大ってことじゃん。
ホント勘弁して!
ブログアイコン

↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

昨日の続き

午後4時、今度は翔ちゃんと快世病院の駐車場で落ち合って、かつおさんと3人で綿子さんの面会へ。
ハルちゃんとゆうくんは行かなかった。
というか行けなかった。
快世病院では子供の面会はご遠慮くださいということで、入れないのだ。
ゆうくんを見せるのが一番の薬になるとは思うが、病院の方針だから仕方ない。

今日の綿子さんはずい分元気になっていた。
翔ちゃんの顔を見つけると「来てくれたんか~」と涙を流した。
その声に張りがある。

「おう、ばあさん、大変やったのぉ」

綿「ありがとのぉ。昨日と今日と手術したんやが」

「違うで、手術したのは昨日だけやで」

綿子さんはポカンとしている。
大丈夫か?

「ばあさん、ここどこか分かっとるんか?」

綿「いぶきの森やろが」

「違うぞ!ここは快世病院や」

綿「えっ?」

えっ?ってこっちの方がえっ?やで!
もう麻酔は完全に切れてるはずだ。
部屋の雰囲気もいぶきの森とは全然違うのに分かってないとは!

それにしてもこの部屋、大分ヤバい。
4人部屋だが皆高齢のおばあさんばかり。
一人でベッドから下りられる人はいない様だ。
で、ずっと「う~~~~、う~~~~~」と唸っている人。
わたし達をジ―――ッと凝視する人。
なんだか目がすわっていて不気味な人。
なんかまともじゃなさそうな方ばかり。
そりゃあ精神科病棟だものね。
精神病を患っているか、綿子さんのように痴呆の方か、痴呆だとしてもかなり重症のようだ。
こりゃあ綿子さんの話し相手になりそうな人はいないじゃん。
歩けない綿子さんは一日中ベッドの上で話し相手もいないとなると、とても退屈だろう。
こりゃテレビを契約するしかないようだ。
様子を見てそのうちにとは思っていたが、急いだほうがよさそうだ。
少しでも刺激になってほしい。
このままじゃ痴呆がどんどん進んでしまいそうだ。
ブログアイコン


↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村


ようやく家に戻ってきた。
まずはニャンズのご飯の用意だ。
待ちわびていたよね。
それから自分の晩御飯を終え、やっと一息ついた。
かつおさんに電話をかけ、救急車で快世病院に運ばれた経緯や骨折していたため入院&手術となったこと、今後の予定などを報告した。
かつおさんが一番気になるポイントは正月に家に帰れるのか?という事だ。
せっかく綿子さんを外泊させるべく段取りをして典さんが帰省してくれることになったところだったものね。
ちょっと難しいんじゃないかな。
ホント残念だ。
せめてもの救いはまだ綿子さんにその計画を伝えてなかったことだ。
ギリギリまで伏せておくことにしておいて良かった。

電話を切ったあと、病院から持ち帰った書類に目を通した。
明日、病院に持って行くものを準備しようと思ったらほとんどないことに気付いた。
今まで入院した時はパジャマ、下着、羽織るもの、靴下、院内で履く用の靴の他、コップや歯ブラシ、箸やスプーン、ティッシュやタオル、洗面器に置時計、あと水筒も必要だった。
けれど快世病院ではCSセットを利用するのでほとんどのものを貸してもらえるようだ。
これはありがたい。
で、結局持って行くのは下着と靴下と羽織物と靴だけだった。
ここで困ったことが。
全部いぶきの森にあるじゃないか。
家にあるのは洗濯を終えて今日届けようとした着替え、1組だけだ。
やはり早々にいぶきの森に荷物を取りに行かなくてはならないようだ。

それから明日からの段取りを。
今、インフルエンザが流行している。
そのため快世病院では12月1日から面会は家族のみに限定しているそうだ。
そして12月8日の月曜日からは全面的に面会禁止になるとの事だった。
なので3日後までしか面会できない。
という事でハルちゃんや翔ちゃんにも連絡を。
ひょっとしたら正月も会えないかも知れないからね。
ハルちゃんは明日、手術前に面会に行くことになった。
翔ちゃんはちょっと調整するわとの事だった。
みんななんとか時間を作って面会してくれることに。
ありがたい。

それにしてもこれってかえってラッキーかも。
とにかく快世病院は遠いから。
行かなくていいとお墨付きをもらえた事ですっごい気が楽だ。

ホントなんかバタバタの一日だった。
あと忘れてることはないかしら?
ブログアイコン

↓ポチッと押して頂けると嬉しいな(*^ω^*)
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村


昨日の続き

快世病院からいぶきの森までは50分くらいかかる。
ホント遠いよ。

いぶきの森には昼間綿子さんに付き添ってくれていたスタッフさんがまだいた。
電話をかけてきた人もいた。

ス「やっぱり折れてたのねぇ」

「はい。明日手術をすることになりました」

で、病院でもらった書類一式を見せた。
病名や手術の名前、あと入院の予定期間等が書いてある書類をコピーしていた。
そうそう、入院期間は2~3週間だそうだ。
手術の説明をしてくれた先生がおっしゃった。
えっ?そんなに早く退院できるんですか?90歳でも大丈夫ですか?と尋ねたら、よっぽど予定外の事が起こらない限りその程度で退院できますとの事だった。
凄いなぁ。

ス「2~3週間で退院できるのね」

「はい。そうみたいです。早くてびっくりしました」

ス「退院したらどうしますか?って快世病院で聞かれると思います。その時はいぶきの森に戻る予定ですって伝えてください。そうしたら後はうちと快世病院で打ち合わせをしますので」

えっ⁉という事はここに戻れるって事⁉
うわ~良かった~!!

「またこちらに戻れるんですね!ありがとうございます」

ス「けれど一旦荷物は持って帰っていただくことになるんですが」

「はい。分かりました。けどここに戻れるってだけでとっても安心しました!」

本当にありがたい。

「じゃあ明日は手術なので快世病院に行くので、明後日にでも取りに来ます」

ス「いえいえ、そんなに急いで取りに来なくてもいいですよ」

なんてありがたいんだ。
退院後に戻れるって確約されてもの凄く気が楽になった。

そして茂造さんの部屋へ。
茂造さんは暢気に寝ていた。
ま、わたしがてんてこ舞いだったことを知らないというか知らせないんだからしょうがないよね。
今日も独り言全開だ。

「しょうがないのぉ。断りに行くぞ。なんぼでも頭下げるぞ」

おやおや。
今日は秀夫さんの夢をみてるのかな?
思わず笑ってしまった。
まさか茂造さんの独り言が癒しになるとは。
ブログアイコン

↓ポチッと押して頂けると嬉しいな(*^ω^*)
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村



↑このページのトップヘ