かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:お宮参り

昨日の続き

そして次はいよいよ本日のメインイベント着物の番だ。

「綿子さん、ええもん持って来たで。見て!」

ジャーン!!

一つ身を広げて見せた。

「昨日、これをゆうくんに着せてお宮参りに行ってきたんや」

「氏子につけてきたわ」

「この着物見覚えない?」

綿子さんははて?と首を傾げた。

「これ多分典さんの着物やで」

綿「えっ?」

「昔、翔ちゃんがお宮参りに行く時に綿子さんがかつおのやって出してくれたものや。けど多分かつおさんのでなくて典さんのやろ」

綿「そやったんかな?」

「綿子さんの部屋の着物が入っとるタンスの中にあったんや。クリーニングしたらキレイになったわ」

綿「へえ~~。そうやったんかな~」

すっかり忘れているようだ。
典さんの着物と知ってもっと感激してくれるかと思ってたんだけど残念。
ま、いいか。

ハルちゃんが昨日撮ったお宮参りの写真を見せた。
写真と言ってもまだプリントしていないのでスマホの画面だ。

綿「うわ~。これまた貰える?」

「今度、焼いてくるわ。今日は間に合わんかったんや」

綿「嬉し~~~」

「綿子さんもゆうくん抱いてこの着物羽織って写真撮ろうで」

綿「ええ~~!!」

ベンチに座る綿子さんにゆうくんを抱いてもらい一つ身を羽織らせた。
綿子さんはとても幸せそうに笑った。
なかなかいい写真が撮れた。
歴史を感じる一枚だ。
とにかく綿子さんがとっても喜んでくれたのでなによりだ。
歴史感じるなあ

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10月19日 土曜日

今日、明日は地元のお祭りだ。
土曜日は各家を獅子舞が回る。
茂&綿を家に連れて帰って見せてあげたいが、あいにく我が家に獅子舞が来るのは夜7時前になるのでちょっと無理だ。
せめてお祭り気分を味わってもらおうと考えた。

祭りと言えばお寿司だ。
綿子さんの実家の近くの産直に『押し寿司』がある。
田舎の家庭の味がするちょっと甘めの酢飯が美味しい。
この押し寿司は茂&綿もお気に入りで昔からよく食べていたのでそれを持って行ってあげようと思い買ってきた。
N寿司

それともう一つ。
一つ身を着せたゆうくんを見せてあげようと思った。
わたしたちの地方ではお祭りの時にお宮参りをするのが慣例だ。
普段、お宮さんに宮司さんはいらっしゃらなくてお祭りの時やお正月くらいしか来ないからだ。
赤ちゃんが生まれたらお祭りの前日、金曜日の夜にお宮参りをして氏子につけ、祈祷してもらうのが習わしだ。
わたしたちも昨日の夜、ゆうくんを連れてお宮参りに行ってきた。

お宮参りと言えば一つ身の着物だ。
はるか昔、翔ちゃんをお宮参りに連れて行く時にも一つ身を着せた。
それはかつおさんが赤ちゃんの頃に着たものだった。
綿子さんが「かつおの着物があるから」と出してくれたものだった。
きっとどこかに仕舞ってあるはず。
今まで綿子さんちの大掃除をしたけど綿子さんの古いタンスには手を付けていなかった。
普段着の入っているタンスは整理させてもらったが、着物が仕舞ってある方はそのままにしていた。
そのタンスに入っているに違いない。
探してみると大当たり!
古い一つ身の着物が出てきた。
鷹の柄でカッコいい。
かつおさんによるときっと元は典さんの物だろうとのことだ。
そりゃ次男のためには作らないよね。
けど、ということはこの一つ身は約70年前の物なのか!
広げて見るとけっこうシミがあるが黒いので目立たない。
虫くいはない。
一度クリーニングすれば使えそうだ。
一つ身ってまず1度くらいしか着ないので買うのはもったいない。
レンタルするかこれを洗うか。
クリーニング代も結構かかるだろうけどせっかくならこの着物を着せたい。
そう思ってクリーニングに出したんだけど、染み抜きなし丸洗いのみで5000円だった。
けれどずっとしまい込んでゴワゴワだったのが滑らかな肌触りに戻り満足な仕上がりだったのでOKだ。
ということでゆうくんは昨日、この代々の男の子が着た一つ身を着てお宮参りをしてきたのだった。

続く


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