かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:お正月

引き続き30日のこと

夜、晩御飯を食べながらかつおさんと正月の予定を話し合った。

「綿子さん、三が日は家に帰れると思っとったみたいやな」

「3日も無理や!一日連れて帰るだけでも大変やのに」

「それに泊まりたいとも言うとったでな」

「泊ってどうするんや?一人でどうする気や!アホな事言うわ」

「ところで典さんは正月休みに帰ってくるん?」

「いや、帰ってこんみたいや」

「そしたらやっぱりムリやんな。1日外出だけで辛抱してもらわんと。そしたら1日に茂造さんと綿子さんを連れて帰って、2日にわたしの実家に行くという事にしようか」

「それでええが」

「けど綿子さんが家に戻れるのも後、何回やろな?パーキンソンが進んだら帰れんようになるやろなぁ」

「そやなぁ」

そう考えるともっと連れて帰ってあげたいとは思うが、負担がどんどん大きくなってきたし、かえってケガをするリスクも増えるし。
それにお正月休みに3日も翔ちゃんハルちゃんにヘルプを依頼するのは気が引ける。
かつおさんとわたしの二人で3日もはどう考えても無理だ。
ご希望に沿えなくてごめんね綿子さん。
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11月30日 日曜日

今日もかつおさんとゆうくんを連れて面会へ。

ゆうくんは今、どんぐりがお気に入り。
茂造さんちの庭でどんぐりを拾ったら離さない。
ナイロン袋に入れていぶきの森にも持って行った。

いぶきの森に着くとまずは4階、綿子さんのところへ。
今日もエレベーター前のお花コーナーで面会した。
ゆうくんは持ってきたどんぐりに夢中だ。
空いたペットボトルを渡すと器用に一つづつ入れていた。
その様子を見て綿子さんは目を細める。
おやつも食べ穏やかに過ごしていたのだが...。

綿「かつお、正月三が日は家に帰れるんやろが?」

はぁ?
三が日だって⁉
三日もなんて勘弁してーーー!!
かつおさんも同じ気持ちだったようだ。

「いや、正月は連れて帰ってやるけど、三日もはムリや」

綿「家に泊まりたいのぉ。久しぶりに家で寝たいわ」

「それはムリやわ」

ひえ~~~。
想像しただけでも恐ろしい。

今、施設では移動する時シルバーカーを押している。
しかし家の中でシルバーカーは使えない。
なんてったって段差だらけだもの。
外出させて連れて帰るだけでも大変なのは目に見えている。
そうでなくてもパーキンソンっぽい症状が出て以降、足が引っかかって転びやすくなっているのに。
家にいる間は目が離せないだろう。
だから外泊なんて絶対無理!
申し訳ないが正月は外出、1日のみで勘弁して下さい。
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昨日の続き

食事を終えた茂造さん。

「もうわし寝ようか~」

それはありがたい!
どうぞどうぞ寝てください。

「そしたらこっちや」

かつおさんが部屋に連れて行った。
部屋はあらかじめエアコンを入れて暖めてある。

「お~これはええ!」

満足げに布団に入った。

「ゆっくり寝えの」

やれやれ。
今のうちにさっさとお昼を食べてしまおう。
なんだかちっともお正月という気がしないが仕方ない。
ササっと食べていると茂造さんのいる部屋の方から何やらブツブツ独り言を言っているのが聞こえてくる。
相変わらずだ(笑)
しかし10分もすると静かになった。
???
そっと覗きに行くと完全に寝入っていた。
やったーーー!!
このままずっと寝てくれー!!
おなか一杯食べて気持ちよくなったのかな?

茂造さんが寝てくれたので片付けも落ち着いてできた。
ついでにゆうくんも寝たので思わぬ穏やかな時間を過ごすことができた。

しかし3時を回っても一向に起きる気配がない。
一応おやつに大好きなショートケーキを用意していた。
4時過ぎにはいぶきの森へ送って行くことになっている。
3時半まで待って起こすことにした。

しっかり寝むりこけていた茂造さんはちょっと寝ぼけた感じでボーーッとしていたが、ケーキを見ると目が覚めたようだ。
いつものようにお皿をなめるようにきれいに完食したのだった(笑)

そしてかつおさんが「そしたら戻ろうか」と声をかけ、車に乗せいぶきの森へ送って行った。
施設に戻るのを拒否るんじゃないかと心配していたのだがあっさり部屋に戻ったそうだ。

今日の茂造さんは本当に優秀だった。
という事で今年のお正月は多少疲れたけど割と穏やかに過ごせました。
初め良ければ終わり良し。
今年一年この調子で無事に過ごせますように!
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1月1日 水曜日

今日は令和7年1月1日元日。
久しぶりに茂造さんが家に戻る。
綿子さんは残念ながらコロナの感染対策のため今回は我慢してもらった。

ハルちゃん&ゆうくんそして翔ちゃんも駆けつけてくれた。
翔ちゃんは帰宅するのは茂造さんだけと聞いて「何やじいさんだけか。それならわざわざ来るんじゃなかった」とぼやいた。
年末に急きょ予定変更になったので翔ちゃんには綿子さんが帰って来ないことが伝わってなかったのだ。
けどそんな事を言うとは思ってなかったのでわざわざ伝えなくてもいいかと思っていた。
でも翔ちゃんもひろ子さんと一緒で茂造さんに会うのはもういいかという心境なのだろう。
そりゃ自分のことを忘れてしまっている人に会ってもしょうがないよね。
気持ちは分かる。
だってわたしも同じだもの。
茂造さんの中にわたしの存在はない。
だからといって面倒を見ないという事はできないが。

朝、10時過ぎかつおさんがいぶきの森から茂造さんを連れて戻ってきた。
帰ってきた途端、賑やかだ。
「ここわしの家か?」「あっここは覚えとる!」「こんなんやったかのぉ?」「やっと帰ってこれたがー!!」
ずーっと喋っている。

一旦ソファーに座らせると「あんた誰な?」と点呼が始まった。
答えてもすぐ忘れてエンドレスなので疲れる。

一休みしたら仏壇へ連れて行った。

「おーこれは覚えとるぞ!なんか思い出してきた!!」

それは何より。
それより早くお昼ご飯の用意をしなくては。
そうしないと無限ループが終わらない。

かつおさんとわたしとハルちゃんとで準備をした。
その間翔ちゃんが茂造さんの相手を務めた。
一人じゃ大変だろう。
急がないと。

とりあえず茂造さんの分は用意できたので食卓へ案内した。
今日のメインはウナギだ。
ウナギはフライパンで温めるのだけど一度に全部はできない。
温まったものから先に食べてもらう。
茂造さんの前にうな丼を出した。

「ウナギか!おお~こらええ!!」

全く躊躇なく食べ始めた。
前に家に戻った時は「皆が揃うのを待たないかんのや」と言って皆を驚かせたのに、やっぱり元の茂造さんだった(笑)
他の人の事は気にも留めず一人バクバク食べた。

「美味いのぉー!!」

それは良かった。
ウナギの他にもお正月っぽく数の子やなますや黒豆、あと茶碗蒸しも出したがペロッと食べてしまった。
凄い食欲だ。
食べすぎるとおなかが痛いと言い出すので全て茂造さんの分として小皿に盛って出している。
大皿で出すのは厳禁なのだ。
しかしまだ物足りないようだ。
第二段で温め終わったウナギを物欲しそうに眺める。

「おかわりいる?」

「おう!くれ!」

「そしたらちょっとだけで」

2切れほどをお皿に取ってあげるとても嬉しそうに食べた。

「まだそこにあるのぉ」

「あれはダメやで。あれはかつおさんの分やで」

「ほうか~」

あっさり引きさがった。
ホッ。

続く
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そして夜8時ごろ、秀夫さん(茂造さんの弟)の奥さんのひろ子さんから電話がかかってきた。
お正月に茂&綿を家に連れて帰ってくるのか?連れて帰るならいつか?との問い合わせだった。
かつおさんは「1日に二人を連れて帰る予定だったんですけど、ばあさんは同じフロアでコロナの感染者が出たので連れて帰るのは止めたんです。じいさんだけ連れて帰ってくる予定です」と伝えた。
するとひろ子さんは「姉さんが戻らんのやったらお正月に伺うのは止めとくわ」と言ったそうだ。
そりゃそうだろう。
ひろ子さんは8月に茂造さんに会っている。
かなりボケていてひろ子さんの事も全然分かっていなかったし、ほかの人のこともほとんど忘れているのを実際に見た。
妹の梅ちゃんの事だって分からず「あんた誰かな?」を連発していたのを目の当たりにしている。
なので茂造さんにわざわざ会いに来ようとは思えないだろう。
綿子さんとは同じ嫁の立場だし、昔から「姉さん」と慕っていたので久しぶりに会いたかったのだろう。
8月は綿子さんは骨折してあまり動けなかったから帰宅できず会えなかったから。
こうやって会いたいと連絡をくれるのは本当にありがたいことだ。
しかし今回も無理です。
なかなかタイミングが合わず残念だ。
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