かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:お気の毒

上手く事が運び達成感を感じながら4階へ向かった。
みんなは綿子さんの部屋にいた。
おやつは食べ終わったようで談笑していた。

ここでもチーズタルトはポロポロ崩れて大変だったそうだ。
やはり二度と持って行くまい。
あとで聞いた話によると今日もまた「これ置いといて明日食べるわ」「それはイカン!!」という小競り合いがあったそうだ。
もうルーティンになっている。

かつおさんに茂造さんの牛乳の件の交渉が上手くいったことを伝えると喜んだ。
「さすがよっちゃん!」
本当はかつおさんにやってもらいたいところだが褒められて悪い気はしない。

茂造さんの話をしていたら綿子さんが「今からじいさんのとこに行くんか?」と聞いてきた。

「いや、今日は先にじいさんのとこに行ったんや」

綿「じいさん元気な?」

おや?少しは茂造さんのこと気になるようになったのか?

「おう、元気や。会いたいんか?」

綿「いや、会いとうない!」

すかさず言った。
少しは気になるけど会うのはゴメンという事かな?
まだまだ拒否感が強いようだ。

そして綿子さんが翔ちゃんに言った。

綿「翔ちゃんはええ人おらんのか?」

「うわ!またや!」

わたしもかつおさんも爆笑だ。
今日これで3発目だ。
やはり今日は翔ちゃん厄日のようだ。
お気の毒さま。
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なんとかチーズタルトを食べ終え落ち着いたらまた点呼が始まった。

「おまえは秀夫かの?」

「かつおや」

「ほうか。そっちは誰かの?」

「翔平や」

「翔平?」

「じいさんの孫やが」

「おお!翔平か!よう来てくれたのぉ。おまえナンボになったんや?」

「32や」

「そっちはお前の嫁さんか?」

おいおい!そんなわけあるかい!

「違う!違う!わたしはかつおさんの嫁やで!」

「ほうか。そしたらお前の嫁は?」

「おらんわ」

「ええっ!!おらんのか!!それはイカン!!」

茂造さんの常識からするととても良くないことなのだろう。
翔ちゃん今日は厄日やな。
父にも茂造さんにも痛いところをつつかれてお気の毒さま。
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