かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:お茶

11月22日 土曜日

午後からかつおさんとゆうくんを連れて茂&綿の面会へ。
綿子さんはちょうど入浴中だったため、まずは茂造さんのところに向かった。

まず詰め所でスタッフさんに来週分の牛乳を渡そうとしたら黒田さんがいて「ちょうど良かったわ」と受け取ってくれた。
ちょうどいい??
今日も茂造さんは施設で出されるお茶を飲むのを拒否して、スタッフは困っていたそうだ。
高齢者にはのどの渇きを感じる前にしっかり水分を取らせないと。
脱水症が怖いから。
いぶきの森では朝、昼、晩の食事の時と10時と3時にお茶が配られるのだが、茂造さんはこれを飲むのを嫌がるそうだ。
茂造さんの場合、人工肛門なので便が固くなるとうまくパウチに排出されなくなるので特に水分摂取は重要なのだ。
が、当の本人はスタッフの心配などつゆ知らず、お茶を見ると「いらん!」
酷い時は「これは毒や!」と言い放つ。
おいおい!!

たまに素直に飲む時もあるそうだが、ほとんど毎回手こずらせているようだ。
で、「毒や!」と言い出した時には何を言っても無駄だそう。
そういう時はお茶ではなく牛乳など他の物を飲ませているそうだ。
今日も牛乳と甘酒と野菜ジュースを合わせて7本持って行った。
けどこの調子ならもう少し多めに持って行った方がいいかもしれない。

今日は持って行った飲み物の中から野菜ジュースを取り出し茂造さんへ。

黒「ほら、茂造さん、これなら飲めるやろ」

「いらん!」

黒「お茶と違うで、ジュースやで」

「いらん!毒や!」

黒「違うよ。ようく見てん。ジュースやで」

「へっ?ほな飲むわ」

ようやく飲み始めた。
ストローを差して渡すとチューーー。
一気飲みだ(笑)
ホント子供かよ!
困ったジジイだこと。
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かつおさんが2階の茂造さんのところへ向かっていた時のこと。
詰め所で今週用の牛乳をスタッフさんに渡そうとしたら「今日はまだ飲ませてないのよ。ちょうどよかった、今から飲ませてもらえますか」と預けていた牛乳を1本手渡されたそうだ。

ちょうどお茶の時間で茂造さんはデイルームにいたが部屋へ移動させた。
で、まずは配られていたお茶を飲むように勧めたが「こんなウイスキーみたいなの飲めるか!」と拒否したそうだ。
こう言い出したら飲ませるのは難しい。
仕方なく先ほど預かった牛乳を差し出すと「お!これは美味いやつや!」と喜んで飲んだそうだ。
ロングライフ牛乳やで?
しかも冷えてないし、本当に美味いのか?
それともよっぽどお茶が不味いのだろうか?
そしてあっという間に1本(200ml)飲み干したそうだ。

その後、おやつに持って行った蒸しパン(ヤマザキの三角蒸しパン半量)を完食し、桃のジュースコップ1杯(約150ml)も飲み干した。
これだけ飲めば今日の水分補給はバッチリでしょ!

「美味かった~」

満足した様子だったそうだ。

帰りに詰め所にいたスタッフさんに牛乳を飲ませたことを伝え、茂造さんにお茶を勧めると「こんなウイスキーみたい名の飲めるか!」と言ったことを伝えたそうだ。
すると「あら、昨日は「酒が飲みたい!酒は無いんか!」って言ってたのに」と言ったそうだ。
あらあら困った爺さんだこと。

そうそう、今日手渡された牛乳には3/23とマジックで日付が書かれていたそうだ。
多分こうやって日付を書いておくことで飲ませ忘れや二重に飲ませることを防いでいるのだろう。
あと先入れ先出しにもなるし。
さすがだなぁ。
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↑二人とも桃のジュースは大好き


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そして今日のおやつは豆大福だ。
茂造さんはとても喜んで食べた。
やはり餅が大好きなようだ。
喉に詰まらせるといけないのでお茶も用意してきた。
茂造さんはごくごく飲んだ。
すると黒田さんが「あら、今日はしっかり飲めよるね。良かった、良かった」と言う。

黒田「昨日は全く水分を取ろうとしなくて困ったのよ~」

やはり高齢者にはしっかり水分を取らせないといといけないという事で朝昼晩の食事の時と10時と3時にお茶の時間がある。
茂造さんは昨日、頑としてお茶を飲まなかったそうだ。
茂造さんの場合、特に水分補給が大事なのに。
と言うのも水分が不足すると便が固くなってストーマのパウチに上手く排出されなくなるのだ。

スタッフさんがあの手この手でお茶を飲ませようと声掛けしたがちっとも飲まなかったそうだ。
終いに「お茶を飲まんのやったらご飯はあげれんわ」と言ったら「そしたら食べんでええ!!」と言ったそうだ。
マジか⁉
いつも腹ペコで食べる事が大好きなのに。
一体どうしたんだ?

黒田「とにかく昨日は頑固で困ったのよ~。けど今日はふつーに飲んでるし。昨日は何のスイッチが入ってたんだろう?」

1日限定のことだったようだ。
1日だけとはいえご迷惑をおかけしました。
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ひき続き27日のこと

かつおさんが茂造さんを車に乗せいぶきの森に向かって出発した後、5分くらい開けてわたしと翔ちゃんとでいぶきの森へ向かった。
翔ちゃんが綿子さんのお見舞いに行くためだ。
綿子さんが骨折してからまだ一度も会ってなかった。
茂造さんのお祝いに駆けつけたついでに綿子さんのお見舞いも行こうという事なのだが、茂造さんには綿子さんがいぶきの森にいる事は内緒なので念のため時間をずらせて訪問したのだ。

茂造さんを2階に送り届けたかつおさんと玄関で合流し3人で4階へ。
ここでも驚く事があった。
なんと綿子さんがデイルームにいたのだ。
車イスに乗ってはいるが服もパジャマではなく普段着を着ている。
木曜日に会った時にはベッドで横になっていたし、まだまだあまり動けない様子だったのに急にこんなにステップアップしているとは!
本当にむっちゃ驚いた。
スタッフさんが「今日からこうしてなるべくデイルームで過ごしてもらうようにしたんです」と説明してくれた。
そしてこれまた驚くような話をしてくれた。

ス「実は綿子さん、立ってたんです。なんかね、お茶を他人にあげようとしてベッドから降りたみたいなんですよ。センサーマットは普段ベッドに乗り降りする方にしか敷いてなくて、けど綿子さんマットが無いタンス側に降りたので初め気が付かなかったんです。そしたら「綿子さんが立てっとるで」って教えに来てくれた人がいて。それで急いで駆けつけたんですよ」

うわ~綿子さんならやりかねない!

ス「それでもう立てれるんならずっと寝てばかりよりは車イスでデイルームで過ごしてもらった方がいいだろうという事になりまして」

そりゃあデイルームにいた方が目も届くし、本人も他人と話ができていいだろう。
それにしてもスタッフさん達は肝を冷やした事だろう。
わたし達は良くなって来たらそのうちなにかやらかすだろうとは思っていたが、ここのスタッフさん達にとっては初めての事だもの。
それにしてもお茶をたくさん持って来たことが裏目に出てしまった。
ほんと綿子さんの『あげたがり』には困ってしまう。
余分なものは極力持ち込まないようにしなくては。

「どうもすみません。お騒がせしました」

ス「また転ばなくてよかったです」

本当、申し訳ない。

一方、綿子さんはわたし達が来たことに早々に気付いた。
そして翔ちゃんが居るのを見つけ「うわ~翔ちゃん~来てくれたんか~」と涙を流す。
想像通りの展開だ。

スタッフさんにお部屋でお話されるといいですよと促され、皆で部屋へ移動した。
部屋ではベッドに移乗させるのも大変なので車イスのままで話をした。
この車イスは背もたれが高くリクライニングするタイプのもので30度くらい傾いていた。
これ以上起こすと痛くてたまらないそうだ。
ベッド上で食事をしていた時に使っていたデーブルがまだあったのでそれを近づけ、持って来たショートケーキを出した。

綿「うわ~美味しそうや~」

「どうぞ。今日は茂造さんの誕生日やから皆でお祝いしたんや。これはお裾分けや」

綿「じいさんも喜んだやろなぁ」

そう言いながら食べ始めた。
すると綿子さんもフイルムを剥がさずに食べようとする。
かつおさんが急いで除けてあげた。
何気に二人そっくりやん(笑)
そして綿子さんはケーキを食べながら翔ちゃんに

綿「ありがとなぁ。翔ちゃんに会えるとは思ってなかったわ~。けどばあちゃん今、一銭ももってないから何もやれんのや~」

ここでもあげたがり精神が出てきたが、渡せるものがないのだった。
けどゆうくんには私の年金から~っていつも言うのに。
残念ながらゆうくんに負けたようだ。
兄貴は時代の敗北者

帰りにスタッフさんに尋ねた。

「お茶はまだ持って来た方がいいですか?」

ス「もうデイルームで過ごしてますし、もう持ってもなくてもいいと思います」

よかった。
けどまだタンスの中に4、5本残ってたっけ。
明日回収してしまおう。


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7月10日 水曜日

今日も仕事の帰りにいぶきの森へ。
昨日お茶のペットボトルが残り1本と聞いたので届けなくては。

エレベーターを降りた目の前のスタッフの詰め所にちょうどスタッフさんがいた。
みなさんいつも忙しそうでここに人がいるのは初めて見た。
ちょうどよかった。
持参したお茶のペットボトルと昨日100均で買ってきたペットボトルストロー&ストローを渡して管理をお願いした。
ペットボトルストローのうち一つはそのまま綿子さんのところに持って行って綿子さんに使い方を説明することにした。

綿子さんはテレビを見ながら晩御飯を食べていた。
ベッドはこないだよりは上がって45度くらいになっていた。

「こんにちは。綿子さん、どんなんな?」

綿「あら好子さん来てくれたんやなぁ。ありがとなぁ。仕事の帰りやろ。悪いなぁ」

そう言ってまた泣く。
気遣いは嬉しいが泣くのは止めて欲しい。

綿「昨日ハルちゃんが子ども連れてきてくれたんや~。嬉しいてな~。あの子もする事が色々あるやろうに、こんなばあさんのとこに来てくれて~。ほんまあの子の気持ちが嬉しいて~」

ますます泣く。
ま、嬉し泣きだからまだいいか。

「食事中やろ。食べてよ」

見ると枕元にタオルが2枚あるが胸元にかけていない。
コルセットに食べ物の欠片が落ちている。

「綿子さん、ご飯食べるときはタオルかけなよ。コルセットが汚れるで」

綿「あら、ほんま」

45度では食べづらいからこぼしても仕方ないだろう。
でもコルセットは洗えないのでなるべく汚さないようにしてほしい。

それにしても今日は本来なら入浴する日だ。
けどさすがにまだ入浴は出来ないだろう。
せめて清拭でもしてくれるのではと思っていたが、着ているパジャマは日曜からずっと同じものだ。

「着替えとかしてないん?」

綿「痛うて風呂には入れんから」

「体拭いたりもしてないん?」

綿「ここでおったら汗かくこともないしな」

え~~でも先週の水曜日に入浴してからは一度もお風呂に入って無いはず。
土曜日の午前中に骨折してその時にパジャマに着替えたそうだけど、その時だって清拭をしたとは思えない。
う~~~ん。
痛いから本人が拒否っているのか?
ま、オムツなので交換時に下の方は拭いてくれてるとは思うがなんだかなぁ。
次に来る時にタオルを持って来て拭こうかしら。
幸い部屋に洗面台があってお湯が使える。

綿子さんが晩御飯を食べ終わったのでペットボトルストローを装着して使い方を説明した。

綿「あら、これええなぁ。便利や~」

「そやろ。これでしっかりお茶飲んでな」

綿「ここのお茶は美味しくないんや」

「そうやとな。だからペットボトルのお茶を持って来とるからそっちを飲んでな」

綿「そう、これは美味しいわ」

綿子さんはけっこうお茶にうるさい。
もともと緑茶が大好きでよく飲んでいた。
それに麦茶も以前は麦をほうろくで炒って自作していた。
(これは近頃は面倒くさくてやらなくなったけど)
綿子さんの手作りの麦茶は香ばしくて本当に美味しかった。
おかげで翔ちゃんもハルちゃんも市販の麦茶は不味いと言って飲めなくなってしまったくらいだ。
最初腐ってるのかと思った

いぶきの森で出されるお茶は市販のパックで作った薄い麦茶なんだろう。
それよりはペットボトルのお茶の方がマシのようだ。
実は昨日、ハルちゃんは綿子さんのために急須でいれた緑茶を水筒に入れて持って来ていたのだがあまり起き上がれない綿子さんを見てこりゃダメだと持ち帰ったそうだ。
熱いお茶をこぼしたりしたら大変だもの。
もう少し角度が上がってしっかり座れるようになったらまた持って行ってあげて欲しい。
それまでペットボトルのお茶で我慢してね。


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