かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:お茶

7月10日 水曜日

今日も仕事の帰りにいぶきの森へ。
昨日お茶のペットボトルが残り1本と聞いたので届けなくては。

エレベーターを降りた目の前のスタッフの詰め所にちょうどスタッフさんがいた。
みなさんいつも忙しそうでここに人がいるのは初めて見た。
ちょうどよかった。
持参したお茶のペットボトルと昨日100均で買ってきたペットボトルストロー&ストローを渡して管理をお願いした。
ペットボトルストローのうち一つはそのまま綿子さんのところに持って行って綿子さんに使い方を説明することにした。

綿子さんはテレビを見ながら晩御飯を食べていた。
ベッドはこないだよりは上がって45度くらいになっていた。

好「こんにちは。綿子さん、どんなんな?」

綿「あら好子さん来てくれたんやなぁ。ありがとなぁ。仕事の帰りやろ。悪いなぁ」

そう言ってまた泣く。
気遣いは嬉しいが泣くのは止めて欲しい。

綿「昨日ハルちゃんが子ども連れてきてくれたんや~。嬉しいてな~。あの子もする事が色々あるやろうに、こんなばあさんのとこに来てくれて~。ほんまあの子の気持ちが嬉しいて~」

ますます泣く。
ま、嬉し泣きだからまだいいか。

好「食事中やろ。食べてよ」

見ると枕元にタオルが2枚あるが胸元にかけていない。
コルセットに食べ物の欠片が落ちている。

好「綿子さん、ご飯食べるときはタオルかけなよ。コルセットが汚れるで」

綿「あら、ほんま」

45度では食べづらいからこぼしても仕方ないだろう。
でもコルセットは洗えないのでなるべく汚さないようにしてほしい。

それにしても今日は本来なら入浴する日だ。
けどさすがにまだ入浴は出来ないだろう。
せめて清拭でもしてくれるのではと思っていたが、着ているパジャマは日曜からずっと同じものだ。

好「着替えとかしてないん?」

綿「痛うて風呂には入れんから」

好「体拭いたりもしてないん?」

綿「ここでおったら汗かくこともないしな」

え~~でも先週の水曜日に入浴してからは一度もお風呂に入って無いはず。
土曜日の午前中に骨折してその時にパジャマに着替えたそうだけど、その時だって清拭をしたとは思えない。
う~~~ん。
痛いから本人が拒否っているのか?
ま、オムツなので交換時に下の方は拭いてくれてるとは思うがなんだかなぁ。
次に来る時にタオルを持って来て拭こうかしら。
幸い部屋に洗面台があってお湯が使える。

綿子さんが晩御飯を食べ終わったのでペットボトルストローを装着して使い方を説明した。

綿「あら、これええなぁ。便利や~」

好「そやろ。これでしっかりお茶飲んでな」

綿「ここのお茶は美味しくないんや」

好「そうやとな。だからペットボトルのお茶を持って来とるからそっちを飲んでな」

綿「そう、これは美味しいわ」

綿子さんはけっこうお茶にうるさい。
もともと緑茶が大好きでよく飲んでいた。
それに麦茶も以前は麦をほうろくで炒って自作していた。
(これは近頃は面倒くさくてやらなくなったけど)
綿子さんの手作りの麦茶は香ばしくて本当に美味しかった。
おかげで翔ちゃんもハルちゃんも市販の麦茶は不味いと言って飲めなくなってしまったくらいだ。
最初腐ってるのかと思った

いぶきの森で出されるお茶は市販のパックで作った薄い麦茶なんだろう。
それよりはペットボトルのお茶の方がマシのようだ。
実は昨日、ハルちゃんは綿子さんのために急須でいれた緑茶を水筒に入れて持って来ていたのだがあまり起き上がれない綿子さんを見てこりゃダメだと持ち帰ったそうだ。
熱いお茶をこぼしたりしたら大変だもの。
もう少し角度が上がってしっかり座れるようになったらまた持って行ってあげて欲しい。
それまでペットボトルのお茶で我慢してね。


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昨日の続き

その後かつおさんからもLINEが届いた。
お店に着いたのだろう。

か『ばあさんの差入れは脱水が心配なので無糖の紅茶などいぶきの森で提供しているのと違ったものをお願いしますとの事』

どうも飲み物を持って行かなければならないようだ。
けどいぶきの森で提供されている飲み物とは?
普段何のお茶が出るのだろう?
肝心なところが抜けている。
帰って来たら聞いてみよう。

小一時間ほどして二人が帰って来た。

好「お帰り~。ゆうくんはお利口やったで」

ハ「ありがとう!」

好「ところで綿子さん大丈夫なん?まさかいぶきの森で転んで骨折するとはなぁ」

か「他の人助けようとして転んだって、ばあさんらしいわ。だけどそれも初めはなかなか状況が分からんかったんや。最初スタッフから電話がかかってきて骨折したって言われたんやけど全然違う説明やったんや。その後、看護師さんからの説明を聞いたらさっきの話やったんや」

好「へぇ~。なんか混乱しとったんやろかな?」

か「とにかく明日でええから飲み物とコルセットを持って行かないかんのや」

好「飲み物っていぶきの森で出してくれんの?」

か「それがばあさんがあまり好まんみたいで、あんまり飲まんのやって。だからちょっと違うものを用意してほしいって言うんや」

好「いぶきの森では何が出よん?」

か「分からん」

やっぱりか!
かつおさんの事だからちゃんと聞いて無いんじゃないかと思っていたが思った通りだ。
いぶきの森で出ているのはたぶん麦茶だろうと思う。
この前、2階の入所者さん達がお茶の時間に飲んでいるものを見たけど麦茶の様な色だったもの。

好「そしたら適当に色々買ってくるわ。紅茶やウーロン茶や緑茶とかな。どれが好みか飲んでから教えてもらうことにするわ。ちょっと甘いのはダメなん?」

か「糖尿病があるから無糖のものにしてくれって言われたわ」

好「了解」

その後、綿子さんちに行き、押し入れから『装具』と書いた箱を取ってきた。
この箱の中には以前茂造家の大掃除をした際、いろんなところから出てきたコルセットや腰のベルトや腕を吊るアームホルダーなどを入れて保管していたのだ。
これらは全て綿子さんの物だ。
骨折して入院するたびに作ったり買ったりしたものだ。
ほんとよくこんなに骨折したものだ。
ごっついコルセットなどはもう使うことは無いだろうとは思いつつも、とりあえず保管していた。
今回どの程度の骨折なのか分からないし、どれを持って行ったらいいのか分からない。
なので腰用のものは全部持って行ってみよう。
久々に箱から取り出すとけっこうシミが浮いていた。
洗濯しても大丈夫だろうか?
よく分からないのでアルコールのウエットティッシュで拭くだけにしておいた。

あと綿子さんのタンスから介護用のシャツも取ってきた。
前が開くようになっている下着で、マジックテープで留めるようになったものだ。
もし動けないならこの下着の方がいいはずだ。
これも半袖、長袖と揃っている。
今までに何度も腰の骨を折って入院し、その度に買っていたからだ。
退院後は綿子さんが片付けるのでどこにあるか分からず、次に必要になった時には買うしかなかったのだ。
けれど今回はわたしが片付けてどこに何枚あるか大体把握していたので買わなくて大丈夫だ。
やはり整理整頓は大事だね。
やっててよかった

夕方買い物に出たついでにお茶のペットボトルを買ってきた。
これで準備は整った。
明日面会に行けばどんな様子か分かるだろう。
あとはそれからだな。


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