かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:さすが

ようやく落ち着きおやつタイムとなった。
茂造さんのおやつも豆パンだ。
今日は相方が不在だったのでホッとした。
わたしが「良かった~」と言っているとハルちゃんが「どしたん?」と言うので先週、クレクレ言われて困ったことを話した。
すると先々週、ハルちゃんに面会を頼んでいた時にも相方が来て「美味そうやの!わしにもくれ!」を連発したそうだ。
この時は数くんが普段の経験を活かして上手くかわしてくれたそうだ。
さすが!
とにかく今日はいないから安心だ。

茂造さんに豆パンを見せると食べる前から「美味いのぉ!」だって(笑)
で、パクパクあっという間に食べてしまった。
パンを食べ終わると「あれはゆうきか?」と言い出した。

「そやで」

ちゃんと分かってるじゃん。

「こんなに大きんなったんかぁ」

いやいや、先々週にも会ったでしょ。
その時と変わってないでしょ。
ま、名前が出てきて、ゆうきと認識出来てるだけでも大したもんだ。
もちろん他の3名に関しては誰だか分かっていない様子。
かつおさんもいないし、まるで知らない人ばかりなのだろう。
名前の確認作業は無かった。
帰り際も「気をつけて帰れよ」とあっさり。
家の者じゃないから連れて帰れとは言わないのだろう。
ちょっと淋しいけど面倒くさくなくて良かった。
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昨日の続き

そしてもう一度4階へ。
もう起きてるだろうか?
まだ寝てたらどうしよう?

綿子さんはベッドで横になってはいたが、目が開いていた。
良かった~。
いつもの日向ぼっこスペースに移動しよう。
しかし、一人では車いすに乗れないようだ。
スタッフさんを呼んできて車いすに乗せてもらった。
わたしたち素人が下手に手を出して、また転んだら大変だからね。

スタッフさんは「はい、そしたらこっちの手でここ掴んでね。そしたら足を下すよ。はい、せえの」と次々声を掛け、上手に車いすに乗せていた。
さすが!
綿子さんは顔をしかめながら腕の力を使って必死で起き上がっていた。
この様子を見ていたら、一人で立って、しかもつま先立ちになっていたとは思えない。
が、ボケていたら思わぬ力を発揮するものだもんね。
痛みも感じないのだろうか?
本当に不思議だ。

車いすを押して日向ぼっこスペースへ向かったが先客がいた。
なのでエレベーターで1階まで下り、ロビーで面会することに。
今日の綿子さんは先週に比べるとだいぶ顔つきがしっかりしてきたような気がする。
ゆうくんを見て目を細めていた。
笑顔も見える。
少しずつ回復しているのかな?
そうだといいなと思う。
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1月26日 月曜日

土日はちょっと用事があって面会に行けなかった。
なので今日、洗濯物の回収時に茂造さんの飲み物を届けた。
牛乳や甘酒など紙パックの飲料を10本用意した。
詰所でスタッフさんに渡しながら「カルピスは飲まないそうですね」と言ったら「いえ、飲んでますよ」と言うではないか!
なんだって⁉
気分で飲んだり飲まなかったりするようだ。
とりあえず少しでも飲んでいるなら良しとしよう。

4階ではスタッフさんが飛んできた。
綿子さんについて報告があるそうだ。
実は先日、勝手に一人でベッドから下りて立ち、タンスの上のものを取ろうとつま先立ちになっていたそうだ。
危ないのでL字型の手すりを置くことにしたそうだ。
「綿子さんに勝手に歩くなと言っても無理ですので」だそうだ。
その通り!
よく理解してらっしゃる!
さすがだ。

綿子さん、どうも痛みがだいぶ引いてきたようだ。
以前の綿子さんが出現している(笑)
歩きたいとか何か欲が出てきたのはいいことだとは思うが、用心して動いてほしい。
まだまだリハビリ途中なんだからスタッフさんの言うことを聞いて、一人で勝手に動くのはやめて欲しいものだ。
けどこうやって勝手に動くのが綿子さんだものね。
また転倒しなければいいのだが。

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帰りの車内でかつおさんに大井さんの話の内容を聞いた。

要約すると、胃を全摘している人はビタミンB12の吸収が悪くなり不足するので、それ補うために薬をのんでもらっているそうだ。
胃がない茂造さんにもずっと薬を飲んでもらっていたのだが、しばらく中止しますという話だった。
血液検査の結果、ビタミンB12の値がとても高かったそうだ。
まったく不足しておらず、過剰なほどらしい。
さすが茂造さん。

そういえばここに入所する前は薬なんて何も飲んでなかったもの。
ビタミンB12が不足すると貧血になったり筋力が落ちたりするそうだが、特にそんな事もなく過ごしていたものね。
やはり常人とは違う(笑)
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そして2階へ。
デイルームに茂造さんの姿はなかった。
部屋に入ると茂造さんは寝ていた。
先週来た時も寝てたっけ。
このところよく昼間に寝てるのね。
という事は夜、寝れてないのかもしれない。
スタッフさんにご迷惑をかけてるんじゃ…。
ちょっと心配。

それより起こそうかしら?
どうしよう。
以前の「家に帰りたい病」が酷かった時のことがトラウマになっているから迷う。
やっと寝たところだったら起こさない方がいいだろうし。

ちょうどそこへ隣の人の処置を行うためにスタッフさんがやってきたので聞いてみた。

「ぐっすり寝てるようなんですが起こしても大丈夫でしょうか?」

ス「今は落ち着いてるから起こしても大丈夫ですよ。この間、私が夜勤の時は夜中に「家に帰るんや!」って興奮して酷かったんですけどね。でも今は大丈夫」

スタッフさんも心得ている。
説明しなくても『大丈夫?』の意味をちゃんと理解している。
さすがだ。

スタッフさんは茂造さんを起こしてくれた。

ス「茂造さん、お家の方が来てくれとるよ。ひ孫ちゃんも来とるよ」

茂造さんは薄目を開けて「ん」と言っただけで、また目を瞑ってしまった。
あらら。
よっぽど眠いのね。
ハルちゃんとわたしが交互に声をかけたが一向に起きない。

「しょうがない、今日は帰ろうか」

「そうしよう、そうしよう」

かつおさんは明らかに嬉しそうだ。

寝ている茂造さんに向かってハルちゃんが「ほなまたね」と声をかけた。
すると「ん」と言いながら片手をあげたではないか!
えっ?起きてる?

「どうする?せっかくやからジュースだけでも飲ませてあげる?」

「いや、もうええが」

かつおさんは早く帰りたくてしょうがないようだ。

「そうな?でもせっかく来たのに」

けど茂造さんはまたも目を瞑っていて起きようとしない。
残念だけど帰ろっか。


帰りの車内で

「お父さん、じいちゃんが手をあげた時ヤバイって思ったやろ(笑)」

「当たり前や!」

おいおい。
週に1回なんだから。
それに面会に行ってもほとんど相手しないくせに。
今日だって綿子さんの面会中は廊下の長椅子に座ってスマホいじってたやん。
あんたの親やで!
もうちょっとちゃんとしろ!

で、今日は尿汚染。
便汚染でないだけましか。
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