2月10日 土曜日
3時前、かつおさんといぶきの森へ綿子さんの面会に行った。
いぶきの森は玄関を抜けるとロビーがありその横に受付兼事務所がある。
その奥に階段とエレベーターがあり、そのまだ奥に広いホールがある。
ちなみに洗濯物置き場は階段の下のスペースだ。
そしてホールとロビーは簡易的なパーテーションやロープで仕切られていて、勝手に出入りしないでねって分かるようにしてある。
ホールには30名ほどの入所者さんたちがいた。
多分4階の入所さんたちだろう。
ホールの横にはお風呂があるようだ。
入浴日は午後になるとみんなでこのホールに降りてきて、順番に入浴するらしい。
そして全員が終わるまで皆ここで思い思いに過ごすようだ。
綿子さんの姿は見えない。
まだ入浴中かな?と思いわたしたちはホールの方を眺めながらロビーで待っていた。
ホールにいる入所者さん達は、ぼーーっとしている人が多かった。
中にはおしゃべりをしたり、お茶を汲みに歩いたりしている人もいたが、そういう人はごく一部だった。
ほとんどの人が何をするでもなくぼーーっとしている。
綿子さん、ここでやっていけるのか?
そうしていると綿子さんが向こうから歩いてくるのが見えた。
そして髪を乾かし始めた。
そしてやっと面会となった。
スタッフさんが呼びに来てくれて、ホールの中へ通された。
まず手指のアルコール消毒をしてフェイスガードをつけるように言われた。
そしてホールの隅に椅子を向かい合わせに並べただけのところで面会が始まった。
マジか?
近くの人には何をしゃべっているのか丸聞こえじゃないか。
どうも話しづらい。
けれど躊躇っている暇はない。
面会時間は10分だ。
スタッフさんがタイマーのスイッチを入れた。
か「ばあさん、どうや?ここでの生活は?ちょっとは慣れたか?」
綿「まぁのぉ」
か「ここやったら大勢おって一人でないから怖なくてええやろが」
綿「まぁのぉ」
好「気が合う人はおるん?一緒の部屋の人はどんなん?」
綿「一緒に部屋の人は大分歳がいっとって寝るばっかりしとるからあまり話せんのや」
好「そうな。そら残念やなぁ。2人部屋なん?4人部屋?」
綿「2人や」
か「やったら部屋ではあまり話が出来んな。他の人はどうや?」
すると綿子さんは振り返って
綿「あそこの机の真ん中の席の人やその隣の人とかと、よう喋ったりするんや」
それはさっき見かけたおしゃべりしていた人たちだった。
好「それはええわ。話し相手がおって良かったなぁ」
綿「私、あまりじゃべるん好きでないからそんなには喋らんのやけどな」
またまたまたまた。
おしゃべりするの大好きやん。
なんでおしゃべりが好きでないアピールをするんだろう?
謎だ。
とにかく相部屋の人とはあまり仲良くなれないようだが、同じフロアで話し相手が見つかったようで良かった。
そうでないと帰りたいと言い出しかねない。
ほっと一安心だ。
続く

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いぶきの森は玄関を抜けるとロビーがありその横に受付兼事務所がある。
その奥に階段とエレベーターがあり、そのまだ奥に広いホールがある。
ちなみに洗濯物置き場は階段の下のスペースだ。
そしてホールとロビーは簡易的なパーテーションやロープで仕切られていて、勝手に出入りしないでねって分かるようにしてある。
ホールには30名ほどの入所者さんたちがいた。
多分4階の入所さんたちだろう。
ホールの横にはお風呂があるようだ。
入浴日は午後になるとみんなでこのホールに降りてきて、順番に入浴するらしい。
そして全員が終わるまで皆ここで思い思いに過ごすようだ。
綿子さんの姿は見えない。
まだ入浴中かな?と思いわたしたちはホールの方を眺めながらロビーで待っていた。
ホールにいる入所者さん達は、ぼーーっとしている人が多かった。
中にはおしゃべりをしたり、お茶を汲みに歩いたりしている人もいたが、そういう人はごく一部だった。
ほとんどの人が何をするでもなくぼーーっとしている。
綿子さん、ここでやっていけるのか?
そうしていると綿子さんが向こうから歩いてくるのが見えた。
そして髪を乾かし始めた。
そしてやっと面会となった。
スタッフさんが呼びに来てくれて、ホールの中へ通された。
まず手指のアルコール消毒をしてフェイスガードをつけるように言われた。
そしてホールの隅に椅子を向かい合わせに並べただけのところで面会が始まった。
マジか?
近くの人には何をしゃべっているのか丸聞こえじゃないか。
どうも話しづらい。
けれど躊躇っている暇はない。
面会時間は10分だ。
スタッフさんがタイマーのスイッチを入れた。
か「ばあさん、どうや?ここでの生活は?ちょっとは慣れたか?」
綿「まぁのぉ」
か「ここやったら大勢おって一人でないから怖なくてええやろが」
綿「まぁのぉ」
好「気が合う人はおるん?一緒の部屋の人はどんなん?」
綿「一緒に部屋の人は大分歳がいっとって寝るばっかりしとるからあまり話せんのや」
好「そうな。そら残念やなぁ。2人部屋なん?4人部屋?」
綿「2人や」
か「やったら部屋ではあまり話が出来んな。他の人はどうや?」
すると綿子さんは振り返って
綿「あそこの机の真ん中の席の人やその隣の人とかと、よう喋ったりするんや」
それはさっき見かけたおしゃべりしていた人たちだった。
好「それはええわ。話し相手がおって良かったなぁ」
綿「私、あまりじゃべるん好きでないからそんなには喋らんのやけどな」
またまたまたまた。
おしゃべりするの大好きやん。
なんでおしゃべりが好きでないアピールをするんだろう?
謎だ。
とにかく相部屋の人とはあまり仲良くなれないようだが、同じフロアで話し相手が見つかったようで良かった。
そうでないと帰りたいと言い出しかねない。
ほっと一安心だ。
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