かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:まさか

どっちの靴がいいのか?問題も無事解決したので、そろそろ茂造さんのところへ行こうか。

「ほな、ばあさん、じいさんのとこ行くわ」

綿「ほうか。あの~ちょと・・・ちょっと見るだけでええから・・・」

わたし達が帰ろうとするといつもこうして何か言って引き留めようとする。
「お前に頼みたいことがあったんやけど、何やったっけ」とか「一度家に帰って泊りたい」とか色々言い出す。
なのでてっきり「ちょっと見るだけでええから」の後に家を見たいと言うのだと思った。
車いすでは家に帰れないとこの間から散々伝えたから見るだけでいいからと言い出したのだと思ったのだ。
けど「ちょっと見るだけでええから」の後に出てきた言葉は全く予想もしなかった言葉だった。

綿「ちょっと見るだけでええから・・・私もじいさんのとこに行ってみようか」

!!!!
今、何て?
じいさんのとこに行くって言った?
マジか!

綿「遠いとこから見るだけでええから」

聞き間違いじゃないのね。
いや~~ビックリ!!
まさか綿子さんが自分から茂造さんに会いに行きたいって言い出すなんて。

「そばに行っても誰か分からんから大丈夫や」

「毎週会うとるかつおさんのことも分からんぐらいやからな」

それにしてもどうしたんだ?
ま、気が変わらないうちにレッツゴー!
ブログアイコン
↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村















1月22日 木曜日

今日もいぶきの森へ洗濯物の回収に。
このところ茂造さんは便汚染&尿汚染が頻繁でズボンが足りず、施設のをお借りしてしまった。
ようやく洗濯が終わったので返却しなくては。
借りものなのであまりきつい塩素系の漂白剤は使えない。
なので臭いが取れるまで何度も洗わなくてはならないので時間がかかってしまった。

詰所でズボンを返却しているとスタッフさんが今の茂造さんの状態を教えてくれた。
先日、尿道に入れている管を一度抜いて入れ替えたら落ち着いたそうだ。
しばらく続いていた熱もすっかり下がって今は元気だそうだ。
良かった、とりあえず復活したのね。
しかしカルピスを飲まないんだそうだ。
えっ?マジ?
初めてカルピスを出したとき、何が気に入らないのか「いらん!」と言って手で払いのけたそうだ。
2回目からは一応飲むが、しぶしぶといった感じなんだそうだ。
なんじゃそれ?
まさかカルピスを嫌がるとは夢にも思わなかった。
だって紙パックのヨーグルッペとかマミーは喜んで飲んでたじゃないか!
何が気に入らないんだろう?
紙コップだと不味そうに見えるのだろうか?
うわ~ショック~!

「それならもう水だけ飲ませてください」

せっかくいろいろ考えてカルピスを用意したのにもう知らん!
水でも飲んどけ!

するとスタッフさんが「以前、お水にオリゴ糖ときな粉を混ぜて飲ませていた人がいたんです。それを飲ませれば一発だったんですよ~」と言った。
へえ~みんないろいろ工夫してるのねぇ。

ス「とりあえず水にお砂糖を混ぜて砂糖水にして飲ませてみましょうか?いろいろ試していきましょう」

「すみません。よろしくお願いします」

今日の洗濯物は2袋。
一つはノーマルでもう一つは尿汚染。
この尿汚染の後、管を入れ替えたそうだ。
それからは今のところ順調だそうだ。
このまま落ち着いてほしいものだ。
ブログアイコン

↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村



アサヒ カルピス 希釈 470ml プラスチックボトル 15本 1ケース【送料無料(一部地域除く)】
アサヒ カルピス 希釈 470ml プラスチックボトル 15本 1ケース【送料無料(一部地域除く)】
大人気 乳酸飲料 南日本酪農協同 デーリィ ヨーグルッペ 200ml×18本
大人気 乳酸飲料 南日本酪農協同 デーリィ ヨーグルッペ 200ml×18本

10月31日 金曜日

今週もようやく終わり。
今週はずっと体調が悪かったけど何とか乗り切った。
結局、熱は出なかったけどなんとなく調子が悪い。
明日から3連休。
ゆっくりして体調を整えようと思っていた。

夕食後、かつおさんが「ひょっとしたら熱が出んタイプのコロナかも」と言い出した。
「そうや、前に買った検査キットが残っとったはずや」と言って探し出してきた。
2023年で使用期限が切れたコロナの抗原検査キットだ。
2年も過ぎているから正確な結果が出るか分からないけど、捨てる前に試しに検査してみようと軽い気持ちで検査してみた。

鼻に綿棒を突っ込みぐりぐり。
実はわたしはコロナの検査をするのは初めてだ。
くしゃみをこらえていると涙が出る。
結構苦しいのね。
涙をこらえながら鼻水を含ませた綿棒を検査液に突っ込み、検査シートに液を垂らす。
結果は5分後と説明書に書いてあった。
が、見る見るうちに線が2本現れた。
まだ1分やで。
でもこれって陽性ってこと?
かつおさんがそれを見て「うわっ!陽性やん!間違いないわ!」と言う。
マジか!!
熱が無いからまさか陽性になるとは思ってもなかった。
ビックリだ!

3連休はおとなしく過ごします。
何もできません。涙
ブログアイコン

↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村


12月7日 土曜日

今日も午後から面会に行く予定にしていた。
午前中はいつも通り実家の買い物同行へ。
かつおさんは午前だけ仕事に行った。
お昼過ぎ、かつおさんから電話がかかってきた。

「さっき麦さんから電話がかかってきて、光三さんが亡くなったって」

「ええっ!調子悪かったん?」

「いや、よう分からんのや。で、葬式のこととかもまだ分からんのや。とりあえず亡くなったって連絡だけでまた決まったら麦さんが連絡してくれるって」

「そうなんや」

「もう少ししたら帰るから」

「待っとるわ」

まさかの連絡だった。
米さんが亡くなってまだ1ヶ月ちょっとだ。
まだ49日もたっていない。
米さんのお葬式で久々に光三さんに会った時、かなり弱っているなと感じたがまさかこんなに早く逝ってしまうとは思ってなかった。
やはり米さんが亡くなったことがこたえたのかな。
仲がいいご夫婦だったが、だからって急いで追いかけて行かなくてもいいのに。
そうか米さんを見送るまでは死ねないと頑張っていたのだろうか。

光三さんといえばいつも穏やかで聡明な人だった。
かつおさんも息子のようにかわいがってもらったし、父のように慕っていた。
何かあると茂造さんではなく光三さんに相談したり教えをこうていた。
本当にお世話になりました。
ご冥福をお祈りいたします。
ブログアイコン


にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村


昨日の続き

そして2階へ。
エレベーターを降りたところでスタッフさんに会った。
すぐさま寄ってきて茂造さんの様子を話してくれた。

ス「今日は朝から山田病院に行くから帰るんやってずっと言ってるんです。綿子が入院しとるから行かないかんのやって」

「ええっ?そうなんですか⁉実は先週家に連れて帰った時に綿子はどこやって言い出したんです。それで骨折して入院しとるんやって言ったんです。そしたらどこの病院や?みどりか?山田か?ってしつこく聞くので山田やって言うておいたんです。まさかまだ覚えているとは!」

ス「今日になって急に言い出したんですよ。思い出したんでしょうね」

「本当に申し訳ありません。ここにいることは絶対にじいさんには言うなって綿子さんから念を押されてるんで、ここにいるとは言えず適当に誤魔化したんですけどね。すぐ忘れるだろうと思ってたんです」

ス「それで山田病院が出てきたんですね。急にどうしたんだろうと思ってたんですよ」

スタッフさんと一緒に茂造さんのもとへ向かった。
茂造さんは部屋で寝ていた。

ス「茂造さん、ご家族さんが会いに来てくれたで。ほら起きよう!」

「ええっ?わし寝るわ」

ス「そんなこと言わんとせっかく来てくれたのに」

「じいさん調子はどうや?」

「わし寝るんや」

「じいさんジュース持って来たぞ」

「ええ。いらん」

「桃のジュースやぞ」

「桃!飲む!」

すくっと起きてベッドに腰かけた。
なんてげんきんな。
キャップを開けて手渡すと

「おお、美味い!」

まだ飲んでないやん…。

ふと隣のベッドを見ると空だった。
マットレスもない。

「あれ?隣の方は?」

ス「あぁ~お亡くなりになったんです」

まさかとは思ったがやっぱりか。
けど木曜日は普通に元気そうだったのに。
いつも無表情でちょっと怖そうな方だったがゆうくんを見て「可愛いのぉ」と表情が緩んだのが思い出される。
ほとんどかかわったこともないのになんだか淋しい…。

茂造さんがジュースを飲み終えたので帰ろうかと思ったら

「まだおれや。急いで帰らんでもええやないか」

と言い出した。
こんなことを言うのは初めてだ。
なので少しお付き合いすることにした。
茂造さんは先週家に帰って来た時のように喋り続けた。
相変わらず昔のことばかりだ。
父の為五郎のことや田んぼのこと兄弟や親せきの話を何度も繰り返す。
そして「わしいつ家に帰れるかのぉ?」といった。
かつおさんが慌てて「家に戻ってどうするんや。食べる事やって出来んやろ。おかんもおらんのぞ」と言うと「わし、自分でするわ。体やって動くのに出来るわ」と腕を振り回して見せる。

「先生に家に帰らせてくれって言うたら家に帰ったら死ぬぞって言われたんや」

「そうや。その通りや」

先生ナイス!
かつおさんは心底ほっとした顔をしている。

「ここにおったらええが」

「隣の人は昨日までそこにおったのに、おらんようになったんや。家に戻ったんやろのぉ。ええのぉ」

家に無言の帰宅をしたんやで。
ええことないやろ。
茂造さんは亡くなったことを理解していないようだ。
けれど何か感じることがあったのだろう。
午前中は綿子さんの見舞いに山田病院へ行くと騒ぎ、今は「まだおってくれ」とわたし達を引き留め喋り続けている。
なにか普段と違う。
そして

「会いに来てくれてありがとなぁ。来てくれるんはあんたらだけや。ありがとうございます」

と言い出した。
大丈夫か?
茂造さんも死期が近いんじゃないかと心配になるじゃないか。

茂造さん、できるだけ長生きしたいんでしょ。
ならここでスタッフさんの言う事を聞いてのんびり暮らすのがいいと思うで。
また時々家に連れて帰るからそれで我慢してください。
ブログアイコン

↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村



↑このページのトップヘ