かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:よく喋る

昨日の続き

茂造さんは今日もよく喋った。
なのでとうもろこしがなかなか減らない。
すると「もうええ」と突き返してきた。
マジ?
珍しいこともあるもんだ。
そして「飲みもんくれ」と言う。
さっきの飲みかけの牛乳を渡した。
ちょっとだけ飲んで「もう要らん!」

「そう言わんと、もう少し飲めや」

「もうええ!」

「そしたらこれは?」

もう一度とうもろこしを差し出した。
すると

「おお~これやったら食べる!」

結局、とうもろこしは完食。
さっきの「もうええ」はなんだったんだ?
ま、ええけど。

食べ終わると

「食べたから家に帰れるんやろが」

は?

「そう言うたが!」

スタッフさんが適当にあしらって言っているのだろう。
なんてったってご飯につられる男だから(笑)

「お前、車で来たんやろが」

「いや、歩いて来たんや」

「嘘言え」

「電車で来て、駅から歩いて来たんや」

「いや~~、知っとるんぞ。車やろが~」

騙されない。
こんな時はしっかりしてるのってなんで?

さあ、そろそろ昼食がデイルームに届いたようだ。
美味しそうな匂いが漂ってきた。

「お昼ご飯食べに行こう」

デイルームに連れ出し、席に座らせた。
スタッフさんが機転を利かせて素早くお膳を持って来てくれた。
ナイス!!
茂造さんは目の前にお膳がくると

「美味そうや~」

と食べ物に釘付けに(笑)
家に帰ることは忘れたようですぐさま食べ始めた。
わたしとかつおさんはその隙にそそくさと帰ったのだった。
後ろで「美味い!」と声がした。
振り返ってみると茂造さんは食事に夢中でこっちのことなど全然見ていなかった。
ホッ。
ほんと食べ物につられる男で良かった(笑)
ブログアイコン
↓ポチッと押して頂けると嬉しいな(*^ω^*)
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村














昨日の続き

いぶきの森に着いたのは7時前だった。
さっさと洗濯物を回収して帰ろう。
お腹空いたよ~~。

デイルームにいたスタッフさん達に「こんちは~」と挨拶しながら茂造さんの部屋へ急いだ。
茂造さんは今日も寝転んで独り言をつぶやき中。

「いっぺんに飲めるか?えっ?えっ?食べられんが。う~~死ねへんが~。えっ?ほうな。断りせえとは言えへん。黙っとったん。ほな断りしよる。黙っての。う~ん、う~ん。あなん言うて」

一体何の話?
誰と話てんの?
まあよくそんなに喋れるもんだ。
感心しながら洗濯物を回収。
さあ帰ろうとしたところへスタッフさんがやってきた。

ス「あの~パウチはまだでしょうか?」

「パウチ?」

ス「茂造さんのパウチ、もう在庫が無くなっちゃったんです。今は施設にあった物を急遽使ってるんですよ」

「えっ?そうなんですか?どうもすみません。ひょっとしたらかつおさん忘れてるのかも?伝えておきます。本当に申し訳ありません」

ス「ご主人の方に11月中には連絡してますので、やっぱり忘れてるのかしら?」

「ひえ~~すみません。大至急注文するように伝えます!」

おいおい!
このところ出張三昧で二人の事なんか頭に無いんじゃないの?
こんな大事なこと忘れないでよ!

平謝りでいぶきの森を後にし、家に戻りかつおさんに電話をかけた。

「いぶきの森に行ったら茂造さんのパウチはまだでしょうか?って言われたで」

「あっ!忘れとった!」

「やっぱりー!スタッフさん困っとったで。在庫ゼロやそうや」

「急いで注文するわ」

「とりあえず施設に残っとるやつ(以前入所していた人が使っていたがお亡くなりになったため残っているそう)使ってますのでって言うとったわ。大至急送ってくれるように注文してな」

「分かった」

本当にしっかりしろよ!!
パウチが届いたらいぶきの森へ届けに行かねばならない。
かつおさんのチョンボの尻ぬぐいばっかり勘弁してよね。
それに今はベストフィットではないパウチを使っているという事はまた漏れる可能性大ってことじゃん。
ホント勘弁して!
ブログアイコン

↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

4階のスタッフさんと別れ、どんよりとした気持ちでエレベーターに乗った。
これは相当ヤバそうだ。
実際、調査に立ち会ったスタッフさんがああ言うんだから。
まさか要支援になることは無いとのんきに構えていたけど、もしかしたらもしかするかも。
それだけは勘弁してほしい。

2階に着き、ガラス扉を開けようとしていると畑田マネージャーに会った。

畑「今日、部屋を替わったんです。案内しますね」

と一緒に中に入った。
夕方かつおさんから「じいさん、近々部屋を替わる予定やって」と連絡はもらっていたが、さっそく替わったのね。
要看護が必要な人が入所することになり、詰め所に一番近い部屋、要は茂造さんがいる部屋に入ることになったので茂造さんに移ってもらったとの事だった。
と言う事はその人は耳が遠くないのだろう。

デイルームに茂造さんの姿があり、まだ食事中だった。
その横を通り抜け部屋へ案内してくれた。
新しい部屋は長い廊下の真ん中くらいの場所で、廊下の左側、二人部屋の廊下側だった。
いぶきの森は増築していて旧館と新館をつないでいる。
今度の部屋は旧館の一番端で、廊下は繋がっているが部屋は一方しか隣接していない。
なるほどここならまだマシだろう。
隣の部屋の人はうるさいかもしれないが、隣は一方だけだから。
そして多分相部屋の方は耳が遠いのだろう。
そうじゃなきゃ茂造さんと相部屋にはならないはずだもの。

畑「今日、こちらに替わったところなんです。部屋を替わるって言ったら怒るかなってちょっと心配してたんですけど、あっさり承知してくれたんですよ」

「へぇ~そうなんですね。けど今までずっと同じ部屋だったから覚えるのに時間がかかるかもしれませんね」

畑「そういえばさっき部屋の奥から出てきたようだったので隣の人のベッドで寝てたのかも」

部屋の入口とベッドの手すりに名前を書いた大きな紙が貼ってあった。
けどそんなの見てないよね。
今まで部屋の奥、窓側だったから奥に行っちゃったのだろう。
隣の人に迷惑が掛かるからはやく覚えてね。

「ところで最近、茂造さんの元気がなくてあまり喋らなくなったと聞いたんですが?」

畑「いえ全然そんなことないですよ。よく喋ってます!」

なんだそうなんだ。
良かった。
そういえばこの部屋にいてもデイルームにいる茂造さんの声が聞こえてくる。
一時的に元気がないことがあったということかな?
季節の変わり目だものね。
もう長くないかもと聞いた時は心配したが大丈夫のようだ。
ブログアイコン

↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村






↑このページのトップヘ