ひき続き14日のこと
夜、8時過ぎ、お風呂に入っていると外で人の足音がした。
風呂場は家の裏側(北側)にあるので他所の人は通らない場所だ。
カツ、カツと杖の音もしたので綿子さんだろう。
こんな時間にどこへ行ってるんだろう?
もしかしてうちか?
けどチャイムの音は風呂場までは届かないので、もしチャイムを鳴らしていても分からない。
わたしはお風呂に入ったばっかりだ。
どうしようもない。
放っとこう、そう思った。
暫くすると風呂場の窓の外から
「好子さん、居るんな?」
と声をかけられた。
好「はい!居るで。どうしたん?」
怖っ!と思いながらも、とにかく返事をした。
しかし、その後綿子さんからの返事はなかった。
何やねん!
その後、髪を洗ったりシャワーを使っていたので外の音は聞こえなかった。
一通り洗って、もう一度湯舟に浸かってのんびりしているとまたも
「好子さん、居るんな?」と綿子さんの声がした。
好「何?どうしたん?」
またも返事がない。
何やねん!!
お風呂ぐらいゆっくり入らせてくれよ!!
ムカついたので急いで出ることはしなかった。
普段のペースで風呂から上がり、リビングに戻った。
玄関に綿子さんの姿はなかった。
見守りカメラを見ると自宅に戻っていた。
良かった~。
ホッとした。
どうせ大した用ではないはずだ。
夕方会った時には何も言わなかったのだから、それ以降で何か起きたとしても急を要するものではないだろう。
せっかく風呂から出てさっぱりしているのに、あの臭い綿子さんちに行きたくない。
なのでこちらからわざわざ「何の用やったん?」と声はかけずにおこうと思った。
さっきのことは忘れよう!
気を取り直してテレビドラマの『ハヤブサ消防団』の最終回を見た。
結構はまって毎週欠かさずに見ているドラマだ。
ドラマに集中していたのでさっきのことはすっかり頭から消えていた。
が、残り5分となったところで恐怖のチャイムが鳴った。
ヒェ~!!マジか!!
もう10時やで!
勘弁してよ!
本気で居留守を使おうかと思ったが、そんな事をしてもムダだろう。
仕方なく玄関へ向かった。
ムカムカしながら玄関を開けると
綿「廊下の電気がおかしいんや。なんかこうなるんや」
と言って手をグーパーグーパーさせて見せる。
好「廊下って?洗濯機のところ?」
綿「そうや。そこの電気がな、こうなるんや」
またもグーパーグーパーして見せる。
その場所にはセンサーライトを設置している。
人を感知すると明かりが点いて、しばらくすると消えるものだ。
もともと照明がなく夜になると暗くて危ないのでかつおさんがつけたのだ。
そうでなくても部屋の電気をあまり点けない人たちなので、通る時だけ明かりが点くようにセンサーライトにしたのだった。
点いたり消えたりするのは当たり前の照明だし、設置したのは1年以上前だ。
好「点いたり消えたりするのは前からやろ。別におかしくないやん」
綿「いや、上がそうなるんは分かっとるんや。でも下のがこうなるんや(またもグーパー)。絶対おかしいんや」
上とか下とか言われても意味が分からない。
が、たぶんセンサーの部分の小さい球のことかなと思った。
けどそれを説明するのは面倒くさい。
見に行くのも嫌だ。
好「ごめん。電気のことはわたしには分からんから、明日かつおさんが帰って来たら見に行くように言うわ」
綿「でもずっとこうなっとるのに放っといて大丈夫やろか?」
好「何が心配なん?」
綿「火事にならんやろか?」
好「それは大丈夫やと思うで」
綿「いや~でも~」
好「電気のことはわたしでは何もできんからごめんな」
綿「ほうな。そうやわな。はぁ~」
大きなため息をつきながら帰って行った。
ほら見ろ。やっぱり大した用ではなかったじゃないか。
夜中に押しかけて来るような事か!
かつおさんがいないことも分かっているのに。
それより玄関の扉を開けたまま粘るから、虫がいっぱい入ってきたじゃないか!
勘弁してよ!
ストレスでやられそうだ。

※イラスト担当のハルちゃんが多忙のため、イラストが間に合いません。代わりに我が家のニャンコの写真をどうぞ。
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夜、8時過ぎ、お風呂に入っていると外で人の足音がした。
風呂場は家の裏側(北側)にあるので他所の人は通らない場所だ。
カツ、カツと杖の音もしたので綿子さんだろう。
こんな時間にどこへ行ってるんだろう?
もしかしてうちか?
けどチャイムの音は風呂場までは届かないので、もしチャイムを鳴らしていても分からない。
わたしはお風呂に入ったばっかりだ。
どうしようもない。
放っとこう、そう思った。
暫くすると風呂場の窓の外から
「好子さん、居るんな?」
と声をかけられた。
好「はい!居るで。どうしたん?」
怖っ!と思いながらも、とにかく返事をした。
しかし、その後綿子さんからの返事はなかった。
何やねん!
その後、髪を洗ったりシャワーを使っていたので外の音は聞こえなかった。
一通り洗って、もう一度湯舟に浸かってのんびりしているとまたも
「好子さん、居るんな?」と綿子さんの声がした。
好「何?どうしたん?」
またも返事がない。
何やねん!!
お風呂ぐらいゆっくり入らせてくれよ!!
ムカついたので急いで出ることはしなかった。
普段のペースで風呂から上がり、リビングに戻った。
玄関に綿子さんの姿はなかった。
見守りカメラを見ると自宅に戻っていた。
良かった~。
ホッとした。
どうせ大した用ではないはずだ。
夕方会った時には何も言わなかったのだから、それ以降で何か起きたとしても急を要するものではないだろう。
せっかく風呂から出てさっぱりしているのに、あの臭い綿子さんちに行きたくない。
なのでこちらからわざわざ「何の用やったん?」と声はかけずにおこうと思った。
さっきのことは忘れよう!
気を取り直してテレビドラマの『ハヤブサ消防団』の最終回を見た。
結構はまって毎週欠かさずに見ているドラマだ。
ドラマに集中していたのでさっきのことはすっかり頭から消えていた。
が、残り5分となったところで恐怖のチャイムが鳴った。
ヒェ~!!マジか!!
もう10時やで!
勘弁してよ!
本気で居留守を使おうかと思ったが、そんな事をしてもムダだろう。
仕方なく玄関へ向かった。
ムカムカしながら玄関を開けると
綿「廊下の電気がおかしいんや。なんかこうなるんや」
と言って手をグーパーグーパーさせて見せる。
好「廊下って?洗濯機のところ?」
綿「そうや。そこの電気がな、こうなるんや」
またもグーパーグーパーして見せる。
その場所にはセンサーライトを設置している。
人を感知すると明かりが点いて、しばらくすると消えるものだ。
もともと照明がなく夜になると暗くて危ないのでかつおさんがつけたのだ。
そうでなくても部屋の電気をあまり点けない人たちなので、通る時だけ明かりが点くようにセンサーライトにしたのだった。
点いたり消えたりするのは当たり前の照明だし、設置したのは1年以上前だ。
好「点いたり消えたりするのは前からやろ。別におかしくないやん」
綿「いや、上がそうなるんは分かっとるんや。でも下のがこうなるんや(またもグーパー)。絶対おかしいんや」
上とか下とか言われても意味が分からない。
が、たぶんセンサーの部分の小さい球のことかなと思った。
けどそれを説明するのは面倒くさい。
見に行くのも嫌だ。
好「ごめん。電気のことはわたしには分からんから、明日かつおさんが帰って来たら見に行くように言うわ」
綿「でもずっとこうなっとるのに放っといて大丈夫やろか?」
好「何が心配なん?」
綿「火事にならんやろか?」
好「それは大丈夫やと思うで」
綿「いや~でも~」
好「電気のことはわたしでは何もできんからごめんな」
綿「ほうな。そうやわな。はぁ~」
大きなため息をつきながら帰って行った。
ほら見ろ。やっぱり大した用ではなかったじゃないか。
夜中に押しかけて来るような事か!
かつおさんがいないことも分かっているのに。
それより玄関の扉を開けたまま粘るから、虫がいっぱい入ってきたじゃないか!
勘弁してよ!
ストレスでやられそうだ。

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