かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:トイレ

ひき続き10日のこと

この週末、15日の土曜日に茂&綿を久しぶりに家に連れて帰る予定だ。
茂造さんは今年の1月以来だし、綿子さんはその前からだからずい分久しぶりだ。
二人とも帰宅願望が強いからなんとか希望を叶えるため、お盆休みに頑張ることにしたのだ。
茂造さんは前回家に帰っても自分の家だと分からない様子だったから連れて帰る意味があるのかとも思うし、綿子さんは車いすだから人手がいるしでなかなかその気にならなかったんだけど、なんとか重い腰をあげることにした。

  ※1月に連れて帰った時の話はこちら
  

やはり問題は綿子さんだ。
段差だらけのしかも大きな段差の家だから台所で過ごしてもらうしかない。
台所だと食卓テーブルがあるしすぐ隣にトイレがある。
トイレはほぼ段差なしで行ける。
けどそのトイレが問題だ。
手すりがない。
以前は介護保険でレンタルしていたので入所後に返却してしまったのだ。
帰宅中、一度もトイレに行かずに済むわけないよね。
手すりのないトイレでひょっと転んだりしたらと思うと怖い。
かといって用を足している時もずっとついているわけにもいかないし。
思い切って手すりを買おうかな?

先日、中古の自動ブレーキ付車いすをネットで探したら新品のようにきれいで安いものが見つかりいい気になっていた(笑)
そこで同じように中古の手すりを探してみたらなかなか良さそうなのが見つかった。
これいいんじゃない?
みつけた手すりは4,500円。
これって安いのか、高いのか?
何回使うだろう?
よく使って年に数回。
だけど安全には変えられないし。

ちょっと悩んでいるうちにその商品は売れてしまった。
ガーン!!
で、結局新品で5,280円のものを見つけ、それを購入することに。
15日までに届かないと困るからあまり迷っている暇はなかった。

これでなんとか受入れ準備は出来たと思う。
きっと二人とも喜ぶだろう。
けど連れて帰る方は準備からしてなかなか大変だという事を少しは理解してほしい。
トイレ 手すり 置く だけ 後付け 介護 補助 立ち上がり 工事 不要 置くだけ トイレ用手すり 5段階 アーム 高さ調節 工事不要 高齢者 トイレアーム 手摺り 手摺 洋式トイレ 介護用 トイレ用アーム 補助手すり 椅子 介護用手
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そして今日も一応聞いてみた。

「じいさんに会いに行くか?」

綿「私がここに居るって知ったら押しかけて来るようになったら困るが」

「大丈夫や。どうせ誰か分からんし」

綿「ほんだら行こうか~」

おっ!
今日は行く気になった。
そっか、今日はゆうくんが来てないもんねぇ。
じゃあ早速2階に向かおうか、そう思ったが、あれ待てよ、茂造さん木曜日に発熱したって言ってなかったっけ、会いに行っても大丈夫かしら?と思い至った。
それでかつおさんが2階の詰め所に行って面会しても大丈夫か聞いてくることになった。

かつおさんを待っていると男性スタッフさんが通りかかった。
この人は綿子さんのサービス担当者会議に出席している人だ。
きっと綿子さんのことは詳しいだろう。
丁度いい、聞きたいことがあったのだ。

「今度、お盆くらいに綿子さんを家に連れて帰りたいと思ってるんですけど、どの程度歩けますか?」

綿子さん、以前から家に帰りたいとよく言っているので出来れば望みをかなえてあげたい。
けど段差だらけの家だし、車いすの人をどうやって連れて帰ればいいのか。
きっと担ぐことも必要だろうから男手は必要だろう。
そこで数くんにも協力を要請した。
数くんは快く引き受けてくれた。
で、綿子さんの状況、状態を知りたいと言っていたのだ。
立つことは出来るのか?
どの程度歩けるのか?
前もって知っておくほうが介助がしやすいそうだ。
今日は一緒に来てるし今聞けばちょうどいい。

スタッフさんによると手すりがあれば立つことは出来るけど歩くのはほぼ無理です。何もない所だと2,3歩で転ぶと思いますとのことだった。
実際壁の手すりのところで立たせて見せてくれた。
やはり立つのがやっとといった感じだ。
なので家に連れて帰る当日は翔ちゃんにもヘルプを要請して車いすごと担いで段差を超えるしかないようだ。
ま、それは何とかなるとして問題はトイレだ。
今、綿子さんの家のトイレには手すりがない。
以前の物は介護保険を使ってレンタルしていたものなので施設入所後に返却している。
トイレの入り口までなんとか車いすで移動しても便座までどうやって移動させる?
便座から立つのも一人じゃできないのでは?
スタッフさんもトイレに手すりがないのではちょっと厳しいですねと言った。
う~ん、どうしよう。
おしっこはオムツにしてもらって大便の時は急いで施設に連れて帰ろうかしら。

数くんはトイレに連れて行って便座に座らせるところまでは何とかなりそうと言ってくれた。
用を足している間は外で待機し、用が終わった後、立たせてパンツをあげるのはかつおさんにしてもらうので良ければなんとかなるんじゃないかなと言う。
そこからまた車いすに戻すのは数くんがやってくれるそうだ。
さすがだね、頼りになるわ。
あとは綿子さん次第だね。

綿子さんは今日も「一度家に帰りたいんや。仏壇を参りたいんや」と何度も言う。
はいはい、分かってますって。
だから今、みんなで検討してんだから。
以前のように簡単にはいかないんだから。
綿子さんを連れて帰るには大勢の協力が必要なんだからね。
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モーニングを食べながらの話題は綿子さんだ。

「よう転ぶなぁ」

「ホンマになぁ」

「あれは病気や。他人の言う事聞かん!」

「ホント懲りんよなぁ」

朝からなんて話題何だろう…。

モーニングを食べ終えるといぶきの森へ向かった。

まずは4階へ。
いつもの日向ぼっこスペースで面会を。

綿「翔ちゃんきてくれたんか~」

とても嬉しそうだ。
今月あたまに続いてまたも2日連続の訪問だが、綿子さんは気付いてない様子。
今日も来てくれたんかとは言わない。
やはり前日の事は覚えていないのだろう。

「ばあさん転んだんやって。痛いとこは無いんか?」

綿「えっ」

綿子さんは一瞬固まった。
転んだことを覚えてないのか?
それとも翔ちゃんがなぜ知っているのか?と思ったのか?

「今朝、勝手に動いてベッドの横で転んだんやろが。どこも痛いとこは無いんか?」

綿「あぁ、痛いとこは無い」

そんな話をしていたらスタッフさんが来て、綿子さんが転んだ時の状況を話してくれ謝罪をされた。
謝罪をされるとこっちの方が申し訳なくなる。
どうせ綿子さんが言う事を聞かないから起こった事だと思うから。

スタッフさんが目を離した隙の事だから転ぶところを見た人はいないそうだ。
どこに行ったのかと探していたらベッドの横でへたり込んで唸っていたそうだ。
綿子さんによると「マスクを忘れたことに気づいて取りに行っていた」そうだ。
タンスの引き出しに入ったマスクをとるために立ち上がって転んだという事のようだ。

スタッフさんによると綿子さんは車いすにも慣れ、結構自由にウロウロしているそうだ。
廊下の端まで結構なスピードで進んで行くそうだ。
なるほど大分回復したのね。
で、リハビリもしているので立つことは基本出来るそうだ。
が、ふらつきがあったり、車いすをロックするのを忘れることがあるので危険なんだそうだ。
なので動くときはスタッフに声をかけるように言っているが聞いてくれないので今日のような事が起きてしまうそうだ。
今朝トイレに連れて行ったスタッフさんは綿子さんに手を合わせて拝むようにして「お願いだから勝手に動かないでくださいね。わたし達の言う事を聞いてくださいね。こうやって転んだら自分も痛いし、家族にも心配かけるやろ。もし骨折でもしたらまた皆に迷惑かけてしまう事になるからな。頼むから勝手に動ないでね。」と言っていた。
綿子さんは気まずそうに「はい」と答えていた。
ちゃんと分かってる?
ホント勝手な行動は控えてくださいよ。
と言ってもすぐ忘れてしまうんだろうな…。

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昨日の続き

ハルちゃんがゆうくんを連れてやってきた。

「じいちゃんお帰り~」

「おう。それはゆうきか?」

「そうや」

そのあとの会話は続かない。

しばらくすると、突然立ち上がった茂造さん。
おもむろにズボンとオムツを下ろす。
チンチンが丸見えだ。

「チンポが痛い!」

分かったから、見せないで!
そして今度は「これ捨てるんや」と言いながらストーマ袋をもみ始めた。
あいかわらず施設ではお茶を飲まず、水分が不足気味の様で便も硬めのようだ。
袋から出しやすいように揉んでいるのだ。
けど、そこでするのは止めて!!
トイレに行ってからやってくれ!
キョーレツな臭いが立ち込める。
かつおさんが急いでトイレに連れて行った。
トイレで便を排出するのに悪戦苦闘したようだ。
しばらくトイレにこもっていた。
そしてようやく茂造さんがリビングに戻ってきた。

「寒い~!!」

そりゃあね。
トイレは暖房が無いから寒いもの。
やはりこの家、年寄りにはキツイ。

あとでかつおさんに聞いたのだが、やはり便が固くて袋からなかなか出てこなかったんだそうだ。
このところ毎週届ける牛乳を10本に増やしていたのだが、それでも足りないのかな?
もっと増やさないといけないのかしら?
今度スタッフさんに聞いてみなくては。
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12月22日 月曜日

茂造さんの洗濯物の回収にいぶきの森へ。
5時半頃に着いたのだが、茂造さんはすでにベッドの中だった。
目をつむって独り言の真っ最中。
今日の独り言は

茂「それは兄弟や。いや、ほんまの事言うと従兄弟や。まあ、しゃあないが・・・」

何の夢?

で、肝心の洗濯物がなかった。
タンスの中やベッドの下も覗いたが無い。
となりのタンスかな?
えっ?
その時気付いたのだが、隣に誰か入ったようだ。
ベッドの上に布団と毛布があった。
きっと耳が遠い人なんだろう。

詰め所に戻り洗濯物が無かったことを伝えると探してくれた。
まずはトイレへ。
以前、便汚染が頻繁だった時、よくトイレの大きなバケツから取り出して渡されていた。
なので、ゲッ、また便汚染?と思ったが違っていた。
そこには無かったようだ。
ほっ。
そしてスタッフさんはデイルームの奥の大きな収納扉を開けた。
そこから10個くらい袋を取り出していた。
そのうちの一つが茂造さんのものだった。
入浴後、ひとまずここに入れておいて落ち着いてから各部屋に配るようになっているのかな?
今日は配り忘れたようだ。
ま、そういうこともあるだろう。
とにかくノーマルな洗濯物でよかった。
さあ、帰って洗濯だ。
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