かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:バッタリ

4月14日 月曜日

今週かつおさんは出張で不在だ。
なので洗濯物の回収はわたしの仕事だ。
仕事の帰りいぶきの森へ。
今日は茂造さんのだけだ。
洗濯物の入ったレジ袋がずっしり重い。
久々に便汚染だ。
ガックリ。

洗濯のことを考えどんよりしながら玄関に向かっていると廊下で黒田さんにバッタリ会った。
そうだ、黒田さんに会ったら聞いてみたいと思っていたことがあったんだ。
実は綿子さんの指先が紫色に変色していた。
爪も白くなっていたのが以前から気になっていたのだ。
初めて気づいた時はびっくりした。
「痛くないん?」と尋ねたが、本人は「何ともない」と言う。
急ぐことではない様なので機会があったら聞いてみようと思っていたのだ。
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黒田さんに聞いてみたところやはり血のめぐりが悪くなっているためだそうだ。
そういう人はけっこういるそうだ。
脳梗塞を患った方なんかは膝から下が全て紫色だったりするそうだ。
で、対処法としては出来るだけ手を動かして血流を良くすること。
例えばグーパーグーパーを繰り返したり、さすったりしたらいいそうだ。
やはり老健は薬で治すよりは他の方法で改善させることを目指すのね。
なので劇的に改善させることは無理のようだ。
「もう少し暖かくなったら血流も良くなって改善すると思いますよ」とも言ってたし、本人が気にして無いからまぁいいかとは思うが、なにか指先を使うようなグッズでも届けようかなと思ったのだった。
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3月24日 日曜日

昨日は綿子さんの面会のためいぶきの森へ行ったが、入浴前だったため洗濯物が回収できなかった。
今日はいろいろ忙しくしていたので洗濯物を取りに行くのは3時過ぎになってしまった。
もちろんかつおさんと一緒に向かった。
いつものようにかつおさんが玄関で待機し、わたしが中へ入ろうとしていると中から洗濯物の袋らしきものを持った人が出てきた。
ちょうどわたしが自動ドアを開けてあげる形になった。
「ありがとうございます」と言うその人の顔を見て驚いた!
元同僚のA子さんだったのだ。
先日、このA子さんのお母さんと同姓同名の名前を汚染バケツのリストで見て、ひょっとしたら?と思っていたその人だ。
やっぱりあのお母さんだったんだ!

「A子さん」と声をかけると「えっ?」「好子です」「うわ~!久しぶり~」
もう何年ぶりだろう?
あの職場を辞めて以来だから15年以上は経っているはず。
A子さんは以前とちっとも変ってなかったのでマスクをしていてもすぐわかった。
実はA子さんと一緒に働いていた職場は、A子さんのご家族が経営されていたのでお母さんとも面識がある。
従業員に心配りをしてくれる優しく上品な人でわたしもお世話になった方だ。
当時70代だったと思うがとても働き者だった。
あのお母さんがここに入所しているとは。
お元気だった頃しか知らないのでいまいち想像できない。

A子さんの話によると自宅で転んで股関節を骨折したそうだ。
ずっと一人暮らしをされていたのでA子さんが朝晩様子を見に行っていたそうだ。
ある日、いつものように朝訪れると廊下で動けず唸っていたそうだ。
前の晩の遅くに転んだそうだ。
寒い中、動けずに朝までずっと廊下にいたみたいで、下手したら死んでたんじゃないかとゾッとしたそうだ。
それから大きな病院に入院し、手術を受けたが歩けないそうだ。
そういえば綿子さんが骨盤を骨折した時、先生から骨盤だけでよかった、股関節を骨折していたら二度と歩けなくなるところだったと言われたっけ。
高齢者が股関節を骨折すると致命的なようだ。
お母さんはしばらく大きな病院に入院していたが早々に転院を勧められ、転院先を探したがなかなか見つからず、このいぶきの森が受け入れてくれたので本当に良かったと胸をなでおろしたそうだ。
一応、みどり整形にも聞いてみたそうだがお母さんの様子を見に来た途端に「うちでは無理です」と断られたそうだ。
やはりみどりは手のかかりそうな高齢者は嫌なのだろう。

「あそこはイカンわ。先生も偉そうやし」

A「そうそう!」

「あれでもまだマシになった方なんや。以前はもっと酷かったんや」

みどり整形の悪口ですっかり盛り上がってしまった。
それによく聞くとお母さんは91歳、茂造さんと同い年だった。
久しぶりだし、お互い高齢の親の世話をしているという共通の話題もあり話がはずんだ。
いぶきの森の玄関でかなり長い間立ち話をしてしまった。
それにしてもお母さんは茂造さんと同じ2階に入所しているのでA子さんも基本は月曜日と木曜日にここを訪れているのに、たまたま今日、この時間にばったり出くわすとは!
不思議な縁を感じる。
まだまだ話は尽きないが、この後も用事があるので切り上げた。
またゆっくり話したいものだ。
A子さんお互い頑張りましょうね!
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2月16日 金曜日

かつおさんが出張から戻って来た。
実は今週も出張に行っていた。
茂&綿が入所したのでここぞとばかりに出張に行っている。

かつおさんは昨日、麦さんから連絡をもらったそうだ。
昨日の木曜日、麦さんはゆきちゃん(米さんの娘)に誘われて、米さんの面会に行ったそうだ。
ゆきちゃんと一緒にいぶきの森へ行き、この間わたし達が綿子さんと面会した時のように、1階のホールで米さんと会ったそうだ。
そして面会を終え、施設の玄関で靴を履き替えていると、綿子さんとバッタリ会ったそうだ。
スタッフさんと一緒に外に散歩に行っていて、ちょうど戻って来たんだそうだ。
もの凄い偶然だ。
奇跡的にタイミングがあったのだ。
そして少しだが綿子さんとも話が出来たそうだ。
嬉しくてかつおさんに電話をかけてきたのだろう。
麦さんはかつおさんに
「かつおちゃん、綿ちゃんをあそこに入れて正解や!綿ちゃんイキイキしとったわ!」
こう言ったそうだ。
かつおさんはその言葉がとても嬉しかったのだろう。
出張から戻ると一番にその話をしていた。
まあ、米さんは痴呆が大分進んでいて会話もあまり続かないし、ぼーーっとしていたそうなので、なお一層、綿子さんが元気でイキイキと見えたんだろうとは思うが、楽しそうにしていたと聞いて、やはりとても嬉しかったようだ。

それにしても外出禁止中だけど外に散歩に出たりは出来るのね。
それは良かった。
綿子さん外が大好きだもんね。
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