かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:パーキンソン病

9月10日 水曜日

かつおさんは草野マネージャーと綿子さんの介護認定の更新手続きについての打ち合せ&パーキンソン病疑いの件を相談するためにいぶきの森へ行った。
更新手続きの方は特に問題もなく草野さんに任せておけば大丈夫だろう。
なので心配はない。
まさか要介護が外れて要支援になることは無いと思っている。

問題はパーキンソン疑いの方だ。
これまでのことを整理すると
8月26日に綿子さんに振戦(手足が無意識に動くこと)が現れ、いぶきの森より連絡が入る。
翌日、頭部のCTを撮ったが腫瘍なども見られず、異常なし。
なので多分パーキンソン病だろうという見立てとなった。
大前提としていぶきの森=佐藤病院には脳神経外科も脳神経内科もない。
そのためパーキンソン病と確定させるには外部の病院を受診しなくてはならない。
そしてそうする場合は一旦、いぶきの森を退所しなくてはならない。
老健とはそういうところらしい。
分かっているのは以上だ。

で、パーキンソン病についてネット等で調べた結果、治療は薬物療法で少なくなったドパミンとやらを補うのだそうだ。
治療を開始するのは早い方がいいという事だった。
なので治療を受けさせたいとは思うが退所は困る。
それこそ躓きやすくなっているのに、あの段差の多い家で一人で過ごすなんて無謀だと思う。
だからと言ってわたし達が24時間そばについていることは出来ない。
それに一旦退所して、直ぐまた入所できるのか?
それも心配だ。
外部の病院を受診してその日のうちに診断がつくのかも分からないし、もしすぐ診断がついたとしても退所したばかりですぐ入所は出来ないのでは?
何日か開けなければいけなかったりしないだろうか?
一番いいのは、今のまま、いぶきの森に入所したままで確定診断は受けず、パーキンソン疑いのままで投薬治療を行ってもらうことだ。
けどこれってまず無理だろう。
そうは思うがダメもとで聞いてみようと思う。
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8月31日 日曜日

今日もハルちゃんとゆうくんも一緒に4人で茂&綿の面会へ行った。

火曜日にいぶきの森から綿子さんの様子がおかしいと連絡を受け、翌日、CT検査を受けたところ頭部には何の問題もなく、たぶんパーキンソン病だろうと聞いた。
それからネット等でパーキンソン病について調べてみたが、脳の指令を伝えるドパミンと呼ばれる物質が減ることによっておこる病気で、根本的な治療をする方法は無く、対症療法になるそうだ。
基本は薬物治療で減少したドパミンを補充する治療となるそうだ。
で、早期に治療を開始した方がいいとあった。
やっぱり専門医を受診して確定診断を受けるべきか?
けれど一旦いぶきの森を退所して再び受け入れてもらえるのだろうか?
パーキンソン病と診断がついたら一層嫌がられたりしないだろうか?
それにもし、また受け入れてもらえるとしても、それまでの期間どうしたらいいのか?
問題は山積みだ。
でもわたしはまだ手足が勝手に動いているという綿子さんに会っていない。
かつおさんからよく分からない説明を聞いただけだし、まず直接会って様子を見てから考えようと思った。
ハルちゃんにも綿子さんがパーキンソン病かも知れないという話を伝えたら、心配して一緒に会いに行くという事になったのだ。
ハルちゃんも「えっ?土曜日にはなんともなかったやん!急にそんなことなるん?」と驚いていた。
だよね。
ホント信じられない気持ちだ。

いぶきの森に着き、はやる気持ちを抑えながら4階へ向かった。
デイルームに綿子さんの姿はなかった。
近くにいたスタッフさんが「お部屋にいますよ」と教えてくれたので部屋へ向かった。
綿子さんは寝転んでテレビを見ていた。
わたし達に気づくと起き上がろうとしたが、なかなかうまく体が起こせない。
ハルちゃんが手を引いて起こしてあげた。
なんか、弱ってる??
いつもこんなことなかったよね。
一層心配になってきた。

そしてベッドに腰かけるように座ったのだが、ベッドのわきにはセンサーマットが敷いてあった。
これ以前、骨折した時にも敷いてたよね。
絶対安静!動いたらダメよ!と言われていたのに、勝手にベッドから降りるものだから敷かれていたのよね。
今回は歩き始めにふらつきがあって危ないから敷いてあるそうだ。
センサーが鳴ったらスタッフが駆けつけてくるのかな?
ベッドから降りるときはナースコールを押してねと言ったところで、きっと押さないだろうから、こうしたのかなと思う。

綿子さんは「皆来てくれたんやのぉ~」と嬉しそう。
しばらくすると「ここが痛いんや~。なんかなってないか見てくれんか?」と言って服をめくった。
左わき腹が痛いそうだ。
わたしとハルちゃんとで見たがどうもなってない。
傷もないし、赤くはれたりもしていない。

「何ともないで」

綿「ほうな。それならええわ。けど痛いんやが~」

「どうしたん?打ったん?それとも転んだりしたん?」

綿「いや~、転んだんかのぉ?」

なぜ疑問形?
本人がそれじゃ、わたし達には分かりません。
それにしてもお腹周りは相変わらずムチムチだ。
毎食、65gしかご飯食べてないのに痩せないねぇ。
よっぽど代謝が悪いのかしら。
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8月27日 水曜日

かつおさんは半休を取り、午後から綿子さんをCTを撮りに連れて行った。
撮影自体はすぐ終わり、結果もあまり待たずにもらえたそうだ。
そして佐藤病院に戻り、先生に見ていただいた結果、頭部には何の異常もなかったそうだ。

この日、かつおさんが実際に見た綿子さんはスタッフさんが言っていた通り、やっぱりおかしかったそうだ。
手が勝手に動くし、座っている時に足が常に動いていたそうだ。

「手が動くってどういう風に?」

「シルバーカーの持ち手を握っとるやん。その手がバイクのアクセルを吹かしとるみたいにクルクル手首が動くんや」

「へぇ~」

「本人は動かそうと思ってないし、動いとることに気づいて無いようやったわ」

なんか不思議。

で、頭部のCTを撮ったのは頭部に腫瘍などが出来ていないかを見るためだったそうだ。
もし腫瘍が出来ているなら、それが神経を圧迫してこういう事が起きることがあるそうだ。
けれど綿子さんには腫瘍は見られなかった。
という事はどういう事?
どうもパーキンソン病の線が濃厚になったという事らしい。
パーキンソン?
聞いたことあるけど、どんな病気だっけ?
あとで調べてみよう。
で、パーキンソン病の確定診断を受けるには専門医のところでいろいろな検査を受けなければならないそうだ。
佐藤病院では出来ないそうだ。
それで先生は「どうしますか?希望されるなら紹介状を書きますよ」と言ったそうだ。
けどここで問題が!
専門医を受診するには一旦、いぶきの森を退所しなくてはならないそうだ。
えー!!何それ!!
それは困る!!
かつおさんは答えが出せず、とりあえず考えますという事で今日は帰ってきたそうだ。
先生の横にいた看護師さんは「様子見でいいじゃないですか?もう高齢ですし」とあまり受診を勧めないようなニュアンスのことを言っていたそうだ。
う~~ん、どうしよう。
難しい問題だ。
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