かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:ピーナッツせんべい

綿子さんを1階に送り届け2階へ向かった。
次は茂造さんだ。

ガラス扉から中を覗くと茂造さんはデイルームの指定席に座っていた。
まずは中に入る前に詰め所のスタッフさんに来週分の牛乳を渡す。
そして中に入ろうとしたら茂造さんが実況を始めた。

「おっ!戸が開いたが」
「中に入ってきたぞ」
「ほんで閉まった」
「おっこっち来よるぞ」

今日は割と機嫌がいいようだ。

「茂造さんこんにちは」

「わし腹が減ったんや」

おっと、いきなりそれかい!

「そうな。そしたら部屋に行こうで。ええもん持って来たで」

部屋に移動し、ベッドに座らせた。
そして蒸しパンを渡すと「美味い!」とパクパク食べ、あっという間に食べ終わった。

「これも食べる?」

ピーナッツせんべいを見せると

「これは美味い!」

いや、まだ食べてないやん!
蒸しパンよりピーナッツせんべいの方がお好みの様でとても喜んだ。

「美味いのぉ~。美味いのぉ~」

とずっと繰り返し言っていた。
そして今日も入れ歯を外して舐り始めた。
かなり気に入ったようだ。
4枚ほど食べさせたところでかつおさんが「もうええやろ」と言うので止めた。
茂造さんは満腹中枢がやられているようでいくらでも食べる。
それで食べ過ぎては腹が痛いと言い出すのでほどほどで止めないとね。
ホント小っちゃい子供みたいだよね(笑)
ブログアイコン


↓ポチッと押して頂けると嬉しいな(*^ω^*)
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村



蒸しパン2個を食べ終えたタイミングでピーナッツせんべいを出した。

「これも食べる?」

綿「ええん?私コレ好きなんや~」

知ってますって。
だから持って来たんです。

綿「これ置いといて晩に食べるわ」

「だから!置いとくのはダメなんやって。今、食べんのなら持って帰るで」

綿「いや、でもみんな持っとるがな」

「それはルールを破っとる人やがな。そういう事をする人がおるから「食べ物を置いて帰らないでください」って掲示が増えとるんやで。うちは禁止されとることを破ることは出来んから。見つかってここを追い出されたら困るやろ」

綿「そうな」

明らかにテンションが下がった。
が、仕方ない。
これ何回も言うとるで。
こっちも言いたくないんやで。
いい加減理解してほしい。
毎回毎回、トライするなー!

結局綿子さんは渋々食べはじめた。
その間に洗面台が汚れていないかチェックしたりしていた。
花瓶の水を換えるので葉っぱなどが排水口に詰まってないかとか見ておかないと。
すると綿子さんがすかさずティッシュを1枚取り、せんべいを包み始めた。
急いでかつおさんに合図を送る。

「ばあさん!なにしよんや!」

綿「晩に食べるわ」

「イカンって言うたやろが!」

またも渋々食べ始めた。
で、結局2枚食べたところまでは確認したのだが、残りの1枚はティッシュに包んでポケットに入れたようだ。
ちょっと目を離した隙に。
あっという間になくなったし、ティッシュも消えたので間違いないと思う。

「全部食べたんか?」

綿「食べた」

嘘つけ!
そんな短時間で食べ終わる訳ないやんと思うが、わたしもかつおさんもこのやり取りに疲れていたのでポケットを探ることまではしなかった。
ティッシュに包んだせんべい1枚なら他人にあげることもしないだろう。
綿子さんがこっそり食べてのどに詰まらせたときは自業自得という事で…。

綿子さんはバレて取り上げられたら嫌だと思ったのか「そろそろ下におりんと。風呂に入らないかんから」と言い出した。
これはラッキー!
今日は早々に面会終了だ!
ブログアイコン



↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村


↑このページのトップヘ