かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:ラッキー

4階では綿子さんはちょうど歯磨きの際中だった。
ラッキー!
サッサと部屋へ行き、着替えをしまう。
この間せっかく衣替えしたのに薄手のものは全て引き出しに入ったままだった。
念のために残しておいた冬物を着ているようだ。
ガックリ。
体調がイマイチの中、暑いだろうからと衣替えをしに来たのに…。
で、問題のダウンベストは見当たらなかった。
ま、いっか。
洗濯物の袋を拾い、さあ帰ろうとしたところに綿子さんがやって来た。

綿「いつも悪いなぁ」

もうええっちゅうに!

「いいえ。ほな」

とさっさとエレベーターに向かったのだった。

2階では茂造さんがちょうど食事を終えたところだった。
入れ歯を外し、入れ歯に残っている食べ物の欠片をきれいになめているところだった。
見ていて気持ちのいいものではない。
同じテーブルについている人たちに嫌がられているんじゃないかと思う。
けどこれは今更言っても治ないだろう。
周囲の方々申し訳ありません。

そして今日も便汚染なし!!
バンザーイ!!
やっぱり幅広テープのおかげかな?
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5月15日 木曜日

今日もいぶきの森へ洗濯物の回収に。
まずは4階綿のところから。

今日はちょうど食事中だったためか気付かれずラッキー!
焦ることなく着替えをしまった。
いつもこうならいいのに。
ゆったりした気持ちのせいかあることに気づいた。
今度の綿子さんの相方、なんと以前同室になった事がある人だった。
ここに入所して一番初めの相方だった人だ。
ということは今回も仲良くなれないということね。
だって綿子さん、この人のことを「最初によろしくお願いいたしますって挨拶したのに無視したんや!だから口きかんのや」って言ってたもの。
1年も前のことだから忘れてるかしら?
いや、きっと忘れてないだろうと思う。

ホント相方に恵まれない。
ちょっと前まで同室だったかなりボケが進行したおばあさんは話し相手にならなかったし、その次の人のことも「今度の人はどうなん?」って聞いたら「ああ、あの太っとい人なぁ…」と言ってあとが続かなかった。
その口ぶりからあまり好きじゃないようだと察したのだった。
なかなか気の合う人と同室になれず残念だ。
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ひき続き5月1日のこと

午後からはゆうくんの子守りだ。
ハルちゃんはこのゴールデンウイーク明けの7日からいよいよ職場復帰する。
色々準備をするために子守りをお願いされたのだ。

という事で今日の茂&綿の洗濯物の回収はかつおさんの仕事だ。
かつおさんは午後からも田んぼの畦の草刈りや納屋の片付けをしていたのでいぶきの森に行くのはいつもと同じ頃になってしまった。
4階へ行くと綿子さんはちょうど食事中だったそうだ。
ラッキー!
と思ったのだが綿子さんは食事を中断して追いかけてきたそうだ。
そこまでしなくても…。
けど綿子さんはかつおさんに伝えなければとの思いで追いかけてきたのだった。
というのも部屋が変わっていたのだ。

入所して以来、綿子さんはずっと同じ部屋で暮らしていたのだけれど、とうとう部屋替えをしたようだ。
いぶきの森ではどういう基準で部屋を変えるのかは分からないが、時々部屋を変わる事がある。
綿子さんと同室だった人も何人か変わったが、皆退所したわけでなく他の部屋に移っただけだった。
今回は綿子さんが部屋を移ることになったようだ。

移った先の部屋は廊下の一番奥の右手側だそうだ。
この部屋も二人部屋で綿子さんは廊下側だったそうだ。
窓側じゃなくてよかった。
この施設、廊下を挟んで左と右にずらっと部屋が並んでいるのだけれど、右側が西になる。
西日が入ってかなり暑い。
茂造さんの部屋が廊下の右手でしかも窓側にベッドがあるので午後からはぽかぽかどころか熱々なのだ。
茂造さんは自分でカーテンを閉めようとは思いつかないようでいつも日が当たって暑いベッドで寝ている。
ほんと焦げそうなのだ(笑)

綿子さんは部屋が変わったことについてどう思ってるんだろう?
かつおさんによると「トイレが遠くなってのぉ」とちょっと不服そうだったそうだ。
前は廊下に出てすぐのところにトイレがあったものね。
けど綿子さんくらい歩ける人がトイレから遠くなるのは仕方ないよね。
もっと不自由な人を近くに配置するのは理にかなってるもの。

部屋が変わったことで刺激になればいいなと思う。
そのための部屋替えなのかな?って気がした。

そうそうかつおさんもあの小さな手紙を見たそうだ。

「なんやアレ?」

「小学生みたいやろ(笑)」

「ばあさんあれ喜んで大事にしまっとるんやろか?」

「さあ?どうやろ」

まだ小さなお手紙は続いているようだ。

そして茂造さんの洗濯物は相変わらずの便汚染。
はぁ~~~。
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昨日の続き

綿子さんを4階まで送り届け、2階の茂造さんのもとへ向かった。
おやつはさっきコンビニで買った北海道チーズ蒸しケーキだ。
そう、綿子さんが選んだ蒸しケーキだ。

デイルームに茂造さんの姿は無かった。
スタッフさんが部屋にいますよと教えてくれた。
部屋を覗くと茂造さんは爆睡中だった。
さっきのスタッフさんが「さっきやっと寝たところなんですよ」と言った。
今日は朝からずっと「家に帰るんや!!」と騒いでいたそうだ。
茂造さんの「家に帰りたい病」は完治しない。
落ち着いて安定期に入ることもあるが時々急性期がやって来て騒ぎだす。
ここのところ落ち着いてたのになぁ。

しかし急性期になるとスタッフさん達も大変そうだ。
大きな声で「なんで帰らせてくれんのや!!」と叫ばれたらたまったもんじゃないだろう。
そして茂造さんの不穏が伝染して他の入所者さんまで落ち着かなくなってしまう。
本当に申し訳ない。

「やっと寝たところ」を起こすのは憚られる。
なので起こさず帰ることにした。
おやつを食べさせてあげられないが仕方ない。
残念と言いつつも内心わたしもかつおさんもラッキー!と思っていたのだが(笑)

で、今日も便汚染の洗濯物が。
いつまで続くんだー!!
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4月7日 月曜日

今日も洗濯物の回収にいぶきの森へ。
土曜日の面会時、綿子さんは入浴前だったので回収できていない。
なので今日は二人のところを回らねば。

まずは4階へ。
綿子さんはちょうど食事中だった。
食事に集中しているようで気付かれずに済んだ。
ラッキー!

そして2階へ。
茂造さんはもう食べ終わったようでベッドで横になっていた。
けど寝ているわけではない。
いつものように独り言を言っている。

「あれは美味かった~。死ぬまで食べて寝て、食べて寝てしよったらええんや~」

他にする事はないんかい!
なんだか幸せなのか不幸せなのか分からないことを言っていた。
とにかく茂造さんの頭の中は食べる事が大半を占めているようだ(笑)
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