かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:優等生

次に2階の茂造さんのところへ。
今日も茂造さんは部屋で寝ていた。
同室の方もベッドで寝ているようだった。
仕切りのカーテンを閉めていたので顔は見えなかったが。

どうしよう?
隣もいる事だし、起こさず帰ろうかとも思ったが、先週も寝ていておやつを食べさせられなかったので、やっぱり起こすことにした。

「茂造さん、こんにちは。おこわ持って来たで」

「ほぉ」

入れ歯を渡し、栗おこわを渡した。

「美味いのぉ~!」

大きな声が出た。
隣の人が起きないかヒヤヒヤする。
けど大丈夫だった。
やはり耳が遠い方なのだろう。

そして今日の茂造さんは優等生!
「ありがとなぁ」を繰り返し、「気をつけて帰れよ」と言ってくれた。
いつもこうだといいのにね。

これで今日の仕事は全て完了!
はあ~やっとゆっくりできるよ~。
と思ったが、茂造さんの牛乳を届けるのを忘れたいたことに気づいた。
で、もう一度いぶきの森へ向かう事となったのだった…。
ブログアイコン

↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村




昨日の続き

綿子さんがドーナツを食べている間に洗濯物をチェックした。
やっぱり濡れたタオルが入っている。
バスタオルも使っているのでやっぱりお風呂に入ったのだろう。
そしてタンスの棚には先日見た瀬戸内寂聴の本が置いてあった。
もう読んでしまったのだろうか?

「綿子さん、この本読んでしもたん?」

綿「それなぁ、ここの人が退屈なやろって持って来てくれたんやけど読む気にならんのや。もう返そうと思っとるんや」

やっぱりか。
こうなるような気はしてたよね。

「ところで綿子さん、ここに濡れたタオルが入っとるからやっぱりお風呂に入ったんと違う?」

綿「そうやったんかなぁ」

そういえば昨日かつおさんが言ってたっけ。

「ばあさん、コルセットが痛いからか勝手に除けてしまうんやってスタッフの人が言うとったわ。見つけたら除けたらいかんでって言うて付け直してくれとるんやって。けどばあさんは自分が除けたこと憶えてないんやって。スタッフさんが言うには昨日のことなんかほとんど忘れとるんやって」

そんな事を言っていた。
やっぱりボケが進んでいるのかな。
今日だって昨日か今日、着替えたことを憶えていない。

昨日かつおさんからその話を聞いた時は

「へぇ~、でもかえってええんと違う。綿子さんがボケとるってスタッフさん達がしっかり認識してくれて。それなら要支援に戻る心配も無くなるやん」

そう言ったのだった。
実は綿子さん、いぶきの森の入所者さんの中では優等生で、たまにボケボケ言う事はあるが足腰もしっかりしてスタッフさんのお手伝いができるので次回の介護認定では要支援になるかも知れないと言われていたのだ。
要支援になったらここを出なくてはならない。
それは非常に困る!!
そんなことになったらどうしようと思っていたのだ。
なので今回、結構ボケてることが皆に伝わって良かったと思ったのだが、もしかすると以前よりかなり進行したのかもしれない。
退所の心配はなくなったがこれはこれで心配だ。
ランクダウンすると困るのだ


帰りにスタッフさんに確認したらやっぱり昨日お風呂に入っていた。
ヤバいなぁ。

綿「ずっとテレビつけとるのもあれやからなるべく消すようにしとるんや」

イヤイヤ、しっかりテレビを見て刺激を受けてくれ!

「どれだけ見ても料金は一緒やからな。我慢せんでええで!」

頼むからテレビを見てください!!


↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村



引き続き2月22日のこと

かつおさんはとりあえず茂造さんに
「おかんは入院したから、しばらく帰って来んからな」
と伝え、病院へ向かった。
夜間入り口で看護師さんに荷物を渡して、お願いしてきたそうだ。
まだまだ病棟には入れない。

そして家に戻ってきたので二人で茂造さんちに向かった。
今日から一人になる茂造さんが心配だ。
今年に入ってからストーマ袋の穴を閉じ忘れたり、生肉を食べたりと問題行動が増えてきたので、茂造さんの部屋にも見守りカメラを設置しようと思って、先日もう一台買ってきていた。
それを早く設置しよう。

茂造さんはもうベッドで寝ていた。
悪いけど照明をつけさせてもらう。
茂造さんは気付かないようで寝ていた。
静かにカメラを設置し、Wi-Fiの設定などを行っていたら茂造さんがガバッと起き上がった。
わたし達のことは気にも留めず、いつものようにチンチンを出しながらトイレへ向かう。
しばらくすると戻ってきた。
しかし5分もするとまた同じ様にしてトイレへ向かう。

「ションベンが出ると思うのにトイレに行ったらちょっとしか出んのや。ほんで寝よったらすぐジョンベンに行きとうなるんや」

本当に何度もトイレとベッドを行ったり来たりしている。

「そこの扉開けといてくれ。いちいち開けるのが面倒くさいが」

「開けっ放しにしたら寒いやろが」

「そらしゃあないやろが、我慢するわ」

いっそトイレの横にベッドを置こうかしら。

そしてようやくカメラの設置が終わったので茂造さんに声をかけた。

「茂造さん、綿子さん入院したからな。しばらくは帰って来れんのやで」

「えーーっ!!どうしたんや?どこが悪いんや?」

「病気でなくてケガや!肋骨が折れとるんやって」

「ほうか」

「だから入院したんや。今日から茂造さん一人やからな。晩ごはんは宅配弁当が納屋に届くから、前みたいに自分で取りに行きなよ。新聞も自分で取りに行くんやで。朝ごはんは持ってくるし、洗濯はしてあげるからな。頑張りよ!」

「はい!頑張ります!!」

ムッチャいいお返事が返ってきた。
返事だけは超優等生だ。
やれんのか?

一昨年は宅配弁当を納屋から取ってくることも、朝、新聞を取ることも出来ていた。
けれど昨年、綿子さんが退院して家に居るようになると、全部綿子さんがやっていたので、ここ一年、茂造さんはこういった事をやっていなかった。
ブランクがある。
ちゃんとできるだろう?
とにかくなんとか頑張って欲しい。


↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村




↑このページのトップヘ