かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:分かる

7月12日 日曜日

今日はハルちゃん一家がうちの庭でプール遊びをしにやって来た。
ゆうくんは10時過ぎからがっつりプールで遊んで大喜び。
お昼ご飯を食べるとすやすやお昼寝してしまった。
ゆうくんと一緒にハルちゃんも。
それで残ったわたしとかつおさんと数くんとでいぶきの森へ茂&綿の面会に行くことに。
なかなかない組み合わせだ。

まずは綿子さんから。
いつものように4階のエレベーターホール横で面会開始。
わたしはタンスに着替えをしまいに部屋へ行った。
が、エレベーターホール横は部屋から近いので話声はしっかり聞こえる。
かつおさんが綿子さんに「これ誰か分かる?」と聞いていた。
これというのはもちろん数くんの事だ。
すると綿子さんは「分かるで。娘さんの旦那さんやろが」と答えた。
凄い!
分かってんじゃん!
数くんは仕事の都合でなかなかここに来ることは無いし、ここのところちょくちょく来てはいたが
ハルちゃんが一緒でなくても分かるとは大したもんだ。
けど娘さんって(笑)
ハルちゃんは自分の孫やん。
しっかりしてるようでちょっと微妙。

そしてわたしも合流し4人で面会を。
すると綿子さんが数くんに「ゆうくん大きんなったんな?」と尋ねた。
えっ?

「先週会うたばっかりやん」

そう言うとポカンとした顔になった。

「先週もゆうくんここに来たやん。一緒にここでプリン食べたやん」

しばらく考えていたようだが「ああ」とようやく思い出したようだった。
やはり短期記憶がヤバくなってるようだ。
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茂造さんはいつものようにベッドに寝転び、目を瞑って独り言中。
その横で着替えをタンスにしまっていたら、突然目が開いて「来てくれたんな」と言った。
えっ?
いつもは全然気づかないか気付いても反応なしでこんな事言ったこと無かったのに。
ビックリして思わずしどろもどろになりながらも「服、ここにしまっとくわな」と言って、スタッフか誰か分からないような返事をした。
すると茂造さん

「連れて帰ってくれるんやろ」

なんで今日に限ってわたしが家のもんだと分かるんだ!
いつもスタッフ扱いのくせに。
まいったなぁ。
とりあえず「今日は無理や。また今度な」と言ってそそくさと退散したのだった。
追いかけてはこなかったのでホッ。
あ~ビックリした。

そうそう、今日は茂造さんのタンスに見慣れないセーターがあった。
茂造さんの物じゃないのは確実。
セーターなどざぶざぶ洗えないものはラインナップに無い。
いつ便汚染になるか分からないもの。
名前を探したがどこにも無かった。
なので詰め所にいたスタッフさんに渡した。

ス「あ~〇〇さんのやな」

相方のものだった。
やはりあのおじいさんも重症のようだ。
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ところで二人の様子は?というと
茂造さんはいつも通り。
綿子さんは「わし一人ではつまらなそうやったわ」とのことだ。
複数で行かないと話題もないし会話も弾まないよね。
分かるわ~。

わたしも毎週実家の両親を買い物に連れて行く時、話すことがなくて困るもの。
たまに会うくらいなら色々話すことも見つかるけど、毎週だとホント話題がなくて。
で、母の話すことといえば父のグチだし、父は耳が遠いので車内の会話はほぼ聞こえてないから会話にならない。
最近、毎週の買い物がかなり苦痛になっている。
たまにかつおさんが一緒に行くことがあるが、かつおさんがいると、会話が生まれるし母もグチなどネガティブなことを言わなくなるのでありがたい。

わたしもなるべく茂&綿の面会に同行するから、かつおさんも実家の両親の買い物できるだけ同行してくださいね。
持ちつ持たれつでよろしく。
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昨日の続き

綿子さんの次に茂造さんのところへ。
翔ちゃん的にはもう茂造さんの面会はどうでもいいそうだ。
顔を見せたところで誰だか分からないし、喜んでくれるわけでもないので行く必要ある?って感じなのだ。
そうだよね。
分かるよその気持ち。
わたしのことだって誰か分かってないし、多分スタッフの一人だと思ってるようだし、ほぼほぼ義務で行ってるようなものだ。

いつも腹ペコの茂造さんにせめて1週間に1回はおやつを食べさせてあげようというのが毎週訪問する大きな理由だ。
綿子さんのところへ面会に行くのもおやつが大きな目的だ。
で、かつおさんが一人で行くよりは二人で行った方が少しは会話のきっかけが掴めるだろうと思って同行している。

今日もおやつを食べさせるために茂造さんのところにも寄ることにした。
2階でエレベーターを降りたところで看護師の大井さんにバッタリ会った。

大「ちょうどいいタイミングですね!さっきまたパウチが爆発しちゃって着替え終わったところです~」

「えっ!また爆発したんですか。いや~申し訳ありません」

今使っているパウチは漏れたりせずしっかり密着しているからか時々爆発する。
便が一杯で爆発するのではなく、パウチの中にガスが溜まって爆発するそうだ。
ガスと言うのは普通の人でいうおならだ。
おならがパウチの中に出て、それが行き場が無くてパウチがパンパンになって爆発するそうだ。
便はある程度、量が推測できて捨てるタイミングが分かるけど、ガスだと読めないよね。
そして爆発すると着ている服の全てが便にまみれてしまい、総着替えとなってしまう。
しかも臭いがキョーレツなのだ。
本当、爆発後の処理をするスタッフさんには申し訳ない。

ガラス扉を開けて中に入るとまだ便臭が漂っていた。
ここまで臭ってるなんて相当だよね。
入所者の皆さんにも申し訳ない気持ちになった。
本当にすみません。

不幸中の幸いは、ついさっきの事なので服は汚れたばかりだという事。
なので洗濯がいつもの便汚染に比べると楽だ。
時間が経ってないので割と簡単に臭いが取れるのだ。
良かった点はそこだけです…。
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3月7日 土曜日

今日はかつおさんが一人で茂&綿の面会へ行った。
というのも、ハルちゃんも数くんも仕事でゆうくんの子守りを頼まれたのだが、ゆうくんは火曜日からインフルエンザに罹ってしまったため面会には行けないのだ。
という訳でかつおさん一人でいぶきの森へ。
そうそう、茂造さんのパウチは昨日ようやく届いたので今日持って行った。
先週の木曜日に注文を依頼されてからもう1週間以上経っている。
ちょっと遅すぎじゃない?
次回からは依頼されたらすぐ注文してくださいね。

いぶきの森から戻って来たかつおさんに二人の様子を聞いた。
綿子さんはあまり変わりなかったそうだ。
かつおさん一人なのであまり話も盛り上がらずだったそう。

「そうそう、歌の本はほんまに喜んどるわ。今日も枕元にあったわ。ばあさんがよっちゃんによろしく言うとってって」

綿子さん、あの本を買ってきたのがわたしだってちゃんと分かってるんだ。
ボケていてもそういう事は分かるのね。
凄いじゃん!

茂造さんは今日もかつおさんの事が分からず。
「わしの息子は秀夫や。〇〇におるんや」と言ったそうだ。
どうしても秀夫=息子から秀夫=弟に修正できない。
父親や伯父の名前と関係性はちゃんと覚えているのに、なんで秀夫さんだけ息子になってしまったんだろう。
ホント不思議だ。

あと茂造さんの隣のベッドが空になっていたそうだ。
転所したのかそれとも亡くなったのかは分からない。
茂造さんの相方、もう何人代わったっけ。
茂造さんはここではもう割と古株なのかも。
まだまだ長生きして一番の古参になったりして。
喜ばしいような、怖いような…。
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